【免許点数】アナタは確認方法やリセット方法知ってますか?【一般違反行為、特定違反行為、付加点数、行政処分など!】

交通事故のときだけでなく、自動車にまつわる様々な違反に対して免許点数(違反点数)は加算されていきます。原則3年間の累積で行政処分が決まりますので、瞬間瞬間は低い一般違反行為の点数でも、いつのまにか6点など溜まっており免許停止になることもあります。しっかりと免許点数について理解し、自分の累積点数を把握するようにしましょう。

目次

免許点数とは?

現代の「交通事故死者数」の実情

出典: http://www.jtsa.or.jp/topics/T-254.html
「4,113人」。この人数は一般財団法人全日本交通安全協会が発表した平成26年中の交通事故死者数です。平成25年は4,373人だったので、5.9%減少したことになります。しかし、減少したと言っても1日約11人、約2時間に1人のペースで交通事故により人が亡くなっています。約2時間というと例えば、私たちが楽しく映画を1本観終わる頃には1人が事故の被害にあわれているということです。自動車のテクノロジーの進歩や道路交通法が整えられたりすることで事故の件数などは年々減少してきていますが、それでもまだこれだけ多くの方が亡くなっています。
今回まとめていく「免許点数」はこういった事故などを少しでも抑止するためにつくられ、常に整備されてきている制度です。

事故などを抑止するために存在する「免許点数」

免許点数とは一般的には違反点数と呼ばれています。これはドライバー(運転免許保有者)の違反レベルを表している点数です。基本的には過去3年間に発生した交通違反や交通事故などを点数化し、その合計点数に応じて免許の拒否、保留及び取消し、停止等の処分を行います。当然車を運転するにはもともとしっかりとした免許試験を通過する必要がありますが、その後も気を抜いてはいけないということですね。

普通車でも600kg以上あるのが一般的です。それだけの重さの物体が時速40〜60km程度で走っているわけなので、少しの油断で大きな事故になりかねません。なので免許取得後も「免許点数」という制度を使って一人ひとりを評価し、適性なドライバーかを評価する必要があります。この制度により例え事故を起こしていなくとも運転のモラルを点数で評価し必要に応じて罰則を与えることで事故を抑止しているとも言えるでしょう。



違反点数は「累積方式」で計算されます

累積のイメージ 先述のように免許点数(違反点数)の多さによって処分の重さはことなってきます。この違反点数は1回あたりの違反によって決まるものではありません。累積方式を取っております。例えば事故などの重大なトラブルを引き起こしてしまっても免許取り消しなどの重大な処分が課されますし、2〜3点の軽度な違反を何度も繰り返しても取消になることはありえます。自分の点数についてはある程度把握するようにしておきましょう。計算方法や免許点数の確認方法については後述するとして、まずはどのような違反がどのくらいの点数になるのかを確認していきたいと思います。以下より一般違反行為と特定違反行為についてまとめていきます。

「一般違反行為」について

違反イメージ 一般違反行為はスピード違反など比較的軽度な違反行為のことを指します。青色切符に当たる違反行為です。基本的には事故などを犯していないものになります。また同時にいくつかの違反行為を行っていた場合は犯した違反行為の内最も点数の高いものが付きます。平成25年の警察白書に掲載されている「違反種別交通違反取締り状況」によると平成24年に最も多い取締りは「スピード違反」で全体の約28%を占めていました。次いで多いのは携帯電話などを使いながらの運転で約16%を占めています。以降は一時不停止約15%、通行禁止10%となります。残りについては整備不良、免許不携帯など数%以下のものとなっています。

<参考>違反内容(点数):反則金目安
放置駐車違反(2〜3点):18,000円程度
信号無視(2点):9,000円程度
通行禁止違反(2点):7,000円程度
追い越し違反(2点):9,000円程度
踏切不停止など(2点):9,000円程度
携帯電話使用等(2点):9,000円程度
消音器不備(2点):4,000円程度
無灯火(1点):6,000円程度
※あくまで目安です。

「特定違反行為」について

事故イメージ 「特定違反行為」は一般違反行為と比べて重大な危険が生じる可能性があるまたは生じたため違反点数もとても大きくなっています。特定違反行為とは運転により人が亡くなったり、その事故により治療期間が3ヵ月以上だったり、後遺障害が残ったりした場合などや状況判断がつかない程に飲酒を行っていた場合や麻薬運転などもこれに含まれます。

<参考>特定違反行為内容:違反点数
運転殺人等:62点
運転障害等(治療期間3ヵ月以上又は後遺障害):55点
運転傷害等(治療期間30日以上 ):51点
運転傷害等(治療期間15日以上 ):48点
運転傷害等(治療期間15日未満又は建造物破損 ):45点
危険運転致死:62点
危険運転致死傷(治療期間3ヵ月以上 又は 後遺障害):55点
危険運転致死傷(治療期間30日以上 ):51点
危険運転致死傷(治療期間15日以上 ):48点
危険運転致死傷(治療期間15日未満 ):45点
酒酔い運転:35点
麻薬等運転:35点
救護義務違反(ひき逃げのことです):35点

「付加点数」について

人身事故のイメージ 「付加点数」は一般違反行為や特定違反行為を行ったことに加えて、事故を起こした場合に加算される違反点数のことです。例えば酒酔い運転をしていて事故を起こし相手を死亡させた場合などに加算されます。ただし、この付加点数には大きく2種類あります。違反者の不注意だけが原因の場合とそれ以外です。前者はわかりやすいですね。ドライバーだけに責任があるケースです。当然こちらの方が付加点数は高いです。後者のそれ以外というのは一般的には被害者側にも非が認められたケースです。例えば極端に注意を怠って飛び出した場合などです。こちらのケースでは点数が少し低めに設定されています。

<参考>事故の種別について
※カッコ内左の点数:交通事故が専ら当該違反行為をした者の不注意によって発生したものである場合における点数
※カッコ内右の点数:上記以外の場合の点数(被害者側にも注意が不足していた場合など)

・人の死亡に係る事故(20点|13点)
・傷害事故のうち、当該傷害事故に係る負傷者の負傷の治療に要する期間が3月以上及び後遺障害が存するもの(13点|9点)
・傷害事故のうち、当該傷害事故に係る負傷者の負傷の治療に要する期間が30日以上3月未満であるもの(9点|6点)
・傷害事故のうち、当該傷害事故に係る負傷者の負傷の治療に要する期間が15日以上30日未満であるもの(6点|4点)
・傷害事故のうち、当該傷害事故に係る負傷者の負傷の治療に要する期間が15日未満であるもの又は建造物の損壊に係る交通事故(3点|2点)

参考:交通事故における刑事責任について

逮捕のイメージ 欠格期間や免許停止などの処分は行政上の責任となります。例えば特定違反行為や付加点数に該当するような重大な交通事を発生させてしまった場合には刑事責任も問われることになります。刑事責任とは罰金刑や懲役刑などの処分を受けることを言います。当然、死亡事故を起こした場合や、死亡事故のリスクが高いほうが処分も重たくなります。

<参考>刑事責任抜粋
危険運転致死傷罪(被害者死亡):1年以上の有期懲役(最高20年)
危険運転致死傷罪(被害者傷害):15年以下の懲役
ひき逃げ:10年以下の懲役または100万円以上の罰金
過失建造物損壊罪:6か月以下の禁錮または10万円以下の罰金
酒酔い運転:5年以下の懲役または100万円以下の罰金

参考:交通事故における民事責任について

裁判のイメージ また交通事故の場合民事責任(主に被害者側への損害賠償)も追求されます。損害とは治療費や通院のための交通費などの実費に加えて、事故が起きなかった場合に発生したであろう収入や事故にあったことによる慰謝料などが含まれます。死亡した場合もこれらは発生します。子どもや高年収者の死亡事故の場合数億円以上の損害賠償を求められることもあります。それぞれの金額が要求通りに支払われたかは不明ですが、少なくとも一生涯にわたり支払いが発生する金額であることは予想されます。少しの油断でこういった事故を引き起こしかねないので点数だけを意識するのではなく、そもそも安全運転を徹底することが重要となります。

累積点数の「計算方法」はコチラ

計算イメージ 今までまとめてきた分で免許点数(違反点数)にはどのような種類があり、それぞれどのくらいの点数があるのかをイメージできたかと思います。こちらの章では累積点数の計算方法についてまとめていきたいと思います。累積点数というくらいなので過去の点数が積み上がってその点数によって処分が決定します。処分については累積されている免許点数(違反点数)と前歴数が重要となります。前歴数とは過去3年以内に免許停止などの行政処分をされた回数のことです。

前歴の回数で変わる処分対象となる累積点数

計算イメージ 処分対象となる累積点数は前歴がない場合は基本的に6点からとなります。6点貯まった時点で30日間の免許停止処分が言い渡され、前歴が1回となります。この処分が課される点数は常に6点という訳ではありません。運転者の前歴の回数が大きく関係してきます。免許停止処分を1回受けた人が違反行為を繰り返し行っていると4点貯まった時点で60日間の免許停止処分が課されます。

前歴のない場合は6点で30日間の免許停止処分だったのに対して、1度処分を受けたことがある人は4点で60日間の免許停止処分となり、処分が重くなることに加えて、処分対象となる累積点数も少なくなります。これは当然1回より2回、2回より3回の方が重たくなります。

【前歴なしの場合】
6〜8点:30日間の免許停止処分
9〜11点:60日間の免許停止処分
12〜14点:30日間の免許停止処分
15点以上:免許取り消し

【前歴が1回の場合】
4〜5点:60日間の免許停止処分
6〜7点:90日間の免許停止処分
8〜9点:120日間の免許停止処分
10点以上:免許取り消し

【前歴が2回の場合】
2点:90日間の免許停止処分
3点:120日間の免許停止処分
4点:150日間の免許停止処分
5点以上:免許取り消し

【前歴が3回の場合】
2点:120日間の免許停止処分
3点:150日間の免許停止処分
4点以上:免許取り消し

【前歴が4回以上の場合】
2点:150日間の免許停止処分
3点:180日間の免許停止処分
4点以上:免許取り消し

累積されないケース1「前回違反後1年以上の期間が空いている」

時間が空いているイメージ 累積点数による行政処分についてはいくつか例外が存在します。例えば前回の違反行為から1年以上安全運転を続けた場合は前回より以前の違反点数はカウントしないようになります。先ほどの信号無視(2点)の例で言うと1回目に点数を付けられ、2ヵ月後にまた信号無視(2点)を行ったとします。これで累積点数は4点となります。前歴がないことを前提にするとあと2点で行政処分の対象です。先述のようにまた2ヵ月後に信号無視を行った場合は30日間の免許停止処分が課されますが、1年以上安全運転を続けていた場合は過去の4点分はカウントされないため、累積点数は2点となり行政処分は課されません。

累積されないケース2「行政処分を受けた」

イメージ画像 また、免許停止などの行政処分を受けた場合も累積点数は0点となります。ただし先述のように前歴が付くことになり、前歴1回の人が4点の違反点数を貯めると60日間の免許停止処分が課されます。なので6点で免許停止処分が課され、処分を満了後数ヶ月で4点分の違反を行った場合、3年以内なので10点と計算するのではなく、前歴1回の4点として計算されます。満了後の違反が3点以下であれば反則金のみで終わりますが、例のように4点だと60日間の免許停止処分が課されます。

累積されないケース3「過去2年間無事故無違反」

安全運転のイメージ ゴールド免許を含み過去2年の間、無事故かつ無違反であった場合3点以下の軽度な違反については、違反後3ヵ月間無事故無違反であれば累積されません。先ほどの信号無視(2点)の話でいうと、運転者が過去2年間無事故無違反だったとして、2回目の信号無視を2ヵ月後に行った場合は2+2で累積点数は4点となります。一方で2回目の信号無視が3ヵ月後に行われた場合、前回の点数は累積されませんので0+2で累積点数は2点となります。

累積されない前歴「処分後1年以上無事故、無違反」

安全運転イメージ さて、今までは累積点数の例外についてまとめてきました。実は行政処分の「前歴」についてもカウントされない条件があります。例えば30日間の免許停止処分を受けた人物が停止解除後1年以上無事故、無違反だった場合、前歴はカウントされません。停止解除後に4点分の違反を犯したのが1年を経過しているか、していないかによって行政処分の対象か否かが分かれます。1年以上経過していた場合は前歴なしの4点となるので、行政処分にはなりません。当然だからと言って無理な運転を繰り返しても良いという訳ではないですし、反則金などは発生するので、常に細心の注意を払い、無事故、無違反の期間を少しでも長く保つようにしましょう。



気になる!いま現在の免許点数の「確認方法」

点数イメージ 累積されないケースなど意外と多く軽度な違反で免許停止になることも少なそうなイメージですが、実際に自分がどの位累積点数が溜まっているのか気になる方もいるかと思います。過去に無事故無違反の人は問題ないですが、何度か点数が付いている人はたまに確認しておきたい気持もあるでしょう。常に安全運転を心がけるのは前提ですが、あと3ヵ月で累積がリセットされるからその間はより安全運転を心がけようなど意識するのも大切です。そこで自分の点数の確認方法をみていきたいと思います。

自分で計算する

計算イメージ 本記事で今までまとめてきたような情報をもとに過去に付けられた点数を確認することができます。渡された書類などに日付が記入されているのでそれをまとめて、計算していけば自分でも累積点数を算出することができます。リセット条件などがいくつかあり、検討する必要はありますが、ある程度自分でも算出は可能でしょう。

警察署、自動車安全運転センターで確認する

警察署のイメージ 自分で計算しただけでは不安だという方もいらっしゃるかと思います。そういった場合は警察署または安全運転センターで確認することができます。インターネットが普及している現在ですが、累積点数などについてはネットでの参照はできないですし、申請後即日で回答されるものではありませんので注意しましょう。ただし、自分で計算するよりもより確実性が高いというメリットはあるので、心配な方は問合せてみると良いかもしれません。

問合せ内容としては大きく2種類あります。とにかく現在の累積点数がどのくらいなのかを知りたい場合は「累積点数等証明書」を発行してもらいます。今までの点数をすべて確認したい場合は「運転経歴証明書」を発行してもらいます。

自動車安全運転センターでの手続き内容について

書類のイメージ 例えば「運転経歴証明書」発行する場合は最寄りの交番、警察署、自動車安全運転センターなどから証明書申込用紙を受け取ります。続いて申込用紙に必要事項を入力後、手数料(1通あたり630円)を添えて最寄りの郵便局から申込むか、センター事務所の受付へ直接渡しにいきます。一般的に10日〜14日程度で自宅に郵送されてきます。

参考:欠格期間の確認方法について

免許点数関係で累積点数以外に確認しておきたい内容としては「欠格期間」もあるかと思いますので、参考までに触れておきます。欠格期間は先述したように免許を再取得できない期間のことです。欠格期間は1年、2年と長期的なものが多く、10年間の欠格期間というのもあります。期間が長くなるとそれだけで、いつだったかわからなくなりがちです。

この欠格期間の確認方法は基本的には「運転免許取消処分書」を確認することになります。この書類は免許取消時に受け取る書類ですが、こちらに欠格期間が明記されています。この書類は地域によっては再発行してもらえないので、大事に保管しておくのが良いでしょう。あとは自分でも計算できますが、細かい日付まで知るためには、少なくとも停止開始日を把握しておく必要があります。

点数は回復するの?

ゼロ、リセット、回復のイメージ 違反点数については何らかのアクションによって回復させることはできません。「累積点数の計算方法」で触れたように累積点数として加算されないケースや前歴として扱わないケースはいくつか存在しますが、何か費用を払うことで点数を回復させたり、講習を受けることで点数を回復させたりするようなことはできません。一方でしっかりと安全運転を行っていれば、軽度な違反について無視できる場合もあるので、極端に危険な運転を行わなければ行政処分の対象になることも少ないです。

免許点数にまつわる大切なお話

「青切符」と「赤切符」、違いは色だけではない!

赤切符イメージ 交通ルールを破ると青色や赤色の切符を切られます。当然これらはただ色が違うだけのものではありません。青色の書類は「交通反則告知書」と呼ばれるもので、軽微な違反で捕まった時に渡されます。違反者の住所や名前、違反内容が書かれています。赤色の書類は「告知票・免許証保管証」などと呼ばれる書類です。行政処分が発生するような重大な違反を行ってしまった場合に交付されます。罰則の詳細については検察官らの事情聴取により決定されます。

ちなみに青色切符を切られ、定められた反則金などを支払わなかった場合に赤い書類が届きますが、こちらは赤切符ではなく「交通反則通告書」というものです。最後通告のようなものなので、支払いを失念しているだけの場合は速やかに支払いを行いましょう。さらに無視を続けると赤切符を切られ、重い罰則が付くことになります。

青切符の「反則金」は支払わなくてもよい!?

取り締まりのイメージ 上述のように「交通反則告知書」と呼ばれるものを渡された場合は「反則金」の支払いを要求されます。しかし、じつはこちらの支払いは“義務“ではありません。「反則金」を納付することで手続きを終了するのが一般的ですが、異議や不服があれば支払いを行わず刑事手続きに進めることもできます。ただし、この反則金の支払い率は過去10年間で95%を下回ったことはありません。ほとんどの場合は反則金を納付して手続きを終了しています。わざわざことを大きくする必要はないので、よほどの不服がなければ支払う方が良いでしょう。

ちなみにこの反則金は年間で、約800億円前後にのぼります。国に納められた後、交通安全対策特別交付金として都道府県や市町村に交付され、すべて信号機、道路標識、横断歩道橋などの交通安全施設の設置に使われます。反則を行った人たちのお金でより違反や事故が減るように整備が続けられているのです。
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ここでは、交通違反による取り締まりを受けた際に交付される青切符の概要についてまとめています。青切符の意味や赤切符との違い、違反点数、反則金など青切符について知っておくべき内容を網羅しています。交通違反をしてしまった際だけでなく、ゴールド免許を持っている方が安全意識を高めるためにも読んでいただくと意味があると思います。

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赤切符は前科がつく「罰金刑」

罰金刑のイメージ 赤切符の場合は罰金の支払いが求められることが多いです。これは青切符とはことなり罰金刑と呼ばれる処分です。禁固◯年や懲役◯年などと同様にとても重い処分となります。不服があれば正式裁判で争うことも可能ですがほとんどが略式裁判を受け、罰金を支払っています。罰金刑は刑事罰となるため各市町村の犯罪者名簿に掲載されます。ただしこちらの名簿は一般の人は閲覧できません。

金額については10万円前後から30万円前後が一般的です。こちらの金額は基本的に一括での支払いを求められます。最終的に支払いが困難な場合は分割も対応してくれるようですが、例えば親族がいる場合はそちらに借りるなりして支払うようにといわれます。
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車の流れがスムーズなあまりついスピードを出しすぎて白バイに捕まった…身に覚えのある人もいるのでは? このような交通違反をしてしまったときに発行されるのが交通反則切符です。中でも「赤切符」はできれば発行されたくない恐怖の存在。そこで今回はできれば関わりたくない、けれど知っておいて損のない「赤切符」についてご紹介します。

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免許停止期間は「運転免許停止処分者講習」により短縮可

講習イメージ 免許点数(違反点数)が一定以上加算されると免許停止が言い渡されます。この停止期間は30日の「短期免停」、60日の「中期免停」、90日以上の「長期免停」の大きく3種類が存在します。長期免停の場合、聴聞(ちょうもん)制度と呼ばれるものがあり、そこで自分の主張を伝えることができます。また免許停止期間については「運転免許停止処分者講習」を受講することで期間を短縮することができます。そのため「短縮講習」とも呼ばれています。

例えば30日の「短期免停者」が受講すると受講料として13,800円を支払い、最大で29日間を短縮することができます。「中期免停者」については23,000円の受講料が必要となり、最大で30日間を短縮することができます。「長期免停者」については27,600円の受講料が必要となります。90日の場合最大で45日間、120日の場合最大で60日間、150日の場合最大で70日間、180日の場合、最大で80日間程度を短縮させることができます。ただし受講できる条件があります。免許停止期間が2分の1を過ぎてしまうと受講することはできませんので注意が必要です。ちなみにこの停止期間中に車を運転した場合は無免許運転となるので注意しましょう。

「運転免許停止処分者講習」の内容は講義・筆記・実技!

筆記イメージ 運転免許停止処分者講習の内容についてです。まず講習の所用時間ですが、短期免停者の場合は1日だけで終了することができ約6時間の講習となります。中期免停者の場合は2日間で合計10時間程度の講習となります。長期免停者は2日間で合計12時間程度の講習が必要となります。基本的には半日拘束され講義、筆記、実技を行うことになります。

具体的な内容にも触れておくと、動体視力や夜間視力などを検査して、車を運転するのに支障がないレベルであるかを確認したり、性格テストや心理テストのようなもので、ドライバーとしての意識や態度が一定水準以上となっているかを確認したり、交通事故の件数や安全運転に必要な基礎知識を座学で学んだりします。また運転シミュレーターを用いて事故や危険運転を体験することでちょっとの油断が大事故の原因になることを疑似体験してもらいます。

また実車での運転指導も行われます。運転指導については10分から40分程度行われ、加速・減速の仕方や交差点での対応、飛び出しに対する注意力などを見られます。筆記テストも実施されます。テストの内容は運転に対する姿勢や心理についての内容が多いので、事前に勉強などは基本的に必要ありません。座学時にしっかりと話しを聞いていれば問題なくクリアできるレベルです。

「欠格期間」について

再取得できない期間のイメージ 欠格(けっかく)期間とは運転免許を再度取得することができない期間のことです。免許取り消し当日からカウントが開始され以降定められた日数まで免許を習得することはできません。欠格期間付きの処分を受けた人の総数は年々減少傾向にあり、2010年に46,044名だったのが、2011年42,073人、2012年40,421人、2013年36,901、2014年34,638人となっています。事故件数が減っているので当然と言えば当然ですね。欠格期間は免許取消となった際の違反点数に応じて長くなります。軽度なものであれば1年程度で終了しますが、重大な違反であるほど欠格期間は長くなります。以下参考までに前歴がない場合の期間と点数をまとめています。ちなみに欠格期間がつかない取消というのもあります。例えば初心運転者期間中のドライバーや病気等による取消処分者などです。

<参考>欠格期間:前歴がない場合の点数
10年:70点以上
9年:65点~69点
8年:60点~64点
7年:55点~59点
6年:50点~54点
5年:45点以上
4年:40点~44点
3年:35点~39点
2年:25点~34点
1年:15点~24点

まとめ

いかがでしたでしょうか。今回は免許点数の概要と点数の確認方法などについてまとめてきました。改めてまとめてみると違反行為を行ったらすぐに罰則が付くなどではなく、むしろ累積されないケースがいくつか用意されており、しっかりと安全運転を心がけていれば、突発的な事故にさえ起こさなければ免許停止や取消を受けることがないように感じます。交通事故の件数や欠格期間の対象者の件数は年々減少してきていますが、それも一定数事故件数などは存在します。0に近づくように一人ひとりがしっかりと安全運転を徹底していくようにしましょう。

免許点数は行政上の責任を与えるための制度

免許点数(違反点数)は「一般違反行為」、「特定違反行為」、「付加点数」からなる違反行為の累計点数のことで、原則として過去3年間の記録が使用され、点数に応じて反則金や行政処分が発生します。

点数の確認方法は意外とアナログ

免許点数(違反点数)の確認方法は自らの点数を記録して自分で算出することも可能です。また自動車安全運転センターなどに問い合わせることで手数料がかかるものの正式な点数を確認することができます。プライバシーなどの観点によりインターネットでの参照はできず、書類の郵送などが必要となります。

責任の種類について

免許点数が表すのは「行政上の責任」であり、交通事故など違反内容によっては「刑事責任」、「民事責任」が追求されるケースもあります。交通事故の民事責任では死亡事故の場合最高で数億円の損害賠償が求められたこともあり、ほとんど一生涯をかけて支払うようなケースも存在します。 知らないと損する「交通違反」の基本【罰金、点数、前科、駐車違反、飲酒運転、無免許、不携帯などなど】|GOIN[ゴーイン]
毎日のように起こる交通事故の大半は、どちらかの交通違反が原因で起こっています。聞いたり経験した交通違反がどういうものなのか、なぜ、違反として処罰されたのかを考える機会になればと思います。

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