【マツダ次期CX-9】2016ニューヨークモーターショーで北米市販仕様発表!グレードは?価格は?燃費は?

日本国外専用車であるにも関わらず、次期CX-9が日本国内でも熱い注目を集めています。巷では日本導入説が支持されており、次期CX-9への期待の高さが伺えます。その根拠となっているのが、JC08モード燃費公開という情報なのですが、ソースが不明です。そこで今回は徹底的にこの情報のソースを調べてみました。すると思いがけない結論に…! 他にも現在判明している次期CX-9の最新情報をあつめてみました。

【マツダ 次期CX-9】現在までに判明している最新情報

次期CX-9のフルモデルチェンジはいつ?発売時期は?

次期CX-9の迫力あるフロントマスク。 次期CX-9のモデルチェンジについては、すでに報道があった通り2016年4月ごろの予定です。まずは北米から販売され、順次中米、オーストラリア、ロシア、中東などでも発売予定です。 【ニューヨークモーターショーでの発表内容追記】
実際にディーラーに展示車が並びだすのは、2016年春後半ごろとのことです。もしかしたら5月にずれこむかもしれませんね。

次期CX-9の販売価格はおいくら?

北米での価格はベースグレードで、45,000ドルからの値段設定となっています。1ドルを110円とするなら、およそ500万円からの高級車です。 【ニューヨークモーターショーでの発表内容追記】
北米での市販グレードは4つ設定されます。ベースグレードから順にグレード名とFFモデル価格をご紹介します。(1ドル=110円で換算)

●スポーツ(FF) 32,420ドル(約356万円)
●ツーリング(FF) 36,870ドル(約405万円)
●グランド・ツーリング(FF) 41,070ドル(約452万円)
●シグネチャー(4WD) 44,915ドル(約494万円)

※4WDモデルは約1,800ドル高
※輸送量900ドル(約10万円)込み

前回の記事でご紹介した価格はベースグレードではなく、最上級グレードの価格でした。プレミアムブランドでこのお値段なら、お買い得ですね。

グレードの差は装備の違いで、基本的なエンジニアリングに違いはない模様です。
内装について、レクサスのサプライヤーとして有名な「フジゲン」と共同開発した木目調パネルは、最上級グレードの「シグネチャー」にのみ装備されます。シグネチャーは駆動方式は4WDを基本とし、他グレードに採用されているすべての装備を装備しています。どのグレードにするか迷ったら、お財布に余裕があるのなら、シグネチャーがベストバイですね。

現行型CX-9 2015年モデルとの違いは?

出典: https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9E%E3%83%84%E3%83%80%E3%83%BBCX-9
マツダ CX-9(2015年モデル) ●SKYACTIVテクノロジー全面搭載
 2015年モデルは、SKYACTIVテクノロジーを搭載していませんが、スタイリングだけは魂動デザインです。

●エンジンがダウンサイジングターボに変更
 2015年モデルは、V型6気筒3,700ccガソリンエンジンですが、新型は直列4気筒2,500ccガソリンエンジンにダウンサイジングターボを搭載しています。

●ホイールベースがより長くなり、快適な後席空間
 2015年モデルのホイールベース2,875mmです。それに対し、次期CX-9では2,925mmです。50mmの延長分はほぼ、後席空間の拡充に充てられています。

●より上質でプレミアムでラグジュアリーな室内空間
 レクサスのサプライヤーとして有名なフジゲンと共同開発の木目パネルを、本革もナッパレザーの最高級品を採用しています。

次期CX-9の詳しい内容は、下記のリンク先でご紹介しています。 2016年2月28日にマツダはミニバン撤退を公式発表しましたが、その兆候はすでに北米で現れていました。北米のマツダディーラーではモデルが古くなったMPVの代替車として現行型CX-9を販売してきました。そのCX-9がこの春、モデルチェンジを行います。果たしてどんなモデルとなっているのでしょう。また2016年3月末をもってMPVの生産が終了します。日本にも実質的後継車として導入されるのでしょうか。



ディーゼルエンジン搭載、日本導入は依然として謎のまま…

クリーンディーゼルエンジンは搭載されないのか?

出典: https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9E%E3%83%84%E3%83%80%E3%83%BBCX-5
マツダ CX-5に搭載されるSH-VPTS型2,200ccディーゼルターボ「SKYACTIV-D 2.2」 2016年3月現在、発表されている搭載エンジンは2,500ccの直列4気筒DOHCターボです。ディーゼルエンジンの搭載は発表されていません。もしディーゼルエンジンを搭載するのであれば、車格や車重も考慮すればCX-5に搭載されているSKYACTIV-D 2.2よりも、トルクフルでハイパワーなエンジンが相応しいでしょう。

日本国内販売は予定なし!?

インターネットでは、次期CX-9日本国内販売説が展開されています。その最大の根拠が、燃費がJC08モードで【22.0km/L】と公開された、というものです。JC08モードでの燃料消費率測定は、日本国内で販売される車両の型式指定を受ける一連の検査の中で、国土交通省により行われるものです。従ってJC08モードを公開するということは、日本国内での販売許可を得た、という意味になります。そこでその情報源を取材してみましたが、それらしき情報はつかめませんでした。

そこで直接、マツダ本社に問い合わせてみました。
「新型CX-9のJC08モード燃費を公開されましたか?」
「いいえ、公表したということはありません。そもそも計測値がありませんし、日本国内導入も決まっていません。」

メーカーさんの仰ることを鵜呑みにしても良いものかとは思いましたが、次期CX-9は日本国内では型式指定を受けていないことが分かりました。
次に一応、国土交通省にも問い合わせてみました。
「新型車の型式指定をしたことやJC08モード燃費を、個別車種ごとに国土交通省さんのホームページで公表するものですか?」
「そのようなことは、しておりません。年度末時点での国内販売車両については、公表しております。」

つまり、国土交通省が型式指定した情報はメーカーが新車を発表し、スペックを公開するまでわからない、ということになります。

マツダ自動車からのデータ発表はなし、国土交通省からも発表はなし。ということで量産車としての燃料消費率の発表はありません。巷でうわさの次期CX-9のJC08モード燃費データの情報源は不明です。日本国内への導入も目下のところ、予定はありません。

自動車:自動車の燃費性能に関する公表(平成28年3月1日現在)- 国土交通省
-国土交通省型式指定済み車両のJC08モード燃料消費率 参考までにこちらのリンク先で、平成28年度3月1日付の国内販売車全車両の燃費が公開されています。 ちなみにアメリカ環境保護局(EPA)が発表した次期CX-9北米モデルの予想燃費は、FF車の場合、市街地が22マイル/ガロン(約9.5km/L)、高速道路が28マイル/ガロン(約11.9km/L)、複合モードが25マイル/ガロン(約10.6km/L)とのことです。

22マイル/ガロン…22マイル…22…どこかで聞いた数字です。おそらくマイルガロン法の燃費をJC08モードと間違えてしまったのでしょう。

この数字は、あくまでもEPAが予想した北米版CX-9の燃費です。JC08モードでの測定でもありませんので、お間違えのないようにお願いします。 【ニューヨークモーターショーでの発表内容追記】
市販モデルの燃費は、EPAが予想した通りでした。小排気量エンジンに変更しながら燃費性能が同等ということは、少ない混合気からも多い混合気と同等の出力を得られるということです。これはエンジンが燃焼効率に優れており、排出ガスに有害物質を含む量がより少ないことを意味しています。SKYACTIV技術の賜物ですね。

とは言え、油断禁物です!

次期CX-9の右ハンドル車が公道でテスト走行しています。オーストラリア用モデルのテストだと思われますが、現実に右ハンドル仕様車が存在するのです。もしかしたら、いつかは、日本導入もあるかもしれません。

【まとめ】もうすぐ発表、楽しみに待ちましょう♪

もうすぐ北米で正式販売開始です。愉しみに待ちましょう♪ どんどんうわさが噂を呼ぶマツダ 次期CX-9です。発表前で、しかも日本では導入予定がないにも関わらず、かなりの盛り上がりぶりを見せている注目の1台です。4月中にはアメリカで販売が開始されるようです。どのようなクルマに仕上がっているのか、楽しみですね。

日本導入はサイズ的に無理でしょう。ほぼランクルと同じ大きさです。やはりもう1回り小さな7人乗りのCXシリーズが必要です。筆者的には日本向けCX-9を出してくれないかなと、思っています。