【正しい表記はコレ】持ってる運転免許、履歴書にはこう書きましょう!【一種と二種の違い、普通・中型・大型の差、限定条件】

履歴書の資格欄に運転免許を書こうとすると、「どう書いたら良いのかわからない」と悩んだことはありませんか? そこで、免許証を確認して、「正式名称と取得日」「各種運転免許の内容と記載方法」「中型免許(2007年以前の取得者)」やその他の区分、そして、正式名称はどう表記するのかについて順番に見ていきましょう。

まずは自分の運転免許証を見てみよう!

出典: https://www.npa.go.jp/annai/license_renewal/home.html
履歴書に運転免許を書くときは「正式名称」と「取得年月日」を記載します。ではどこを見れば良いのでしょうか? まずはお持ちの運転免許証を見てみましょう。運転免許証の下半分には、免許番号から順に、「二・小・原」「他」「二種」と日付が順番に並んでいます。その右側に種類という欄があって、全部で14種類の名称が書かれています。

免許の種類っていくつあるの?

免許の種類については、詳細に分けると「3区分、17種」となります。免許証に記載の「種類は」14種です。

◯3区分
 第一種運転免許「第一種免許」
 第二種運転免許「第二種免許」
 仮運転免許「仮免許」

◯第一種免許
 大型自動車免許「大型免許」
 中型自動車免許「中型免許」
 普通自動車免許「普通免許」
 大型特殊免許「大型特殊免許」
 大型自動二輪免許「大型二輪免許」
 普通自動二輪免許「普通二輪免許」
 小型特殊自動車免許「小型特殊免許」
 原動機付自転車免許「原付免許」
 牽引免許

◯第二種免許
 大型自動車第二種免許「大型第二種免許」
 中型自動車第二種免許「中型第二種免許」
 普通自動車第二種免許「普通第二種免許」
 大型特殊自動車第二種免許「大型特殊第二種免許」
 牽引第二種免許

◯仮免許
 大型自動車仮免許「大型仮免許」
 中型自動車仮免許「中型仮免許」
 普通自動車仮免許「普通仮免許」

【免許証記載の種類】
1.大型〜大型特殊
2.中型〜中型自動車
3.普通〜普通自動車
4.大特〜大型特殊
5.大自二〜大型二輪
6.普自二〜普通二輪
7.小特〜小型特殊
8.原付〜原動機付自転車
9.け引〜けん引
10.大二〜大型二種
11.中二〜中型二種
12.普二〜普通二種
13.大特二〜大型特殊二種
14.け引二〜けん引二種 「免許の種類」を全部リストアップ★運転OKな車種との関係【各種の取得条件、国際免許、知ってお得なゴールド免許など】|GOIN[ゴーイン]
みなさんはいくつ免許を持っていますか? 生活や仕事に欠かせない大切な運転免許の数々。気になる取得条件や方法は? この記事では運転免許の区分、「普通免許」から「原付」や「大型二輪」など全部で11種類の自動車区分、海外でレンタカーを借りたい時必要な「国際免許」。最後は意外と知らない免許証のカラーの意味と運転者区分についてご説明します!

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取得年月日はどこに載っている?

取得年月日はどうでしょう? 免許証には「二・小・原」「他」「二種」と上から順番に並んでいるのですが、「二・小・原」は二輪関係、「他」が四輪関係、「二種」はそのまま二種関係の免許取得日です。しかし、四輪でも「大型」「中型」「普通」とありますから、何時とったのかがわからない時があります。そんな時に確認するには2つの方法があります。

取得年月日を確実に確認する2つの方法

【1】ICチップ記載情報の閲覧
ICチップ入の運転免許証は、2007年から2010年に段階的導入がされました。おそらくICチップの入っていない免許証を持っている方は少ない思うのですが、免許更新時に「暗証番号」を設定し記憶があれば、ICチップが入っています。警察署か免許センターに設置された端末を使用して確認することができます。

【2】運転免許経歴証明書
2007年以前の免許証にはICチップのチップが入っていないので「運転免許経歴証明書」を入手します。警察署や交番に行くと「証明書申込用紙」が備え付けてあるので、それに必要事項を記載し、手数料(1通630円)とともに郵便局か直接運転免許センターで申し込むと、郵送で送られてきます。



履歴書にはどう書けばいいんだろう?

免許証に記載の「種類」に14種類あることはお話しました。では、自分の持っている運転免許資格の正しい名称はどう書けば良いのでしょう。上記の「種類」が基本となります。例えば「普通」と記載されている場合は、

「普通自動車免許」
「普通自動車運転免許」
「普通自動車第一種運転免許」

と3通りの書き方がありますが、正確に書くと最後の記載例となります。いずれにしても、履歴書を提出する先がどこまで求めているかによって変わってきます。旅客運送関係の会社に就職するために提出する際には第一種と第二種の記載は重要ですね。

第一種と第二種はどう違う?

ここで気になるのが、第一種と第二種の区別です。

1.第一種運転免許
自動車や原動機付自転車を一般的な目的で運転する場合に必要な免許

2.第二種運転免許
バスやタクシーなど旅客自動車を旅客運輸のため運転する場合や、運転代行業務として自動車を運転する場合に必要とされる免許(ただし、旅客運送を伴わない運転であれば、第一種免許で運転できます)

簡単に言えば、「旅客運送」(人や物を場所的に移動させるサービス業のうち人を運送するのを旅客運送業といいます)目的で運転するか否かが分かれ目です。

自動車の種類がよくわからない?

道路交通法施行規則(第二条)に規定された自動車の種類は次のとおりです。

1.大型自動車
大型特殊自動車、大型自動二輪車、普通自動二輪車及び小型特殊自動車以外の自動車で、車両総重量が11,000キログラム以上のもの、最大積載量が6,500キログラム以上のもの又は乗車定員が30人以上のもの

2.中型自動車
大型自動車、大型特殊自動車、大型自動二輪車、普通自動二輪車及び小型特殊自動車以外の自動車で、車両総重量が5,000キログラム以上11,000キログラム未満のもの、最大積載量が3,000キログラム以上6,500キログラム未満のもの又は乗車定員が11人以上9人以下のもの

3.普通自動車
車体の大きさ等が、大型自動車、中型自動車、大型特殊自動車、大型自動二輪車、普通自動二輪車又は小型特殊自動車について定められた車体の大きさ等のいずれにも該当しない自動車

4.大型特殊自動車
カタピラを有する自動車(内閣総理大臣が指定するものを除く)、ロード・ローラ、タイヤ・ローラ、ロード・スタビライザ、タイヤ・ドーザ、グレーだ、スクレーパ、ショベル・ローダ、ダンパ、モータ・スクレイパ、フォーク・リフト、ホイール・クレーン、ストラドル・キャリア、アスファルト・フィニッシャ、ホイール・ハンマ。ホイール・ブレーカ、フォーク・ローダ、農耕作業用自動車、ロータリ除雪車、ターレット式構内運搬車、自動車の車台が屈折して操向する構造の自動車及び内閣総理大臣が指定する特殊な構造を有する自動車(特殊自動車)で、小型特殊自動車以外のもの

5.大型自動二輪車
総排気量0.400リットルを超える内燃機関を原動機とする二輪の自動車(側車付きのものを含む)で、大型特殊自動車及び小型特殊自動車以外のもの

6.小型特殊自動車
特殊自動車で、斜体の大きさが下欄に該当するもののうち、15キロメートル毎時を超える速度を出すことができない構造のもの
*車体の大きさ
長さ:4.7メートル以下、幅:1.7メートル以下、高さ:2.0メートル(ヘッドガード、安全キャブ、安全フレームその他これらに類する装置が備えられている自動車で、当該装置を除いた部分の高さが2.00メートル以下のものにあっては、2.8メートル)以下

「普通自動車運転免許」を履歴書に書く場合

普通自動車というのは、車両総重量が5トン未満、最大積載量が3トン未満の貨物車、又は車両総重量が5トン未満で乗車定員が10人以の車両です。「MT(マニュァルトランスミッション)」と「AT(オートマチックトランスミッション)限定」の2種類があります。最も一般的な運転免許で初めて「車の免許をとる」というと、この普通自動車免許が一般的です。18歳から取得可能です。

運転免許証の種類欄に「普通」と記載されていれば、「普通自動車免許」となります。第一種免許になるので「普通自動車第一種運転免許」と書くのが正確な記載といえます。

「限定」(AT限定)については、近年、業務車両でマニュアル車は少なくなってはいますが、正確を期するなら記載したほうがベストだといえます。

【正式な表記】
「普通自動車第一種運転免許」



「中型自動車運転免許」を履歴書に書く場合

免許の種類に「中型」、免許の条件等に「中型車は中型車(8t)に限る」と記載されている方は、2007年以前に普通免許を取得した方です。正式名称は「中型自動車免許」となります。2007年6月の道路交通法改正によって、普通自動車免許で運転できる車両車両総重量が5トンまでとなったことから、それまでに普通免許を取得していた方については、8トンまで運転が認められているのです。

【正式な表記】
「中型自動車免許(8t限定)」「中型自動車第一種運転免許(8t限定)」「普通(現 8トン限定中型)自動車第一種運転免許」 のいずれかを記載して下さい。

2017年6月に「準中型自動車免許」が新設される!

簡単に現行の運転区分を列挙します。

【普通自動車免許】
運転できる種類:普通自動車
車両総重量:5トン未満
受験資格:18歳以上

【中型自動車免許】
運転できる種類:中型自動車
車両総重量:5トン以上11トン未満
受験資格:20歳以上、普通免許保有等通算2年以上

【大型自動車免許】
運転できる種類:大型自動車
車両総重量:11トン以上
受験資格:21歳以上、普通免許保有等通算3年以上

では、2017年にはどうなるかといいますと、普通免許と中型免許の間に「準中型免許」が新設されます。それにともなって運転条件が変わります。

【普通自動車免許】
運転できる種類:変更なし
車両総重量:3.5トン未満
受験資格:変更なし

【準中型自動車免許】
運転できる種類:準中型自動車
車両総重量:3.5トン以上、7.5トン未満
受験資格:18歳以上

【中型自動車免許】
運転できる種類:変更なし
車両総重量:7.5トン以上、11トン未満
受験資格:変更なし

【大型自動車免許】
運転できる種類:変更なし
車両総重量:変更なし
受験資格:変更なし

となります。道交法改正の施行後に免許を習得する際には、この条件が適用されます。

「大型自動車運転免許」を履歴書に書く場合

前記の自動車の種類に記載した「大型自動車」を運転できる免許です。特殊な自動車以外はほとんど運転ができる免許となります。運転できないのは「大型特殊自動車」「大型自動二輪車」「普通自動二輪車」です。

【正式な表記】
「大型自動車免許」

大型特殊自動車等

大型特殊免許
前記の自動車の種類に記載した「大型特殊自動車」を運転することができます。他に運転できるのは「小型特殊自動車」と「原動機付き自転車」のみです。

【正式な表記】
「大型特殊自動車運転免許」

けん引免許
「牽引免許(道交法第84条)」と呼ばれています。けん引免許は、750キログラムを越える車両を連結器で接続して、引っ張りつつ運転する(牽引)際に必要な免許です。先頭部分の車両を運転する免許と合わせて牽引免許の両方が必要です。750キログラム以下の場合は必要ありません。

【正式な表記】
「牽引免許」

「運転に関する限定条件」を履歴書に書く場合

運転免許証の「免許の条件等」の欄には、運転に関する限定条件が記載されます。これも履歴書に記載する際に必ず書かなければならないわけではないのですが、書いておけば親切だと思います。簡単に内容について説明します。(一部他の項目と重複します)

1. AT限定
普通自動車(第一種、第二種)、大型自動二輪車(排気量650cc以上)、普通自動二輪車のうち、AT車(オートマチック、ノークラッチ)に限り運転できるというものです。

2. 中型車(8t)限定
2007年6月の法改正によって、普通自動車が中型自動車となったもので、車両総重量8トン未満、最大積載量5トン未満、乗車定員10人以下に限り運転できるというものです。

3. カタピラ車限定
大型特殊自動車のうち、カタピラ車(戦車やブルドーザなど)に限り運転できるというものです。

4. 農耕車限定
大型特殊自動車のうち、農耕作業用自動車(トラクターなど)に限り運転できるというものです。

5. 小型二輪限定
普通自動二輪車のうち、排気量125cc以下の二輪車に限り運転できるというものです。

6. 小型トレーラー限定
車両総重量が750キログラムを越える牽引される側の車両(重被牽引車)のうち、車両総重量が2トン以下のトレーラーに限り牽引できるというものです。

その他区分の免許は履歴書に書くの?

その他の区分については、どんな職種の職場へ履歴書を提出するかということが判断基準です。単にドライバーというだけでなく、営業であっても車を運転することは日常茶飯事な職種もあるでしょう。
応募資格に「要◯◯免許」というのを見かけます。そうした場合は必ず記載しなければなりませんが、アピールをしたいがために、沢山書いても、採用担当者にとって有用と思えないものは、見ようとはしないでしょうし、何より履歴書が煩雑になってしまいます。提出先の業種や職種を考えて、書くべきかどうかを判断しましょう。

まとめ

履歴書と一言でいっても、これからの仕事や将来が決まってしまう大事な書類です。正確に必要とされる事項を記載することが大事です。資格だけを強調して書いてもアピールにはなりません。あくまで資格は「こんなことができます」という時の説明書のようなものです。ただし、記載する以上は正確に正式な表記で書かないと、逆に「いい加減だな」と悪印象を与えます。運転免許も同様です。希望する職場へ就職できることを願っています。 「運転免許証」にまつわる「?」を徹底分析!【免許の種類、取得の流れ、試験、違反点数、12桁の番号】|GOIN[ゴーイン]
車やバイク、重機などを運転する方は必ず持っている『運転免許証』。普段、身分証明書として何気なく使っていますが、結構知らないことがあるのではでないでしょうか? 気にしてなかった無かった方や、いろいろ気になってた! という方は丁度いい機会ですし、いや、全部知っているよ! という方も復習を兼ねて、『運転免許証』のことについて、一緒に見ていきましょう! 意外なことがわかるかもしれませんよ! 

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