ロードレーサーの初心者必見、購入前に知っておきべき基本知識【GAIANT、TREK、BIANCHI】

街でよく見かけるかっこいい自転車は、なんだろうと思ったことはありませんか。ロードレーサーまたはロードバイクといい健康維持やファッションとして人気が出てきている自転車です。ただ、普通の自転車と違い適切なメンテナンスが必要だったり、装備も必要になります。今回は、ロードレーサーを購入する初心者が知っておくべき基本知識を紹介します。

目次

ロードレーサーとは

ツール・ド・フランスという言葉をニュースで聞いたことありませんか。フランスや周辺国を舞台におこなわれる自転車プロロードレースのことで、舗装された道路で長距離を走るレースです。このレースで使用されている自転車のことをロードレーサーまたはロードバイクといい、高速走行性能を最優先に設計された、走ることに特化した設計になっています。

ロードレーサーは怖くない

競技用のイメージが強いこともありロードレーサーに対する敷居の高さや難しいという思いがあるのではないでしょうか。もちろん、競技に出場することを考えるのであれば、それ相応の技術や知識が必要になりますが、趣味の範囲でロードレーサーを楽しむのであれば最低限の技術と知識を身につけるだけで十分楽しむことができます。



初心者向けロードレーサーの選び方

新しく始めるときはわからないことだらけなので不安に思うことも多いと思います。購入する際のポイントや基本的な知識を身につけることで、楽しいロードレーサーライフを送れます。高価だからいい、有名ブランドだから自分にも合うということはありません。服を選ぶときに自分が何をどう着たいのかを考えて選ぶのと同じでどう乗りたいかを考えることが大事です。

ロードレーサーを購入する目的は?

購入する際に、ロードレーサーをどう使うかをイメージすることが大事です。このイメージが明確であればあるほどロードレーサーが選びやすくなります。通勤や通学で使用するのか、レースに出場するのか、予算やメーカーから選ぶのかなど、それぞれのポイントを紹介します。

通勤に適したロードレーサー

最近、リュックを背負ってロードレーサーで通勤しているサラリーマンを目にすることから、自分もロードレーサーで通勤してみたいと考える方が増えています。適度な運動と街中を颯爽と走る爽快感は、気分転換やストレス解消にもつながり、健康面からも注目されています。通勤用として使用するロードレーサーの選び方のポイントは、フレームの強度です。基本的に車道を走ることが義務付けられているロードレーサーなどの自転車は、道路状況により段差のある歩道を走行することも考えられます。段差に乗り上げた時に受ける衝撃はかなり大きいので、そのダメージに耐えられるフレーム強度は大事です。

レースに適したロードレーサー

レース参加など競技用のロードレーサーは、スピードが何より大切です。車重を軽量にするため素材にはカーボンなど軽量素材を使用しています。レースには、タイムトライアルレースやロードレースがあり、参加するレースに合わせてロードレーサーを使い分けます。また、練習用とレース用を準備している方も多く、練習用とはいえ、ある程度の性能のロードレーサーを準備しているようです。

メーカーで選ぶロードレーサー

メーカーごとに異なるさまざまな個性を理解したうえで、自分に合うロードレーサーを購入するのはハードルが高いと思います。事前にどう使うかを考えたうえでショップの店員に選んでもらうという方法もありますが、できれば、メーカーごとの特徴やこだわっている点を頭に入れておくと自分なりのこだわりの1台が見つかるかもしれません。

予算で選ぶロードレーサー

使用目的によって選ぶロードレーサーは変わってきますし、車種が決まれば予算も決まってきます。予算を組む際に忘れてはならないのが、ロードレーサーの車体価格の予算に加えてシューズやウェアなども考えておく必要があります。ロードレーサーの車体価格は、数万円から数百万円まであり、素材や機能によってさまざまな車体が提供されています。初心者が購入する場合は、10万円以下の車体でも十分楽しめます。

意外と大事なライダーとロードレーサーのフィット感

ロードレーサー初心者が陥る失敗として、「よくわからないのでなるべく安い車体にしよう」や「売れている人気の車体にしよう」など、購入目的を考えていない車体を買ってしまうことです。高価だから自分に合うとは限らず、形状やフィット感によっては、乗りづらい乗り物になってしまう可能性があります。見た目やブランドも大事ですが、車体とのフィット感が何より大事で、フィット感によってロードレーサーライフが決まってくると言えます。

「GIANT」コストパフォーマンスの良さが初心者には嬉しい

1972年創業以来、多くのライダーに愛されてきた台湾生まれのメーカーです。世界中の自転車メーカーの下請けをしていて培った高い技術力は、2002年のツール・ド・フランスのチーム優勝で証明されています。コストパフォーマンスがよく初心者にも人気のブランドです。

【TCR1 2015年モデル】115,000円(税抜)

初心者から上級者まで幅広く対応する車体は、アルミフレームでコストパフォーマンスがいいと人気です。

【DEFY 4 2015年モデル】80,000円(税抜)

初心者向けに提供されるエントリーモデルで、ほかにもワンランク下のモデルや女性向けモデルも提供しています。



「TREK」豊富なラインナップを提供する

1975年の創業以来、GIANTとともにスポーツ自転車界のトヨタといわれ幅広い価格帯やキッズ用、女性用などラインナップも豊富なアメリカ生まれの1999年から2005年まで7連覇した実績のあるメーカーです。

【1.2 2015年モデル】115,000円(税込)

レース対応できる1シリーズモデルで、ほかにもワンランク下のモデルやワンランク上のモデルがあります。※画像はイメージ

【Madone 2.1 2015年モデル】169,000円(税込)

上級者のなかでもプロ向けに開発されたブランドの顔といわれるモデルです。レースの勝利を目指したモデルは、100万円超えのモデルもあります。

「BIANCHI」一目見てわかる世界最古のブランド

※画像はイメージ 1885年創業の世界最古の自転車ブランドで、伝統ともいえる緑色に近い青色のチェレステ(イタリア語で天空)で塗装されているので一目でわかります。

【VIA NIRONE 7 ALU 2015年モデル】133,000円(税抜)

※画像はイメージ BIANCHIが自転車生産を始めたミラノの住所を名前にしています。スピード重視のモデルということで人気もあります。

【INTENSO 2015年モデル】160,000円(税抜)

※画像はイメージ 長距離走行向けの廃コストパフォーマンスを実現したモデルでフレームはフルカーボンとなっています。

ロードレーサーに乗る際に必要なアイテム

ロードレーサーに乗る際には安全や疲れの軽減、乗車環境の向上のためさまざまなアイテムが必要となります。ここでは、必須アイテム、あったほうがいいアイテム、あれば便利アイテムにわけて紹介します。

ロードレーサーに乗る際に必須アイテム

【ヘルメット】
ヘルメット着用は、義務ではないのですが、ヘルメット着用によって、事故の際に衝撃から頭を護ってくれます。

【シューズ】
通勤に乗るからといっても革靴のような滑る靴を履いて乗車は危険なので避け、サイクリング専用シューズやランニングシューズを履きましょう。

【グローブ】
グリップ力が増すので、長時間の乗車でも握力が持続することと、転倒の際に手を守ります。

【チェーンロック】
いいことではないのですが、ロードレーサーは高価なこともあり盗難被害に遭いやすいです。フレームと車輪がすべてロックできるチェーンロックを選びましょう。駐車の際は、できればポールやフェンスなど動かせないものにつなぐと被害を抑えられます。

【空気入れ】
形状にあった空気入れを用意しておくと安心です。

ロードレーサーに乗る際にあったほうが良いもの

【ボトル】
フレームに固定できるタイプがおすすめです。信号待ちやちょっとした停車時にのどを潤すのにあると便利です。

【スタンド】
荷物になりますが、フレーム保護のためにも持っておくのをおすすめします。

【工具】
サドルの調節など意外と使うものです。車両を買った時に付属してない場合は購入をおすすめします。

ロードレーサーに乗る際にあると便利なもの(なくても良いもの)

【サングラス】
紫外線防止や風、目に虫が入るのを防ぎます。

【サイクルウェア】
通勤利用の場合は、スーツになると思いますが、可能であれば、汗を吸収して通気性がいいウェアを着て乗車し、着いたらスーツに着替えるというほうが動きやすくていいと思います。

【サイクルコンピューター】
ロードレーサー仲間でよく話題になるスピードや距離を計測してくれる装置です。速度の計測だけではなく、積算距離でパーツの交換目安にも利用します。

【修理キット】
段差のある道路を走る機会が多い通勤利用のライダーには必須かもしれません。

初心者向けロードレーサーのメンテナンス方法

軽量、スピードを目的とするロードレーサーは普通の自転車とは違いデリケートな構造になっています。車体の性能を発揮させるには、定期的なメンテナンスは欠かせません。ここでは、日常的のおこなうメンテナンス以外に雨天走行時や長期間乗れない場合のメンテナンスについて紹介します。

日常おこなうロードレーサーのメンテナンス

ロードレーサーに乗る前後には、変速機が正常に動くか、ブレーキの利きは大丈夫か、ハンドルやサドルに異常はないか、タイヤの摩耗、空気圧などのチェックをします。また、転倒した時は、各パーツの破損はないかも入念にチェックする必要があります。

雨天時走行後のロードレーサーのメンテナンス方法

雨天時の走行はできるだけ避けたいところですが、運悪く走行中に雨に遭ってしまうことはよくあります。デリケートな部品が多くつかわれるロードレーサーは、雨天走行後のメンテナンスには特に気をつけることがあります。全体的にいえることは、錆の発生を防ぐためにも水分をしっかりふき取ることです。なかでも、意外と忘れがちなのが船側チューブやブレーキチューブの中に残った水分です。そのままにしておくと中に錆が発生するので、ワイヤーを取り外し、水分をふき取った後にオイルの塗布など適切に対応する必要があります。

長期間乗らない場合のロードレーサーのメンテナンス方法

シーズンオフなどで長期間乗車しない場合に気を付けなければならないのは、固着と錆の発生です。固着は、保管前のメンテナンス時にオイルを塗布するなど予防し、錆の発生は、水分をしっかりとふき取り、チェーンも外して、湿度の低い場所で保管します。長期間乗らない場合でも、定期的なメンテナンスは必要です。

ロードレーサーの乗り方には注意が必要

周囲のロードレーサー人口の増加に伴い、一歩を踏み出そうとしている方も多いと思います。ロードレーサー初心者に気を付けてほしいのは、ロードレーサーの乗り方を、乗りながら学ぼうとすることです。ロードレーサーは、サドルの高さやグリップの握り方、ブレーキのかけ方など乗車前に身につけておくべきことがたくさんあります。近くに詳しい人がいる場合は、聞けるのでいいですが、いない場合は、ショップなどでレクチャーを受けるほうがいいかもしれません。

ロードレーサーの交通ルール

ロードレーサーは、スピードは出ますが、法律上は普通の自転車と同じ「軽車両」として扱われます。車両と名前がつくので、基本的には車と同じ法律が適用されますので注意が必要です。ここでは、見落としがちな違反を3つ挙げておきます。

逆走すると交通違反

もともと違反でしたが、黙認される部分も多かった逆走は、最近の法律改正で、違反として検挙され、罰金も科せられます。車と同じように左側を走りましょう。

十字路の交差点は二段階右折しないと交通違反

運転免許証を持っていない方は、馴染みがない言葉ですが、法律では、原付バイク(標識がある場所)や自転車など軽車両は交差点では二段階右折をしなければならないと定められています。二段階右折とは、交差点を右折するときに車のように車線の右側から右折するのではなく、左端に寄った後、歩行者と同様に横断歩道を押して渡る右折方法のことです。実際、ロードレーサーだけに限らず自転車マナーの悪さが社会問題となっているので、十分気を付けてください。

ブレーキ、反射材、ライトなしでの走行は交通違反

以前ニュースでも取り上げられましたが、ブレーキ装置を装着していないロードレーサーを含む自転車は違反となります。また、夜間走行の際に、ライトや反射鏡を装着していないロードレーサーを含む自転車も違反となります。

ロードレーサーの自転車保険は加入するべき?

安全運転をしていれば事故に遭うリスクも減りますが、それでも、100%事故に遭わないという保証もありません。必要な自転車保険に加入することは安心を買うことにもつながりますので、加入をおすすめします。

まとめ

今回のロードレーサー初心者はいかがでしょうか。
ここ数年は、特に購入者も増え、街で見かけることも多くなりました。ただ、普通の自転車違い、買ってすぐ乗れるというものでもありません。購入前にすべきこと、購入後にすべきことを知り、素敵なロードレーサーライフを送ってみませんか。