胃袋の限界を試せ!秩父の食い倒れ日帰りドライブコース

蕎麦やわらじかつ、鹿・猪肉を使ったジビエ料理などなど、秩父には多彩な郷土料理があります。ここでは、そんな秩父グルメを1日で食い尽くす魅力のドライブコースを紹介します。さらには関東一のパワースポットと呼ばれる三峯神社や温泉まで巡り胃袋だけでなく心と身体も元気にするドライブコースになっています。

グルメ中心の体と心を元気にする魅力満載のドライブコース

今回のドライブコースのコンセプトは秩父のグルメを食べ尽くす食い倒れ旅です。あまり有名ではありませんが、秩父は地元名産の料理が多いグルメスポットです。比較的よく知られたお蕎麦やわらじかつを始め、絶品のジビエ料理や中津川いもなどなどあなたの胃袋の限界を試すコースになっています。

旅の前日から食事を軽めにし、当日の朝食も控えめにするなどして、体調を万全にしてぜひ今回のドライブコースに挑んで下さい! あなたはこのドライブコースのグルメを最後まで攻略(?)することができるでしょうか!

なお、それぞれの食事処ごとに複数のおすすめメニューを紹介していますので、都度、ご自身の胃袋と相談の上で何を食べるか調整していただくとよいと思います。大食いの方でなくても十分に秩父グルメを楽しめます。一番大事なのは人に勝つことより自分自身の限界を超えることです!

さらに、今回紹介するドライブコースでは、グルメスポットだけでなく関東最大のパワースポットや人気の高い温泉も訪れます。満腹になって身体を元気にするだけでなく、心と身体を元気にできるのがこのコースの魅力です。

今回のドライブコースの走行距離は合計して約50km、走行時間は約90分となっています。有料道路は使っていません。



まずは関東一のパワースポット・三峯神社で旅の無事を祈る…だけでなく…

参拝の前に「三峰お犬茶屋 山麓亭」で軽く小手調べグルメを

今回の旅は、関東一のパワースポットとも呼ばれる秩父三社の一社・三峯神社から始まります。

しかし、あくまで「胃袋の限界を試す旅」ですから、参拝の前にまず三峯神社の近くにある「三峰お犬茶屋 山麓亭」で軽く小手調べをしましょう。

ここで、味わっていただきたいのは、地元秩父特産の中津川いもで作ったいもでんがくです。中津川いもは、ジャガイモの一種で、身がしまっていてねばりがありしっかりした食感お芋です。流通量が少ないのでここでしか食べられないようです。この中津川いもを一度茹でた上で、特性の味噌だれを絡め炭火で焼いたいもでんがくは絶品です。

さらに、「山麓亭」では、ヤマメの塩焼きやお蕎麦などもおすすめです。

ただし、これから先にもさまざまなグルメが待っていますから、ここでは「小手調べ」程度におさえていただいた方がよいでしょう。「秩父に来たら蕎麦を食べたい!」というお気持ちもわかりますし、ここの名物はシイタケやシメジを使った「きのこ汁そば」ではありますが、余程の大食いの方でない限り、今回の旅では我慢して下さい…
※「いやいや大食いだから大丈夫!」という方はぜひチャレンジしてください!

<三峰お犬茶屋 山麓亭情報>
営業時間:8:00~17:00(年中無休だが冬季は要問合せ)

腹ごなしと旅の無事を祈るために三峯神社のパワースポット巡り

三峯神社は、秩父神社・宝登山神社とともに秩父三社の一社とされています。標高1,100mの人里外れた高所に位置し、いつ来てもひんやりとした厳かな空気に包まれるこの神社は、日本神話に登場する英雄・日本武尊(ヤマトタケル)が創建したと言われ、関東一のパワースポットと呼ばれています。深い森の中にあり、荘厳な佇まいの鳥居や社の前に立つと、神聖な気持ちになります。

腹ごなしと言っては失礼ですが、旅の無事を祈るためにゆっくりと境内をまわっていきましょう。胃袋を満たすだけでなく心も元気にできるのがこのコースの良いところです。

以下、三峯神社の回るべきスポットの一旦を簡単に紹介します。

■遥拝殿(ようはいでん)
崖に突き出たように建てられたこの建物は、下界の山々や町並みを望める絶景スポットで、まるで天空にいるような気持ちになります。ここが神聖な場所であることを実感できる場所でもあります。

■本殿
荘厳な境内を進んでいくと、目が覚めるような鮮やかな色彩と細やかなに作り込まれた美しい彫刻に飾れた本殿があります。しかし、その派手さとは裏腹に、この本殿の前に立つと、とても静かな気持ちになります。ここで、旅の成功を祈りましょう。

■本殿の一角にある石畳に表れる「竜神様」
2012年の辰年に、突然、石畳の上に50cm程の竜神の顔が現れました。近くにある柄杓で水をすくってかけると、その顔がくっきりと浮かび上がります。縁起がよいといわれておりますので、ぜひご覧ください。

■御神木
拝殿の下には、鎌倉時代に畠山重忠より奉納されたといわれる樹齢800年を超える御神木があります。この御神木は触ることができます。静かに深呼吸をしてから触るのが良いとされています。神木から「気」が身体に乗り移るようです。

■お守り
三峯山の霊気が染み込んだ上述の御神木を入れた「氣守」が人気を集めています。これをもっていると、やる気や元気がでると言われています。特に毎月1日に限定で販売される白い「氣守」はフィギュアスケートの浅田真央さんが購入されたこともあって特に人気を集めています。

アクセス情報

アクセス:関越自動車道「花園IC」から約1時間30分
住所:埼玉県秩父市三峰298-1
電話番号:0499-55-0241
駐車場:(収納台数)普通自動車240台 (駐車料金)普通・軽自動車は500円
※「三峰お犬茶屋 山麓亭」はこちらの駐車場のそばにあります。

三峯神社オフィシャルページ

秩父の蕎麦を味わうならここ! 手打ちにこだわり抜いた「手打そば竹家」

秩父のグルメといって有名なのはお蕎麦ですが、著者がおすすめするのは、「手打そば竹家」です。

竹家の蕎麦は、店主が選りすぐったそば粉を秩父のおいしい冷水のみで打った二八蕎麦です。毎分18回転の石臼で、丸抜き粉を毎日ゆっくり挽いており、蕎麦の風味を豊かにしています。純度が高く鮮やかで上品な色合いもまた食欲を高めます。手打ちにこだわり抜いているため、量産できず、1日60食限定で売切れ次第営業を終了するというのも、店主の蕎麦に対する強い想いを裏付けていると言えます。

竹家の中でも著者のおすすめは、蕎麦の風味を存分に味わえるせいろですが、肉とねぎをたっぷりと入れた温かいつゆに冷たい蕎麦を合わせた肉ねぎそばの人気も高いようです。今日のグルメ旅はこれからも長いですが、胃袋の容量に自信のある方は、ここで地産のしいたけを使ったサイドメニューの天ぷらもおすすめします。

アクセス情報

アクセス:三峯神社から約23km 車で約35分
住所:埼玉県秩父市荒川白久1839-2
電話番号:0494-54-1149
定休日:金曜日※祝日の場合は営業
営業時間:11時~16時まで※蕎麦がなくなり次第終了
駐車場:有



「きのこの里 鈴加園」で秩父地産の絶品ジビエ料理に舌鼓!

おすすめは秩父で捕獲した猪肉・熊肉・鹿肉を全て食べられる猟師コース

「きのこの里 鈴加園」では、地元秩父で捕獲した新鮮な猪・熊・鹿の肉を食べられるジビエ料理のお店です。おすすめは、新鮮な猪肉・熊肉・鹿肉の全てを楽しめる猟師コースです。猟師コースでは、これらの肉を石器の上でジューシーに焼く石器焼きを楽しめます。

新鮮な野生の獣肉は、臭みがない代わりに豚肉や牛肉にはない強いうま味があり絶品で、肉好きの方には特におすすめです。さらに、猟師コースでは、地産のきのこを使ったきのこめしやきのこ汁、近くの川でとれた川魚の塩焼きなども楽しむことができます。お好みで猪鍋を選択することもできます。

猟師コースはボリューム満点なので、お腹の具合では、無理をせず他のコースや単品の注文をしてもよいでしょう。単品でも秩父ジビエ料理の素晴らしさを知ることはできると思います。この食い倒れドライブコースはまだまだ中盤です…

今回、全ての野生肉を楽しめなかった方は、次の機会にリベンジしましょう!

腹ごなしにキウイフルーツの狩りとりや、ますのつかみ取りを楽しもう

鈴加園には農園があり、ほぼ1年中(8月以外)しいたけの狩りとりを楽しむことができます。秩父地産のきのこは肉厚で食感がよく、ジューシーなのが特徴です。ご自宅用にお土産で持ち帰り、焼いてしょう油をたらすだけでも十分においしいでしょう。

他に、時期によってはブルーベリーやキウイフルーツの刈りとりや、ますのつかみ取りなどを体験することもできます。これから続く食い倒れの旅の腹ごなしのためにも、ぜひご利用ください。狩りとりのスケジュールなど詳しくはオフィシャルのホームページにてチェックしてください。

石器焼料理きのこの里 鈴加園|奥秩父総合レジャーセンター きのこの里 鈴加園
石器焼料理きのこの里鈴加園では郷土料理の石器焼で自然の石(砂岩)を炊火で焼き「ねぎ味噌」で山野菜、きのこ類、野獣肉等を頂きます。油を使わず、煙が出ず、こげず、素材本来のおいしさが味わえます。「行者にんにくたれ」でいただくお肉は絶品です。

アクセス情報

アクセス:手打そば竹家から約5km 車で約5分
住所:埼玉県秩父市荒川小野原178
電話番号:0494-54-1234
定休日:火曜日
営業時間:10時~18時まで
駐車場:有

秩父グルメと名産土産てんこもりの西武秩父仲見世通り!

「お食事処 仲見世」でわらじかつなど秩父グルメを楽しみつくす

「西武秩父仲見世通り」は、秩父のグルメや土産がとり揃う、秩父観光に行かれるなら必見の観光地です。

この中で、まず、訪れていただきたいのは、いろいろな種類の地元グルメを食べられる「お食事処 仲見世」です。このお店でのおすすめは、秩父B級グルメの代表格というべきわらじかつです。わらじかつは、揚げたてのかつを甘からのたれで味付けした地元に愛される秩父グルメで、わらじのように幅広のその見た目からこの名前がついています。豚肉の旨味とこのたれがよくあいます。ソースで味わうとんかつに比べるとあっさりしていて食べやすいでしょう。

秩父ではこのわらじかつを丼にして食べるのが一般的で、もちろん「お食事処 仲見世」でも丼として提供されます。並のサイズでもボリュームたっぷりですが、食欲のある方は、大きなかつが4枚のったメガ盛りに挑戦してみて下さい! 胃袋の容量が限界に近づいてきた方には、ちびサイズの丼やわらじかつのみの単品提供をおすすめします。

「お食事処 仲見世」ではわらじかつ以外にも、みそポテトやしゃくし菜の食べくらべなどの地元グルメも楽しむことができますので、まだお腹に余裕のある方はぜひチャレンジして下さい!

セタリアで和メープルのジェラードを堪能しよう!

さて、ここまでいろいろ秩父料理を食べてきましたが、そろそろデザートが欲しくなる頃ではないでしょうか。西武秩父仲見世通りでおすすめしたいのが、秩父特産の「和メープル」を使ったジェラートが食べられるセタリアです。セタリアでは、おいしいジェラードをテイクアウトして食べられます。

「和メープル」とは、秩父のカエデの樹液から作った国産メープルシロップです。この「和メープル」を使ったジェラードは、和メープルの濃厚な甘みとミルクのあっさりした甘みが互いを引き立てあい特に甘党の方にはたまりません! 豊かな甘みでドライブの疲れも吹っ飛ぶでしょう。「和メープル」もまた秩父でしか食べられない一品です。

秩父特産の地元土産をゲットしよう

西武秩父仲見世通りでは、秩父名産のお土産がとり揃っています。お土産を買うには最適な場所です。

ここでは、おすすめしたいお土産をいくつかピックアップして紹介いたします。

■しゃくしな漬
秩父のお土産としては定番のお漬物です。ご飯のお供やおつまみに最適な一品です。

■豚肉味噌漬
豚肉の味噌漬けもまた秩父の土産としては定番です。
味噌の程よい塩加減と豚肉の甘みがきれいなハーモニーを奏でるほっぺたが落ちること必至の垂涎の一品です。

■岩魚すし
秩父産のイワナを使った珍しい川魚の押し寿しです。
イワナのあっさりとした臭みのない上品な味わいと赤酢を使ったこだわりのシャリが特徴です。

アクセス情報

■西武秩父仲見世
アクセス:手打そば竹家から約9km 車で約15分
住所:埼玉県秩父市野坂町1-16-15(西武秩父駅構内にあります)
電話番号:0494-22-7111
駐車場:有/収容台数 普通自動車 34台
    (1,000円以上の買い物で2時間無料。それ以降は30分毎に150円)

■お食事処 仲見世
定休日:無休
営業時間:10時~19時まで(ラストオーダーは18時30分)

■セタリア
定休日:無休
営業時間:10時~18時まで(夏季ビアガーデン開設時は20時まで)

「満願の湯」でここでしか食べられない黄金めしを堪能!

最後の腹ごなしに温泉に入って疲れもとろう!

この旅、最後の観光地は秩父温泉の「満願の湯」です。宿泊施設がありますが、日帰りでの温泉入浴や食事処の利用もできます。

「満願の湯」の自慢は、秩父の四季折々の自然と奥長瀞渓谷の清流、満願滝を望む露天風呂です。露天風呂は源泉100%で、泉質はアルカリ性のまろやかな温泉となっています。露天風呂以外に、純和風の庭園を眺める内風呂もありますのでこちらもご利用ください。水素イオン濃度(ph)9.5という世界的にも高いアルカリ性で疲労回復効果に加えて、お肌がすべすべになる効果もあるようです。

ゆっくり温泉に浸かって疲れをとると共に、最後のグルメに備えて腹ごなしもしましょう!

食い倒れの締めに黄金めしを味わおう!

旅の最後に味わいたいのは秩父元祖の黄金めしです。

黄金めしは、秩父で収穫したアワ・ヒエ・キビ・クリなどを同湯の自慢の温泉水で炊いたここでしか味わえない郷土料理です。その昔、秩父で銅がとれ、この銅を運ぶ荷役羊太夫が遠い都への旅路の難をしのぐ食べ物として、黄金めしはうまれました。時の帝がこの食べ物に興味をもって食し、「おいしい黄金のめしじゃ」と語ったのが名前の由来です。

現在は祭事などお祝いの際に用意される縁起のよい食べ物となっており、胃袋をぱんぱんにはらして到達した過酷な(?)今回の食い倒れドライブのゴールを飾るのに最適な人気グルメです。

黄金めしは、昔の料理らしく、流石に今時の料理のような派手さやキャッチーさはありませんが、ふっくらと炊きあがった優しい味でほっとします。黄金めしは、このご飯だけでなく、天ぷらや茶わん蒸し、そばまでついたボリュームたっぷりのセットとなり、できれば、ここまで食べ尽くしてグルメ旅をきれいに締めましょう!

アクセス情報

アクセス:西武秩父仲見世通りから約14km 車で約30分
住所:埼玉県秩父郡皆野町下日野沢4000
電話番号:0494-62-3026
定休日:年中無休(3月頃に機械整備のため2日間休館あり)
営業時間:10時~21時まで
駐車場:有(収容台数 200台)

まとめ

いかがでしたでしょうか。

このドライブコースで紹介した数々のグルメスポットにひるむことなく果敢に挑んでいただければと思います。ただ、それぞれの人の食欲やお腹の具合によって調整できるようにお店やグルメを紹介していますから、あんまり無理をせずに、胃袋と相談しつつ適度に楽しんでいただくのがよいでしょう。

その時に食べられなかったグルメを求めて、繰り返し旅したくなるのも魅力のドライブコースとなっています。