かわいい車の代表格ミニクーパー!

かわいい車といったらこちらを連想する方も多いのではないでしょうか? ミニクーパーです。ミニクーパーの歴史とその進化過程を紹介します。かわいいスタイルとは裏腹に非常に走る車であるという、意外な一面も兼ね備えています。ミニクーパーはただの可愛くて小さな車ではないのです!

世界中に愛され続けるミニクーパー!

1952年にミニクーパーはブリティッシュ・モーター・コーポレーション(BMC)のアレック・イシゴニスが監督を務めるチームによって開発されています。その後、1959年にイギリスで誕生したミニはすぐに世界中の人々にそのキュートなルックスとハンドリングが受け入れられ、愛されています。世界的な経営危機やオイルショックなど様々な深刻な問題をも変わらぬ支持で切り抜けてきたミニは消え去る事なく、未だにミニクーパーとしての進化を遂げています。時代は流れ、ミニはBMWの傘下になりましたがBMW MINI、ローバーミニ共に多くのファンがいて愛されています。そんな50年をもの歴史を超えるミニクーパーの歴史を紐解きながら紹介します。

大ヒットしたミニクーパー!

現在、街を多く走っているのはローバーミニではなくBMW MINIが多いです。そんなBMW MINIの歴史はミニが市場に出回り始めた1959年まで遡る事ができます。イギリスのBritish Motor Corporation(BMC)が第二次中東戦争による石油価格高騰による車離れへの対策として開発されたのです。初代ミニクーパーは意外な事にもミニクーパーという名称で販売されておらずに「オースチン・セブン」「モーリス・ミニ・マイナー」という名称で販売されています。BMCは当時、オースチンとモーリスの2ブランドがあったので、それぞれのディーラー網で販売された2種類のミニがあるのですが、車体は同じものです。現在のBMW MINIでも「ミニクーパーセブン」などといった限定パッケージが発売されています。その名称のルーツはここからきているのです。初代ミニクーパーを開発したBMCのアレック・イシゴニスが開発したミニクーパーは2000年まで製造が継続され販売終了までに40年間の間で530万台もの販売実績を記録し、当時のイギリス王室から功績が認められてナイトの称号が送られています。

レースで大活躍した走りのミニ!

時代の流れと共に自動車の多くが基本設計を変えて時代に合わせるものですが、ミニは1959年の発売開始から2000年の販売終了まで当初の基本設計を変更せずに販売が行われてきています。狭い道でもグングン進む事ができ、コンパクトかつ高燃費な車として開発されたミニクーパーですが、ホイールベースの短さからゴーカートフィーリングという軽快なハンドリングからレース界で注目されます。そして、ミニをレース界で注目の的にした立役者がジョン・クーパーです。多くの方が「ミニ・クーパー」と呼びますがこのクーパーはジョン・クーパーの名にちなんでいます。その後、「ミニ」の名称がクーパーの名前を加えて「ミニ・クーパー」として開発され1960年代のモンテカルロラリーで連続優勝を果たした事は歴史に残る偉業です。現在のBMW MINIでもクーパーの名前は継承され続けており、「cooper」「cooper s」とグレードを表す表記になっており、サーキット仕様のチューニング仕様車は「ジョン・クーパーワークス」として販売されています。



引き継がれるコンパクトカーコンセプト

コンパクト、軽量、高性能が売りのミニですが大きなモデルチェンジは一切行わず、車体のサイズなどはメーカーがこだわりを持って貫いてきています。BMWの傘下になった後もコンセプトを変える事なく開発が行われ続けています。BMW MINIになりクラシックミニのボディサイズからは大幅にサイズ変更されましたが、ミニ特有のクイックなハンドリング、ゴーカートフィーリングは健在しています。BMW MINIもクラシックミニの良さを理解した上で開発しており持ち味を消す事なく、現代社会に合うようにテイストを変えて開発しているようです。

人とは違った個性を発揮したい方にオススメです

コンパクトで燃費が良く取り回しがし易い車が欲しいと思った時に、現代では多くの車種が選べます。コンパクトで燃費が良いというのは現代ではもはや当然です。しかし、どんなに人と違った車を選ぼうとしても街中で被ってしまうといった事は多くあります。そんな事を嫌い、車で個性を発揮したい! といった方にオススメなのがミニクーパーです。クラシックミニもBMW MINIも同じ車種はありますが、同じ仕様というのはまず見かける事がないのです。様々な仕様とオプションが用意されており、他メーカーの何倍もの数が用意されています。ですので、街中でかぶる事がほとんどないのです。



BMW MINIとして生まれ変わった第一世代ミニ!

2001年にBMW MINIとして販売が再開されたミニクーパー、現在までに3世代のエンジンが採用され進化を続けています。新生ミニが誕生した際には賛否両論ありましたが、ローバー・ミニの歴史やデザインを踏襲し、往年のミニファンをも巻き込み支持率を伸ばしています。BMW MINIのグレード設定である「One、クーパー、クーパーS」は2001年〜2006年の第一世代で確立しており馴染みのあるものとなっています。
2006年に登場した第2世代ですが第一世代からエンジンや車両の細部が大幅に改良された事で燃費が大きく向上し信頼感が増しています。第2世代でクーペやロードスター、クラブマン、クロスオーバーなどボディラインナップが大幅に増え、ボディサイズなどでミニを手を出す事ができなかったファミリー層などもターゲットにする事ができたのです。そして、2014年に第3世代が更なる進化を遂げて登場したのです。大きな変更点はディーゼルエンジンの搭載があります。

第一世代BMW MINIのボディタイプ

BMW MINIにも様々なボディタイプがありますが、ここでは主要である3ドアハッチバックタイプの紹介をしていきます。3ドアハッチバックタイプのボディサイズは全長が3,625mm、全幅が1,690mm、全高が1,425mm、ホイールベースが2,465mm、車両重量が1,130kg、最小回転半径は5.1mとなっています。全体的にコンパクトにまとめられたスタイリングと、注目すべき点はホイールベースと最小回転半径です。非常に取り回しに優れており、運転に不慣れな方から女性にまで運転しやすいのがBMW MINIです。乗車定員は4名です。

第一世代BMW MINIのグレード

BMW MINIのグレードには主に、「one」「cooper」「cooperS」の三種類があります。oneグレードは標準的な装備内容になっています。cooperグレードはエンジン出力などはoneと変わりありませんが内装などの使用が豪華になっています。cooperSはエンジン出力から大幅に変更されており足回りもスポーツショックが加わっていたりと、スポーツタイプになっています。

第一世代BMW MINIのスペック

第一世代のBMW MINIのスペックですがエンジンは直列4気筒の1400cc/1600ccのNA/SC/ターボとなっており、最高出力はグレードにもよりますが90-170psを発生させます。シフトは5MT/6MT/6AT/CVTが用意され、駆動方式はFFになっており、サスペンションはドイツの高級自動車に多く採用されているストラット式とマルチリンク式が採用されています。

ミニの進化は止まらない! 第二世代ミニ

BMW MINIとしてミニが世界に販売されるようになり、ミニは革新的な進化を重ねています。長年、ボディサイズなどの基本設計を変更しなかったミニですが、第二世代になり大幅に変更されています。3ドアハッチバックのラインナップに加えて4ドアタイプやクーペなどのスポーツタイプ、背の高いコンパクトSUVタイプもラインナップに加わっています。この事で、家族がいるなどの理由からミニに乗る事ができなかった方々の選択肢の中にミニも加わる事ができたのです。エンジンも大幅な改良が加えられて発生トルクの増加、ディーゼルエンジンの追加などが行われています。

第二世代ミニのボディタイプ

第二世代になりボディラインナップが豊富になったミニクーパーですが、全長は3,715-4,120mm、全幅1,685-1,790mm、全高1,430-1,550mm、ホイールベース2,465-2,595mm、車両重量1,130-1,460kg、最小回転半径はワンが5.1m、クラブマン、クラブバンが5.5m、カントリーマンが5.8mとなっています。サイズを見てわかる通り、コンパクトサイズは残しながらも広い室内空間を実現している事でボディラインナップが増えています。

第二世代ミニのグレード

グレードは第一世代同様に、「one」、「cooper」、「cooperS」の3グレードがラインナップされています。一番人気は中間グレードの「cooper」の様です。cooperを選択しますと、革シートなどのレザーパッケージやサンルーフ、アルミホイールなどのオプションを追加する事ができますし、カラーリングなども細かいところまで選ぶ事が出来るのでさらに個性を発揮させる事が出来るのです。「one」ですとルーフのカラーがボディと同色なのですが、「cooper」ですとボディとルーフの色を選ぶ事ができるので、ツートンカラーのミニクーパーになります。第一世代から人気のオプションである、ボンネット上のレーシングストライプ、ルーフのユニオンジャックは引き続き継承されています。

第二世代ミニのスペック

第二世代のミニは、エンジンが直列4気筒1,400cc/1,600ccのNA/ターボ、最高出力98-211psを発生させ、最大トルクが15.6-26.5kg·m(153-260N·m)1,850-5,600rpmを、シフトは6速MT/6速AT/CVT、駆動方式は従来のFFに加えて4WDもラインナップに加わっております。サスペンションは先代に引き続きストラットとマルチリンクが採用されています。

中古で買うなら第2世代BMW MINI

ミニがBMW MINIとして再販が開始されてからと言うもの、第三世代まで進化を遂げています。そのBMW MINIですが中古で狙うのでしたら第二世代がオススメです。理由としましては第一世代は年式が古いですし、小さな故障というものが非常に多かった世代でもあります。エンジンこそBMWですので頑丈なのですが、電装系が非常に弱いです。代表的な故障の例としまして、窓のレギュレーター故障による窓落ち、エアコンの制御PCの故障、シート機構も弱くリクライニング故障なんてものもあります。どれも故障してしまうと修理に10万円は最低でもかかってしまいますので非常に大きな出費となり、車体を安く買っても維持費をふまえるとトンデモナイ金額になってしまうなんて事があります。
ですので、大幅に改良され故障しにくく頑丈になった第二世代ミニクーパーをオススメします。第一世代にはないイルミネーションやインテリアも追加されており、乗る人をワクワクさせてくれる車です。また、先代に引き続きゴーカートフィーリングは継承されているのでハンドルを握る楽しみと、BMWエンジンの駆け抜ける喜びの両者を味わう事ができます。

まとめ

そのキュートなルックスとキビキビとした走りからファンが非常に多いミニクーパー。昔のスタイルのクラシックミニを好むか、現代に合わせられて改良されたBMW MINIを選ぶかは人それぞれですがどちらも、ミニらしさはしっかりと残っており車に乗る事を楽しみ、所有欲を満足させる事ができます。キュートなルックスからは想像する事もできないようなキビキビとした走りをするミニ。スポーツグレードのcooperSは他メーカーのスポーツカーに負けない速さを持っています。さらに速さを追求したパッケージの「ジョン・クーパーワークス」はミニを徹底的に早く走らせる事にこだわったパッケージとなっており、内装デザインも本気にさせてくれる仕様になっています。
そんな、ミニクーパーをマイカーとして選ぶことで、日々の生活に彩りを加えるのはいかがでしょうか?駐車場に自分のミニクーパーがあるだけで車に乗るのが楽しみになりますし、友人などからもお洒落な車に乗っていると認知される優越感も味わえます。一度ミニに乗った人が乗り続ける理由としまして、「ミニが可愛くなり愛おしくなる。人生のパートナーの様なものだ。」とおっしゃる方が多くいます。そんなパートナーをあなたも手に入れてみるのはいかがでしょうか?