【あっちゃ〜】ウッカリ「免許の更新期間」が過ぎちゃった時の対処法を教えます!

次回の免許証の更新、いつだったか憶えていますか? 誕生日が基本ですから、忘れることは無いなんて思いがちですが、何年後の誕生日だか憶えていますか? 免許証の有効期間は違反の履歴によって変動しますので、人によって違いますし、同じ人でも3年の場合と5年の場合があります。“3年だと思っていたら5年だった”は良いですが、その反対はアウトですよ。今一度お持ちの免許証を確認してみて下さい。

免許更新期間について

出典: https://www.npa.go.jp/annai/license_renewal/home.html
運転免許には有効期限があります。みなさんがお持ちの免許証にも有効期限が記載されていますよね。まさかとは思いますが、過去の日付になっているなんてことはありませんか? ここは未来の日付でないと大問題ですよ。
この有効期限が切れる前に更新しなければ、運転免許証は無効になってしまいます。もちろん運転をしてはいけません。ペーパードライバーの方が“どうせ乗らないから切れても良いんだけど”なんて言っているのを聞いた事がありますが、お金を払って取得した免許を失効させてしまっては勿体ないですよね。もしまた運転する日が来たら、また免許を取得しなければなりません。
面倒かもしれませんが、せっかく取得した運転免許ですからいつでも使えるように更新しておきましょう。

更新可能な期間は2ヶ月ある

ではその免許の更新ですが、いつすれば良いかご存じですか?
私の年代は、“誕生日の1ヶ月前”と教わりました。30代の方は、ちょうど切り替わりの時期だったと思います。20代の方は、“誕生日の前後1ヶ月”と教わりましたよね。平成14年6月に道路交通法が改正されて、それまで“誕生日の前1ヶ月間”とされていた更新期間が、“誕生日の前後1ヶ月”ととなりました。つまり、2ヶ月間の猶予があるということです。
例えば、2月15日が誕生日の人は、1月15日から3月15日の間に更新手続きができます。免許証の有効期限の欄には誕生日の1ヶ月後の日付が記載されていますので、“有効期限の2ヶ月前から更新出来る”という表現の方がわかりやすいかもしれません。
ちなみにこの有効期間の末日が、土曜日、日曜日、祝祭日、年末年始等の休日に当たるときは、これらの日の翌日まで有効になります。

改正以前は更新期間が1ヶ月でしたし、平日しか対応して貰えませんでしたから仕事の休みを調整するのが大変でした。そういう声が多かったから改正されたのだと思いますが、改正後は猶予期間が倍の2ヶ月になりましたし、日曜日に対応してもらえるようになりましたので助かりますね。

有効期間は人によってまちまち

(1)新規に免許を取得した人
免許証の有効期限欄が若葉色をしていますね。この場合は有効期間は3年ですので、取得した日から3回目の誕生日+1ヶ月が期限の末日になっているはずです。そして、更新すると有効期間は3年間です。残念ながら、いくら無違反で過ごしていても、初めての更新のときは有効期間は5年間にはなりません。

(2)過去に更新をしたことがある人
有効期限欄が青色かゴールドの人です。過去の違反の有無によって下のA〜Cに分かれます。

・A. 過去5年間の間に違反が無く、危険運転致死傷罪等も犯したことがない方は、更新後の有効期間は5年間になります。“優良運転者”を示す“優良”の文字が記載されて、有効期限欄がゴールドになります。あこがれの“ゴールド免許”ですね。

・B. 過去5年間に軽微な違反(反則点数3点以下)が1回だけの方も、更新後の有効期間は5年間になります。残念ながら“優良運転者”とは認められず、有効期限欄は青色です。

・C. 過去5年間に1点以上の違反が2回以上、もしくは6点以上の違反があった方は、更新後の有効期間は3年間で有効期限欄は青色です。

これとは別に高齢者の場合は別の規定があります。
70歳で、過去5年間無違反か軽微な違反が1回のみの方は、更新後の有効期間は4年間です。2回以上、もしくは6点以上の違反があった方は、更新後の有効期間は3年間です。
71歳以上の方は、前歴に関係なく有効期間は3年間になります。 【ドライバーの憧れ】「ゴールド免許」のメリットや取得条件を伝授!【条件と特典、有効期間と更新方法、ブルーとの差】|GOIN[ゴーイン]
運転免許証に3つの色があるのはご存知ですよね。今回はその中でも優良ドライバーの証とされる【ゴールド免許】についてご紹介します。ゴールド免許の条件とは? 特典とは? 実態とは? 知れば知るほどお得な情報がいっぱいですよ。

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無違反期間を確認

上の項では“過去5年間”と書きましたが、厳密に言うと起算日は“更新年の誕生日から41日前”です。この日から遡って過去5年間に違反がなければ、5年間有効のゴールド免許証がもらえます。軽微な違反が1回だけの人は5年間有効の青色免許証です。
言い換えれば、更新年の誕生日から数えて41日以内に違反をしてしまっても、その年の更新には影響しないということです。5年間有効のゴールド免許証が受け取れます。ただその次の更新のときにはその違反が数えられますので、5年間無違反で過ごしても青色免許証(有効期間は5年間)になります。
つまり、ただひたすらに無違反を続けなければ、ゴールド免許証の更新はできないのです。なかなか厳しいですね。

ペーパードライバーが優遇される?

現在の決まりでは、免許をもっているけど実際には運転しない人、いわゆる“ペーパードライバー”は優良ドライバーでいられることになりますよね。普段乗らない人がいざ運転をするとなるといささか不安がありますが、現状では“乗らない”=“違反・事故がない”には違いがありませんからゴールド免許証になります。

お財布に関わること

有効期間が長い方が更新の頻度が下がりますから、更新に必要な費用を抑えることができますよね。更新手数料は2,500円ですから、これを3年ごとに払うか5年ごとに払うかの差が出ます。いえいえ、更新時には講習も必要で、それぞれに受講料も違います。

・初めての更新の人:120分講習で1,350円
・ゴールド免許証がもらえる人:30分講習で500円
・青色5年有効免許証がもらえる人:60分講習で800円
・青色3年有効免許証がもらえる人:120分講習で1,350円
・高齢者講習は3時間で、74歳以下の人:5,600円、75歳以上の人は5,850円

違反が多いと更新頻度が上がり、講習時間が長くなり、受講料も高くなりますので、無事故無違反に努めましょう。

もうひとつお財布に関わることがあります。それは、任意保険です。
車をお持ちの方は任意保険に加入されていると思いますが、免許証がゴールドか青色かで保険料が変わります。ゴールド免許証=事故率が低いという解釈なのでしょう。事故をして任意保険を使うと保険料が上がり、免許証の色も青色になって割引が受けられない。お財布にはとても厳しい話ですね。

お金で制裁することがいいとは思いませんが、とはいえ罰則がなければ統制がとれないのも頷けます。お財布のためにも違反や事故をしないように運転しましょう。

更新期限までに他種別の免許を取得した場合

別の種類の免許を取得した場合、有効期間はどうなるのでしょう。
例えば、16歳で自動二輪の免許を取得した人が、18歳になって普通自動車免許を取得したとか、普通自動車免許を持っている人が、大型自動車の免許を取得した場合などです。

有効期間は引き継がれない

新たに免許を取得した日から有効期間が与えられますので、その時点で現在の免許証の有効期限は無効になります。この場合も過去5年間の違反履歴次第でゴールドか青色か、5年間有効か3年間有効なのかが分かれます。

例えば、平成30年8月20日が有効期限の免許証を持っている人(つまり誕生日7月20日ですね)が、新たな種類の免許を平成28年2月25日に取得する場合で考えてみましょう。更新年の誕生日から41日前が起算日ですから、平成30年6月9日が起算日になります。この日から遡って5年間、つまり平成25年6月9日以降に違反がなければ平成35年8月20日まで有効のゴールド免許証がもらえる状況でした。

対して、平成28年2月25日に新たな免許を取得すると、その日から遡って5年間の違反履歴を見られますから、平成23年2月25日以降に違反が無ければ平成32年8月20日まで有効のゴールド免許証がもらえます。
ですが、平成23年2月25日~平成25年6月9日の間に軽微な違反が1回でもあれば平成32年8月20日まで有効の青色免許証になりますし、1点以上の違反が2回以上もしくは6点以上の違反があった場合は平成30年8月20日まで有効の青色免許証になってしまいます。



期限内に更新できなかった!忘れてしまった!

うっかり更新を忘れてしまうこともあるでしょう。3年とか5年とか比較的長い有効期間ですから、可能性は十分ありますよね。更新するのを忘れて有効期限を過ぎてしまった場合はどうなるのでしょうか。

運転したら、モチロン無免許運転です!

有効な免許証を持っているけど、運転時に携行するのを忘れた! と言う場合は“運転免許証不携帯”になりますよね。ところが、有効期限を超えた免許証は“無効”なんです。つまり、免許自体が無いのと同じ扱いを受けますから、そのまま運転してしまうと無免許運転になります。
無免許運転が発覚すると、3年以下の懲役または50万円以下の罰金が科されます。

ちなみに、免許を持っていないことを知りながら車を貸した場合、貸した車の所有者に対しても3年以下の懲役または50万円以下の罰金が科せられます。また、無免許運転になることを知りながら送迎を依頼したり同乗した場合には、1年以下の懲役または30万円以下の罰金が科されます。
いずれの場合も反則金制度の適用外ですから、刑事事件として処理されることとなります。つまり“前科”を持つことになるのです。
【人生が台無しに…】「無免許運転」が引き起こす悲劇【実はこれも無免に該当!厳しい罰則と処分!幇助行為もダメ!】|GOIN[ゴーイン]
たまたまTwitterを見ていたら数年前にあった無免許運転告白ツイート事件のニュースが流れていました。気になって無免許運転で検索してみると、2016年に入ってからも既に数件のニュースが出ています。今回は無免許運転とはどのようなものが該当するのか、同乗者などに罪はあるのかなどをまとめていきたいと思います。人身事故を起こしてしまった場合、億単位の賠償金が発生することがあるので注意が必要です!

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有効期限が切れたときの対処

原則として、新たに免許を取得する必要がありますが、失効してからの期間によっては再取得の際の試験の一部が免除されます。

●失効後6カ月以内の場合
技能試験及び学科試験が免除されます。“特定失効者に対する講習”を受けて新たな免許証が交付されます。

●失効後7~12カ月の場合
大型自動車、中型自動車又は普通自動車免許に限り、仮免許の技能試験及び学科試験が免除されます。つまり、仮免許試験に合格した状態から始めることができるということです。仮免許で5日間以上の路上練習をした後、試験場で学科試験及び技能試験を受ければ新たな免許証が交付されます。または指定自動車教習所に“仮免持ち入所”をして2段階からの教習を受けることもできます。

●失効後1年を越えてしまった場合
試験の免除を受けることはできず、新規に免許試験を受けなければなりません。

更新出来ない「やむを得ない」理由があるときは

運転免許の更新が出来ない“やむを得ない理由”があるときには、そのやむを得ない事情が終わってから1ヶ月以内かつ失効から3年以内に限り技能試験及び学科試験が免除されます。
具体的な「やむを得ない理由」とは下記のような理由です。

・海外旅行、災害
・病気にかかる、又は負傷したこと
・法令の規定により身体の自由を拘束されていたこと
・社会の慣習上又は業務の遂行上やむを得ない用務が生じたこと

もちろん、やむを得ない理由の事実を証明しなければなりませんので、医師の診断書や海外旅行に行っていた事実のわかるもの(パスポートなど)などが必要です。

特例として、やむを得ない事情が平成13年6月20日(改正道路交通法の公布日)前に生じた方については、当該事情が終わってから1か月を経過しない期間内であれば、失効後3年を経過しても技能試験が免除されます(学科試験は受けなければなりません)。

こぼれ話(運転経歴証明書について)

出典: http://www.keishicho.metro.tokyo.jp/kotu/hennou/hennou.htm
運転経歴証明書 運転免許証と言えば、“身分証明書”として使うことも多いですよね。公の施設が発行する顔写真入りの書類ですから、身分を証明する書類としてはこの上ないと言えます。ですがこれも有効期限内に限った話で、有効期限の切れた運転免許証は身分証明書としても無効なのです。
役所で本人確認を求められた時や、銀行で新たに口座をつくるときの本人確認などの際には利用できません。住所が移転した場合の変更届けなども含めて、身分証明書としての機能を満たす上でも免許証の正しい保有を心がけましょう。

ちなみに、身分証明書として使うためだけに免許証を持っている人がいますが、平成24年4月1日以降に交付された“運転経歴証明書”は身分証明書として利用できます。もうこの先クルマを運転することはないと言う方は、運転免許証を返納して運転経歴証明書を受け取れば大丈夫です。運転経歴証明書には有効期限がありませんので、ずっと使い続けることができます。

まとめ

過去の違反履歴によって有効期間が変化しますから、人によってまちまちで煩雑な内容ですよね。3年だったり5年だったりでどっちだったかわからなくなってしまったりします。まずはお持ちの免許証の有効期限を確認しましょう。忘れてしまうのはダメですが、そうでなくても何かの理由で期限を過ぎてしまうことは起こりがちです。満了する日の2ヶ月前から更新手続きができますから、余裕を持って日程を考えましょう。