海外旅行だけじゃない! 成田空港で”観光”して休日を丸々遊び倒す5つの方法

日本の玄関、成田国際空港。1日に平均600機以上の航空機が離発着し、およそ10万人が利用する一大ターミナルです。実はこの成田空港、旅行や出張、はたまた誰かの送迎などでちょっと立ち寄るだけではもったいない“遊べる”スポットでもあるのです。というわけで、今回は成田空港を遊び尽くす、5つの方法をご紹介しましょう!

1. 成田空港でしか買えない! を買う

旅に出たくなる! 成田限定のステーショナリー

中目黒の路地裏に建つトラベラーズノートの専門店「トラベラーズファクトリー」。使い込むたびに風合いが増して、自分だけの表情に変化していく牛革素材のカバーに、書きやすさを考えたシンプルなノートを組み合わせたトラベラーズノートを販売するお店です。同店初のブランチとして、成田空港に出店したのが「トラベラーズ ファクトリー エアポート」。トラベラーズノートだけでなく、旅をもっと楽しく盛り上げてくれるステーショナリーやグッズも取り揃えています。

なかでも注目なのが、ここでしか買うことのできない「トラベラーズノート エアポートエディション」。A5サイズをスリムにしたレギュラー版(茶)は、革製カバーに日本の象徴的存在である富士山をモチーフにしたオリジナルロゴを。パスポートサイズ(黒)の方には、「HAVE A NICE TRIP」のメッセージが描かれています。それぞれリフィルにもオリジナルのものがセットされていて、特別感満点。ちなみに価格は、レギュラーサイズが4,320円、パスポートサイズが3,564円です。普段づかいの手帳代わりにも使えて、旅先の思い出を書き留めておく日記としても使用できるトラベラーズノート。人とは違う特別な一冊を手元に置いておけば、日常も非日常も、大切な1日として記憶に残せると思いません?

ノートをカスタムできるマスキングテープも!

成田空港から飛び立つ飛行機や富士山などが描かれた「NRT TRIP」柄、成田空港の情報をレイアウトした「NRT INFORMATION」、日本の観光情報をぎゅっと凝縮した「JAPAN GUIDE」柄など、見ているだけで楽しい気分になる限定マスキングテープも販売中。ノートに貼ったりスマートフォンケースにあしらったり、遊び方次第で、日々の生活に旅行気分をプラスできるアイテムです(価格432〜721円)。

他にもまだまだある成田空港限定グッズ

藍染めなど日本独自の技術と伝統にこだわる人気アパレルブランド「ブルー ブルー ジャパン」のオリジナルロゴTシャツや、一足一足職人さんが丁寧に編み上げたふかふかのルームシューズで知られる「meri matka(メリマトカ)」の限定カラー、BEAMSと吉田カバンがコラボレーションした「B印 YOSHIDA」の成田空港限定ライン「GLOBAL STANDARD」など、他にもここでしか買えないアイテムは沢山。買い物欲をびしびし刺激してくれることうけあいです!



2. 飛行機を眺めながらの食事は、ひと味違う!

成田空港内には多くのレストランが軒を構えていますが、離発着する飛行機の勇姿を眺めながら食事ができるお店も沢山あります。窓越しに滑走路から悠然と飛び立っていく飛行機の様子を眺めながらご飯を楽しめるから、飛行機好きならずとも心はワクワク、味も一層美味しく感じるもの。貨物コンテナを積んだパレットを引っ張るトーイングトラクターや、旅客機を移動させるトーイングカーといった“働くクルマ”の姿も男の子ゴコロをくすぐります。

出国審査前のエリアで、飛行機や滑走路を眺めながら食事ができるレストランを、以下にざっとご紹介しましょう。

・第1ターミナル中央ビル5F

「タイ国料理ジャイタイ」
トムヤムラーメン、生春巻きといった本格派のタイ料理を楽しめるお店。店内で食べられるのはもちろん、テイクアウトもできます。

「らあめん花月 嵐」
日本を離れるとき、帰国したときにはどうしても食べたくなるラーメン。らあめん花月は大量の背脂をじっくり煮込んだスープで人気の定番チェーン店だから、味の良さはお墨付き!

「不二家レストラン」
家族みんなで安心して食事を楽しみたいならここ。ハンバーグステーキやマカロニグラタンといった定番の洋食はもちろん、ホットケーキやキッズ向けメニューなど、お子様も嬉しいフードがとりどり揃っています。朝7時からオープンしているのも嬉しいポイントです。

「洋麺屋 五右衛門」
おなじみ、お箸で食べるスパゲッティ専門店。さっぱり和風から定番ものまでいろいろな種類のスパゲッティメニューをラインナップしています。

「ウイリアムズ」
テイクアウトもOKの和食レストラン。とんかつやカレーを中心とした食事は、いずれもリーズナブルなお値段も嬉しいところ。

「自家製麺 杵屋麦丸」
毎日店内で小麦粉を練り、製麺したうどんを打って出してくれるセルフ方式のうどん専門店。

「海鮮三崎港」
新鮮なネタで知られる回転ずし屋さん。店舗は第1ターミナル5F見学デッキに隣接しています。

「タリーズコーヒー 北ウイング店」
ホッと一息、美味しいコーヒーと軽食で休憩したいならここ。朝7時からオープンしているので、目覚ましの一杯にもぴったり。

・第1ターミナル 中央ビル4F

「ジュエル」
広く開放的な雰囲気のヨーロピアンカフェ。パスタなどのお食事や、ケーキ、パフェなどのデザート類も豊富にラインナップしています。

「グルメ」
サンドイッチとカレーの専門店。あまり時間がないときに、サッと食べられる気安さが魅力。

「京成友膳」
定食メニューを多彩にラインナップする和食ファミリーレストラン。お刺身と天ぷらを組み合わせた定食など、定番メニューが揃っているので、迷ったときはここ!

「唐朝刀削麺」
歯ごたえのある刀削麺をはじめとした、本格的な中華を味わえるお店。点心セットや炒飯セットなど、お腹をしっかり満たしてくれるメニューが一杯。

「成葉軒」
ラーメンや五目焼きそばをはじめ、本格的な中華料理の数々を取り揃える中華・エスニックレストラン。

「SUBWAY」
世界各国にチェーンを展開するサンドイッチ屋さん。店内で焼き上げたパンに、お好みの具材を挟んでボリューム満点のサンドイッチを。

・第1ターミナル 南ウイング4F

「タリーズコーヒー 南ウイング店」
お馴染みのタリーズコーヒーですが、南ウイング店ではエスプレッソビバレッジをカフェインレスでも提供してくれるので、カフェインが苦手な方も。

・第2ターミナル 本館4F

「おぼんdeごはん」
白米や玄米入り、五穀ひじきのご飯を用意しており、野菜たっぷりの定食や、お肉に魚料理など様々なメニューをラインナップ。そば粉を使ったガレットやパフェ、アイスクリームなどデザートも充実しています。

「和食レストラン そじ坊」
エプロンに面した眺望が自慢の和食レストラン。本格派のお蕎麦から、丼もの、お寿司、甘味まで、とりどりの和食メニューが揃っています。

「ラ・ビスタ」
パスタにピザ、ピラフ、ハンバーグなど、定番の洋食メニューが食べられるお店。

「あげたての味 天亭」
天ぷらや天丼、天そばをはじめ、お刺身や小料理なども選べる和食レストランです。

3. 大切な人が喜ぶ! おもたせをゲット

お世話になっている人や、日頃のちょっとしたお礼をしたい人を訪問するときのおもたせも、成田空港でしか買えないものなら特別感もさらにアップします。空港で購入できる限定のお菓子折り、どんなものがあるかご紹介しましょう。

「和心想菓」
第2ターミナル本館4F。東京の和菓子ブランド“新杵”を中心に、いろいろな和風菓子を用意するショップ。ここでは、「成田空港」の焼き印を押した限定の杵どらを購入することができます。皮には餅粉を使用していて、もちもち、ふっくらとした食感が魅力。

「東京食賓館 おもたせ処」
第1ターミナル中央ビル4F。ヨックモックや東京ひよこといった定番お土産スイーツを取り揃える店舗には、名門“とらや”の空港限定小型羊羹セットや、成田・羽田限定の“越前海鮮倶楽部”のいかせんべい・からあげ甘塩だれ、たこいか・甘塩せんべいからあげといった特別な商品が。バラエティに富んだお菓子の中から、これぞという逸品を宝探しのように見つける楽しさがあります。



成田空港で芸術三昧 じつは空港はアートの宝庫!?

第1ターミナル1F

『曙光』

フライト情報が映し出されている電光掲示板を見上げてみると、その脇に温かな光を放つ灯籠のような照明があるのに気がつきます。こちらは株式会社堀木エリ子&アソシエイツ 堀木エリ子氏による『曙光』という作品。古来から伝わる紙漉きの技術を使い、柔らかい空気感を演出しています。

第1ターミナル4F

じつはここ、アート作品の宝庫なんです。中村哲也氏による、飛行機をモチーフにした対の彫刻『B.S.EAST/V.O.WEST』や、山口晃氏による成田空港をモチーフに現在・過去・未来を描き出した透視図『成田国際空港 南ウイング盛況の圓/成田国際空港 飛行機百珍圓』、山本容子氏による巨大なステンドグラス『THE UNIVERSE』などなど、広大な空港内だからこそのダイナミックな作品群がそこかしこに。何度も空港を利用しているという方でも、見逃している人が多いのでは。

第2ターミナル1F

こちらでひときわ目を惹くのが、田中一光氏による陶板の『赤と白のつばき/紫のかきつばた』。到着ロビーの南側に『赤と白のつばき』、北側に『紫のかきつばた』と、南北の両端に飾られています。

第2ターミナル3F

出発ロビー中央部には、巨大な屏風仕立ての壁画『日月四季』が掲げられています。縦3.5メートル、横39.2メートル(!)という大迫力の作品の原画は、国を代表する日本画家・加山又造氏に依頼したもの。日本の特徴である春夏秋冬の流れが、金や桜色、モノクロームなど、さまざまな色づかいで表現されています。

カメラ好きの腕が鳴る! ベストビュースポットで撮影大会

成田空港は、絶景の展望・見学デッキを無料で開放しています(出国審査後のエリアを除く)。第1ターミナル・第2ターミナルそれぞれの展望デッキは、朝の6時30分〜夜21時まで(4月1日〜9月30日の場合。10月1日〜3月31日は7時〜21時)、“自由見学”することができます。

第1ターミナル5Fの展望デッキからは、4,000メートルもあるA滑走路の全体を見渡すことが可能。飛行機が離着陸する大迫力のシーンが、目の前に繰り広げられます。第2ターミナル4Fには2ヵ所の見学デッキが用意されていて、駐機している飛行機を間近に見ることが。デッキにはそれぞれ柵が設けられているものの、カメラのレンズをスポッと収めることのできる穴が空いている場所があるので、柵に邪魔されずに撮影することもできます。天候状況などによっては閉鎖されている場合もあるので、事前にチェックしてからお出かけになるのがおすすめですよ。

航空機はもちろん、滑走路で働くクルマたちや人々の様子も収めることのできる絶好の撮影スポット。季節によっては朝焼けの美しい眺めや、宵闇迫る空港の景色、ムード満点の夜景まで、いろいろな表情の成田空港をファインダー越しに見つめることができるはず。自慢のカメラをぶらさげて、日がな一日移ろいゆく滑走路の様子を写真に収めていく……そんな1日も素敵だと思いませんか?

旅の経由地として通り過ぎるだけじゃ、もったいない

世界約100都市と繋がり、年間3,500万人の旅客が行き交い、4,000メートルの日本一長い滑走路を持ち、約2分に一回飛行機が飛び立つ成田空港。世界と日本を結ぶメガ空港には、旅に出て、旅から帰る以外にも、いろいろな楽しみ方ができる場所と可能性が詰まっています。

景色が良くて美味しいご飯が楽しめて、お買い物できる場所も沢山……となれば、家族みんなでワイワイ、大切な相手としっぽりデート、友達とぷらぷら、どんな遊び方でもできちゃうわけです。しかも駐車場だってきちんと確保されているから、ドライブ先としてはもってこい。単なる旅の経由地として、さらりと通り過ぎるにはあまりに惜しい成田空港、今度のお休みは、目的地にしてみてはいかがでしょうか。