おいしいコーヒーを飲むためには?豆の種類や保存方法などまとめ

若者の間でコーヒーブームが最近巻き起こっています。スターバックスやドトールコーヒーなど身近にコーヒーはたくさんありますが、意外と自分で豆を挽いて飲む機会ってないものです。「なんか敷居が高いような…」そんなことありません! ぜひとも自分好みのコーヒーを見つけ出してみましょう!

コーヒー豆の種類や特徴を覚えよう!

みなさんコーヒーは好きですか? 私は大好きです、というよりコーヒーが好きじゃない人はこのページを見ないですね。コーヒーは世界で最も多くの人に愛されている嗜好品の一つといっても過言ではないくらい、ポピュラーなものです。そして同じ嗜好品であるたばこにもお酒にもたくさんの種類があるように、コーヒーにもいろいろな種類が存在します。それぞれ個性があり、それぞれの人に好まれ、それぞれの場所で栽培、収穫されているわけです。コーヒーをおいしく飲むのであれば自分の好みに合うコーヒー豆を見つけ出すことが大事です。どうせ同じコーヒーでしょ、とかはいけません。絶対にいけません。いつまでも「とりあえずビール」的な感覚ではだめなのです。基本的にスターバックスなどのチェーン店では豆を選ぶことはできませんが、店頭で販売されている豆はどの豆を使用しているかが裏面に記載されているので確認してみるといいでしょう。

コーヒー豆の種類やその特徴を覚えておくと「この豆だからこんな味! 」と一概に断ずることはできませんが、一つの指針にできることは間違いないでしょう。また試せば試すほど自分の好みのコーヒーに近づくことができますし、何よりさまざまなコーヒーを知っておくとドヤることができます。またここではコーヒー豆の種類だけではなく豆の挽き方や保存方法まで紹介します。十人十色の一色を見つけてみましょう。



代表的なコーヒー豆の種類10選!

さて、コーヒーについて独断と偏見まじりでつらつらと書き連ねました。本当にコーヒーが好きな人は冒頭だけで5ページくらい書いてしまうのではないでしょうか。私もコーヒーは好きですが、本当にはまる人はどっぷりはまります。そもそもコーヒー豆にはいろいろな種類があり、とてもすべてを紹介することはできません。なのでここでは代表的なコーヒー豆を10個紹介します。ぜひとも好みのコーヒー探しの参考にしてみてください。きっと人生がはかどりますよ。

ブラジル

その名のとおり南米、ブラジルで生産されている豆です。生産量も輸出量も世界一を誇る、コーヒー大国であるブラジル、なんと全世界のコーヒー生産量の約1/3を占めています。現在ブラジルにあるコーヒー農園にはおよそ60億本ものコーヒーの木が栽培されています。面積も27,000平方キロメートルと非常に広く、ブラジルがいかにコーヒー産業に力を入れているかがわかりますね。そんなブラジルでコーヒー栽培が始まったのは300年ほど前とされています。その後世界最大のコーヒー大国にまで成長しました。ブラジルで生産される豆のほとんどがアラビカ種で、ブラジルでは生産量だけに着目するのではなく、品質を高めることにも力を入れています。まろやかな口当たりが特徴で、柔らかな酸味と適度な苦みが合い、コーヒーの王者たらしめています。私はスターバックスのフレンチローストが好きなのですが、フレンチローストはこのブラジルの豆を使用しています。

グアテマラ

グアテマラは、キリマンジャロやブラジルとならんでよく見る豆だと思います。メキシコのホンジュラス、グアテマラが原産地です。グアテマラは国土こそ日本の1/3と狭いですが、中米においてはメキシコの次にコーヒー豆の生産量がおおいです。グアテマラ内戦の影響で不安定ではありますが、確かな味や品質のコーヒー豆には違いありません。グアテマラの特徴としては、甘い香りと果実香の上品な酸味とほどよい苦みのバランスがよく取れた味わいとなっています。

キリマンジャロ

キリマンジャロは、タンザニア北部のキリマンジャロ山から名づけられたコーヒーです。私の独断と偏見でブラジル、グアテマラとならんで三大よく見る豆に勝手に認定しています。もともとはキリマンジャロ山域のモシ地方で栽培、収穫されたコーヒー豆を指していましたが、現在ではタンザニアで生産されるコーヒー豆すべてをキリマンジャロと呼びます。品質が非常い高いことでもしられているアラビカ種です。実はこのキリマンジャロという品種、初期のころはブランドとしての価値が全くなかったため、一度イエメン共和国まで運び「モカ」として出荷していたそうです。中国製品を日本で組み立てて日本から出荷して日本製って言ってるような感じですね。屁理屈です。そんなキリマンジャロですが、日本では1953年、「キリマンジャロの雪」という映画が公開されたのをきっかけに認知され始めます。今では日本でも高い人気を誇る品種になりまして、もうイエメンまでもっていく必要はないですね。味の特徴ですが、キリマンジャロはその強い酸味が特徴的です。甘い香りと深いコクがあり、一度冠した名である「モカ」と似た味わいとなっています。皮肉ですね。

コロンビア

コロンビアは、日本の約3倍の国土であるコロンビア共和国で栽培、収穫された豆を指します。コロンビア共和国でのコーヒー生産はほかの国よりも遅れていましたが、コーヒー市場ではコロンビアの品質の良さが評価され、次第にコロンビア共和国内での大きな産の一部となりました。コロンビアの栽培品種のほとんどはアラビカ種です。ちなみに日本で有名な「エメラルドマウンテン」は、このコロンビアが使用されています。ただのコロンビアではなく豆の中で厳選された約3%程度の最高級の豆が使われています。フルーティーな柑橘系の酸味と甘みが程よくバランスがとれ、より深いコクを楽しむことができます。

クリスタルマウンテン

クリスタルマウンテンは、南米、キューバで生産されているコーヒーです。キューバのコーヒーはなんと70%~80%が日本、フランス向けになっています。コーヒー豆はキューバ全島で栽培されている、クリスタルマウンテンはその中で最も高級な豆となっています。ちなみに名前の由来は水晶がとれる山岳地帯で栽培、収穫されていることから名づけられました。マイルドな風味で均整の取れた味わいとなっています。クリスタルマウンテンは、ドトールでも販売されているので意外と身近に売られています。

メキシコ

メキシコはブラジル、コロンビアに次いで名のある南米のコーヒー生産国でなんと生産量は世界6位です。メキシコでは主にアラビカ種、ロブスタ種、ティピカ種が栽培されています。メキシコのコーヒーの生産は南部での生産が多く、高温多湿の地域で育つコーヒーが多くあります。メキシコはほどよい酸味と香りが特徴的で、バランスの取れた上品な味わいとなっています。太陽の国と言われるメキシコでの栽培、収穫された豆は柔らかな味わいを醸す豆となっています。

ケニア

ケニア共和国は南アフリカにある国です。ケニアでは主にアラビカ種とロブスタ種が栽培されています。ケニアでは最高品質のアラビカ種が作られていることが知られています。ケニアのコーヒーは細部に渡って管理されているため、最高品質のコーヒーが生まれます。ケニアでコーヒーが栽培されたのは1893年でした。そこからおよそ120年にわたって栽培され、今ではケニアには約16万ヘクタールのコーヒー園が存在します。年間生産量は天候によっても左右されますが、約6万トンが生産されます。世界一の出荷量を誇るブラジルは約225万トンと、ブラジルの豆に比べて圧倒的に少ないです。しかしその分ケニアのコーヒーは非常に高い品質を誇ります。なんといってもケニアのコーヒーで最重要とされている項目は品質管理なのです。ケニアはそのフルーティーなベリー系の甘みのある爽やかな味わいが特徴です。まろやかな口当たりで、上品な酸味を感じることができます。

モカ

モカは、コーヒーの発祥とされている豆です。最初にコーヒーが栽培されたのはエチオピアでした。そしてアラビア半島南西にあるイエメン共和国に「モカ」という港がありました。コーヒー豆がそこからアラビアの商人の手によって船で運び出されたことが由来で「モカ」という名前になりました。このイエメン共和国の「モカ」という港から出荷されるコーヒーをもともと「モカ」として販売されていました。しかしなにも純エチオピア産だけが「モカ」と呼ばれるわけではありません。「モカ・マタリ」と呼ばれる品種はイエメン産なのです。

基本的に「モカ」と呼ばれる品種はこのエチオピア産とイエメン産の2つのことを指します。モカの一番の特徴はその強い酸味です。果実のようなフルーティーな香り、豊かな甘みやコクを楽しむことができます。

コスタリカ

コスタリカ共和国は軍隊を持たない平和主義の国としてしられていますね。コスタリカでは最初、キューバ共和国から持ち込まれたものを栽培していました。現代になり、コスタリカの国中にコーヒー園が広がるようになり、コーヒー豆の産地としてその名が知られるようになっていきました。コスタリカのコーヒー豆生産量はなんと世界13位となっています。コスタリカでは主に7つの地方で異なるコーヒー豆が生産されています、それぞれの地方ごとに異なった風味が楽しむことができます。主要生産地はタラスですが、そのほかにもトレスリオス、セントラルバレー、オロシ、ウェストバレー、ブルンカ、トゥリアルバとあります。コスタリカでは約8万ものコーヒー生産者がいますが、そのうちの90%以上が5ヘクタール未満と、規模の小さい農園です。規模が小さいので上質なコーヒー豆を生産することが可能なのです。コスタリカのコーヒー豆は、柑橘系のフレーバーが大きな特徴です。上品な酸味と豊かなボディの味わいが特徴です。

ブルーマウンテン

ブルーマウンテンはカリブ海に浮かぶ島国、ジャマイカで栽培、収穫されます。名前の由来はジャマイカにあるブルーマウンテン山脈からきています。そのエリアの標高800メートル~1,200メートルで栽培されている豆のみが「ブルーマウンテン」を名乗ることができます。しかし日本が輸入する豆の多くが標高800メートル以下で栽培されたものである場合が多くあります。通常のコーヒー豆は麻でできた袋に詰めて出荷されますが、このブルーマウンテンは樽に詰めて出荷されます。収穫量が非常に少ないため、価値がとても高い豆として知られています。品種自体はその他のジャマイカ産のものと相違はありませんが、厳しい検査により選別された豆はとても上質なものとなっています。ブルーマウンテンは非常に香り高く、まろやかな酸味とふくよかな甘みの調和がよく取れた味わいとなっています。非常に高価でグレードの高い豆となっていますが、その分とてもおいしい豆となっています。

コーヒー豆の挽き方

コーヒー豆をそのままお湯に通しても楽しむことはできません。一般的にインスタントコーヒーはお湯を注ぐだけですが、豆の場合は豆を挽く必要があります。豆を挽く際にはできるだけ発熱を少なくするとよいとされています。ミル(豆を挽くもの)には複数種類あり、手挽き、プロペラ式、ウス式、カッティング式とあります。手挽きは粉砕に時間はかかりますが、発熱が少なめで粒の精度も比較的良いです。プロペラ式は粒がそろわないという欠点こそありますが、粉砕にかかる時間が短く機械も安価という利点があります。ウス式は、豆をすりつぶすようにして挽くもので、粒は比較的そろいますがするつぶすようにして挽くため摩擦熱が発生し発熱するという欠点もあります。カッティング式は豆を細かくカットして粉にする機械です。粉砕にかかる時間も短く、なおかつ粒もそろうので他の3種にくらべてとてもおいしく挽くことができます。このように種類や挽き方によって味やグレードが変わってきます。よりこだわるようになったら挽き方にもこだわってみたらいかがでしょうか。



コーヒー豆の保存方法

コーヒー豆は鮮度が重要になります。鮮度が落ちてしまっては味、品質が落ちてしまうと同義なので、鮮度を保つための保存方法が非常に重要なものとなります。というわけでここではコーヒー豆の保存方法を紹介します!

コーヒー豆は基本的に冷蔵庫で保存するのがよいとされています。1ヶ月ほどで飲み終わる場合には保存容器に入れて冷蔵保存するのがおすすめです。長期保存をする場合には保存容器に入れて冷凍保存するのがいいです。その際、保存容器はできるだけ密閉できるものを選びましょう。コーヒーは香りが重要です。外に香りが逃げてしまったり、他の食品の匂いが移ってしまっては醍醐味が減ってしまいます。密閉ができ、外から匂いが移らないような容器を選びましょう。

ちなみに冷凍保存する場合は使う時は解凍せずにそのまま粉砕すれば大丈夫です。一般的にコーヒー豆をおいしく飲める期間は1ヶ月~2ヶ月程度とされています。ただしこれはあくまでも「おいしく飲める期間」なので決して飲めなくなるというわけではありません。品質にこだわるなら保存方法や鮮度なんかも気にしたほうがいいですね。ちなみに先ほど紹介したブルーマウンテンですが、実は日本に輸送されて到着するころには品質が落ちてしまっているなんて話もあります。現地で飲んでみたいものですね!

粉の粗さ

コーヒー豆を粉砕するとき、どの程度粉砕するかを調整できます。極細挽き、細挽き、中挽き、粗挽きと分かれており、それぞれに特徴があります。極細引きはエスプレッソに使われる挽き方で、粒をとても細かくする挽き方です。ほぼ砂なのではという程度まで挽きます。細挽きは極細挽きに比べればましですが、苦みが強くなります。中挽きは一般的な挽き方で、粗挽きはとても粗く挽きます。粗挽きの場合は触ってみたときにざらざらしていて粒感がある程度にとどめます。ちなみに粗挽きの場合、香りが豊かになりうまみも増しますがその分多くのコーヒー豆を使用しなければなりません。基本的には細かく挽けば苦みが強くなり、粗く挽けばうまみが強くなります。細かく挽いたときのほうが抽出にかかる時間が短く、粗挽きのほうが抽出にかかる時間が長いということです。缶コーヒーでよく「粗挽き」とでかでか書かれているのはそういうことだったんです。

まとめ

いかがでしたか? 今回はコーヒー豆の種類や保存方法など、よりコーヒーを楽しむために必要なことをまとめました。保存方法や、豆の良しあしに関しては一概にこれ! とは言えませんが、気を使ってみればよりおいしいコーヒーを楽しむことができるかもしれません。私も豆を自ら挽いて飲んでいますが、やはり時間がたつと香りや風味が落ちるな、という印象を受けました。コーヒーの楽しみ方はひとそれぞれです。自分に合ったコーヒー豆の種類やブレンド、挽き方などを見つけることもまた、コーヒーを楽しむうえで最も楽しいことの一つかもしれません。