浅草。日本人も知っておくべき食・観光・伝統・文化…

外国人と会話をしていると、行きたい場所に必ずと言っていいほど出てくるのが「Asakusa」です。おいしいお店や浅草寺、またいろいろなエンターテイメントが彼らを虜にしているのでしょうか?でも東京に住んでいても意外に浅草をキチンと知りません。そこで、すこし浅草ガイドを書いてみようと思います。

まずは交通アクセスから

キチンと探せばたくさんある駐車場

古い街で一番気にかかるのは「駐車場」です。でも、お子さんやペット、そしてご年配の方がいれば自動車で向かいたいところですよね。このジレンマが厳しいのです。実際、下調べもせずに浅草に向かうと、浅草寺周辺では満車マークの駐車場ばかり。「空いている!」と思って入り口に走れば、異様に高く映る駐車料金に驚かされたりもします。できれば泣く泣く高料金を支払ったあげく、折角の観光を台無しに! なんてことはしたくありませんよね。

駐車場や駐車料金を抑える一つのポイントは、休日は避けることかもしれません。花やしき近くでも、平日なら一日最大料金が設定されているところがあるので、幾らゆっくり過ごしても安心です。

次は、ネットの力です。公共駐車場は台東区が、またタイムスなど民間経営でも駐車場ガイドをWebで公開しています。また、中には利用状況が判るところもあるので、できるだけ空いているところに目星をつけて駐車場選びをしておきたいところですね。また、次に紹介するような近隣の駐車場一覧のサイトもありますから、現地にいって右往左往せずに済ませたいところです。

浅草寺・花やしき周辺の駐車場

首都高を使って浅草にアクセス

さて、駐車するまでは確定しませんが、まずは自動車を浅草に向けて走らせましょう。では、どうアクセスするの?という素朴な疑問がありますね。実は、浅草に近い首都高の出入り口がたくさんあるんです。
浅草駅を中心にすると
■ 首都高速6号向島線 駒形出入口 542m
■ 首都高速1号上野線 入谷出入口 1,586m
■ 首都高速6号向島線 向島出入口 1,761m
■ 首都高速1号上野線 上野出入口 1,894m
4つの出入り口が2km以内にあるのです。

では、どの出口を選べばいいのか。この難題に答えるヒントになるのは…カーナビでも良いのですが、もし行く前に調べたい、あるいはスマホなどで最新の道路状況などを把握しながらというなら、首都高のサイトが便利だと思います。料金所を50音や路線図、路線別などで調べて探せる機能や首都高の渋滞状況を伝えてくれます。複雑に路線が入り組む首都高を攻略するための貴重なメディアです。

首都高ドライバーズサイト



浅草といえば、浅草寺

ご存じですか?浅草寺

浅草寺は、東京で一番有名なお寺かもしれません。確実に「一番」なのは、その古さです。よく知られている逸話ですが、兄弟の漁師が網に掛かった仏像を主人に見せたところ、主人は出家し自宅を寺にした。というのが実に628年の出来事だったのです。当時の東京はどのような風景だったのでしょう。そして、彼らが今の浅草寺を想像できたでしょうか?

そしてこのご本尊である観音像は「秘仏」として知られています。1寸8分の金色だとか、金無垢だと聞いたことはあるのですが、実は秘仏のため誰も見ていない。というのが真相です。確かに、見つけた兄弟やその主人は見ているのですが、645年に勝海上人というお坊さんが夢に出てきた観音様のお告げから秘仏にするようにと告げられ、それ以来、誰の目にも晒されていないそうです。

恐らく浅草寺が今のように人の集まるお寺になったのは、江戸幕府が開かれた後からではないでしょうか。幕府を江戸に定めた徳川家康は浅草寺を祈願所にします。そして寺領として五百石を与えたのです。更に、伽藍が消失した後、徳川家光の援助で再建を果たしています。徳川将軍家に愛された浅草寺です、人々の感心を集め、そして集う場になったと思うのです。

浅草寺の建物

浅草寺の境内にはたくさんの建物があります。その幾つかを見てみましょう。

■ 雷門
本堂よりも目、そして耳に馴染んだ浅草寺の代名詞が「雷門」でしょう。向かって右手は風神像、左手には雷神像が安置されています。仁王様ではないんですね。だから正式名は「風雷神門」というのですが「雷門」の方が土地の名前にも使われているほど通用しています。一度、幕末1865年に焼失し仮設の門が立てられていたのですが、1960年に鉄筋コンクリート造で再建されました。これはパナソニックの創業者松下幸之助が病気が平癒したお礼にと寄贈したものなのです。ですから、「雷門」と書かれた大きな提灯の下側には「松下電器」と書かれた金具が使われていますよね。そして、この大提灯、台風中継で畳まれた姿を目にした方も多いと思いますが、もう一つ畳まれる事があります。それは…三社祭の時なのです。

■ 宝蔵門
一般には「仁王門」とされるのが、宝蔵門です。現在の門は1964年に鉄筋コンクリート造で再建されたもので、大谷米太郎夫妻の寄進によって建てられたものである。この大谷さん、実は鉄鋼王と呼ばれた大実業家なのですが、もっと有名なのはホテルニューオータニの創業者だということでしょう。この門の左右には仁王像が安置されているので「仁王門」なのですが、再建後は宝蔵門と名付けられました。その理由は、この門の上部が文化財(宝)の収蔵庫(蔵)になっているからなんです。
そして、仁王様のモデルですが、阿形像の後の横綱北の湖、吽形像は明武谷と言われている。両方ともにお相撲さんがモデルなのですね。また、参拝した後で真っ先に目に飛び込んでくる巨大なわらじですが、魔除けの意味があるそうです。仁王を作った村岡久作さんが山形県村山市出身だったことから、同市の奉賛会によって奉納されているそうです。その大きさ故、作るのも大変でしょうが、使っている藁の量が2,500kg。どれだけのお米を作れば、これだけの藁ができるんでしょう?

■ 本堂
堂々たる本堂は、秘仏の聖観音様を安置しているので観音堂と呼ばれる事もあります。。戦前は1649年のに建てなおされ、江戸時代の大型寺院本堂の代表作として国宝に指定されていたがのですが、1945年の東京大空襲で消失してしまいました。現在のお堂は1958年に再建されたもので鉄筋コンクリート造になっています。

内陣の中央には観音様を安置するための厨子(宮殿)が置かれ、その内部は下段の間と上段の間に分かれています。そして下段の間には円仁作と伝えられる前立本尊の観音像が、上段の間には秘仏本尊像が納められているそうです。

この宮殿、毎年12月13日の開扉法要などで扉が開けられるのですが、先ほど書いたとおりご本尊は「秘仏」です。そのため、参拝者が目にすることができるのは前立本尊だけを見られるという仕組みです。

■ 五重塔
先代の塔は1648年に建立でしたが、こちらも本堂と同じ1945年の東京大空襲で焼失してしまいました。そして、こちらは先代のあった場所とは違い、1631年に焼失した三重塔の跡地付近に場所を移して再建されています。再建されたのは本堂からは遅れて1973年、やはり鉄筋コンクリート造になっています。五重塔ですから仏舎利が納められるひつようがありますが、これは塔の最上層にスリランカ・アヌラーダプラのイスルムニヤ寺院から招来し安置しています。

■ 二天門
東京大空襲で大部分が焼け落ちてしまった浅草寺ですが、この二天門は重要文化財に指定されています。そう、焼け残ったのです。建立は1618年、浅草寺にあっては貴重な歴史的建造物なのです。この門、浅草寺境内にあった東照宮への門として建てられました(東照宮は1642年に焼失。以後再建されていません)。
そして、門の左右に安置されている持国天、増長天の二天は上野寛永寺の徳川家綱霊廟から移されたものです。

■ 伝法院
少し境内から外れたところにあるので、別の施設…と思われる方も多いかもしれませんが、実は浅草寺の本坊です。残念ながら、一般に公開されていないのですが、東京では珍しい美しい回遊式庭園が有名です。しかも作は庭造りの天才、小堀遠州と伝えられています。もし特別公開にタイミングが合えば、ぜひとも訪ねたい場所です。 所在地:東京都台東区浅草2-3-1
電話番号:03-3842-0181
駐車場:なし

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旨いぞ浅草。老舗の味は最高です

浅草寺仲見世でつまみ食い

浅草寺へのお参りの行き帰りに、必ずと言っていいほど通るのが「仲見世通り」です。一年中、お祭りので店のように軒を連ねる多くのお店。その数、実に89店あるそうです。

その中から幾つか、チョイスしてつまみ食いしながら、闊歩してみましょう。
■ きびだんご「あずま」
江戸時代実在した門前のきびだんごを再現したお店です。実演販売と売り子の威勢の良い声が軒を連ねるお店の中でも特に目を引きます。夏場など人いきれの中では冷し抹茶が、冬場の寒さには甘酒がうれしいところです。そして、肝心要のきびだんごは、少し小ぶりで、モッチモッチです。きなこの風味がホッコリさせてくれます。 ■ 揚げおかき「杵屋」
つまみ食いをしていると、ついつい甘いものが多くなってきます。そんな時に小袋に入った揚げたておかきをカリカリっと食べて口直し。というのもよろしいかと思います。
この杵屋さんでは伝統の技+選りすぐった材料がおいしさをの原動力になっています。選りすぐりの原料とは東北「宮黄金餅」、そして揚げ油は紅花油入の特上油なのです。これはやみつきです。 ■ あげまんじゅう「九重」
浅草寺からほど近くにある実演販売のお店、九重さんでは「あげまんじゅう」をいただきます。こちらも材料にはこだわっていて、あずきは国産、そして揚げ油には三種類の高級油をブレンドしています。程よい甘さが嬉しいですね。 ■ アイスもなか「浅草ちょうちんもなか」
全国で唯一の最中専門店! と言うこのお店、おみやげ用にはアンコの詰まった最中を、そして食べ歩きにはアイスもなかがおすすめです。とは言え、アイスもなかはどこでも食べられるでしょ! と言われそうですが、種類が実に多くバニラ、まっ茶、あずき、紅いも、きなこ、黒ごまなど、いつも目移りしてしまいます。しかも、言われたその場で皮に包んで貰えるので、サクサク感がたまりません。 ■ 人形焼「木村家本店」
下町銘菓と言えば「人形焼」は外せません。浅草でも元祖の人形焼はこちら創業明治元年の木村屋さんです。その初代からの頑固に守りながら、目の前で焼かれる人形焼は昔懐かしの甘さです。そして人形焼の楽しみは、その形ですよね。こちらは流石に浅草寺門前のお店ですから五重の塔・雷様・提灯・鳩と四種類。全て浅草寺由来だというのが判ります。そして、この形も初代考案という伝統のお店なのです。 ■ 団子「喜久屋」
みたらし団子、そう醤油だれの掛かった甘辛の団子ですが、そこにアンコが入っていたら…見たことありますか? 喜久屋さんでは、その名も「喜久団子」として売っているのです。食べる前には「甘すぎるだろうな」と思ってみたものの、意外や程よい甘みで幾らでもいけそうなくらいのおいしさです。合います! 他にも天然ヨモギを使ったよもぎ団子(その場できなこをまぶしてくれます)や、十勝のあずきに宮城のもち米を組み合わせた豆大福と、甘党ではなくても嬉しくなるもの揃いです。 ■ 芋ようかん「舟和」仲見世三号店
浅草の甘味で外してはならないのが「浅草舟和の芋ようかん」です。芋ようかんは贈答品などの竿のイメージが強いのですが、仲見世三号店では芋ようかんだけではなく、栗入り2色きんつば、夏にはソフトクリームがその場で食べられる手軽さです。飾らない下町の味をパクつくことができるのは嬉しいです

と、こんなに食べ歩いていると…お腹がいっぱいになるので「注意!」です。 仲見世会館
所在地:東京都台東区浅草1-36-3
電話番号:03-3844-3350

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揚げ物大好き!とんかつ、天ぷら

浅草グルメの代表格は揚げ物ではないでしょうか。たくさんある中で、まずは揚げ物専門店「とんかつ」「天ぷら」をいくつかピックアップしてみましょう。
■ とんかつ「ゆたか」
浅草で七十年以上の歴史を誇る老舗とんかつ屋です。パン粉は自家製、豚肉は群馬県産のやまと豚、揚げ油には高級綿実油を使い、特性のソースに塩と原料には最高の気配りがあります。そして老舗ならではの職人さんがいれば、間違いなくおいしい! のです。売りはなんといっても、その軽さ。サクサクとしたとんかつは毎日でも食べられそうな一品です。 参考:ヒレカツ定食 、ロースカツ定食 
所在地:東京都台東区浅草1-15-9
電話番号:03-3841-7433
営業時間:
平日 11:30~14:30、17:00~21:00
土日祝・イベント時 11:30~15:00、16:30~21:00
(オーダーストップはそれぞれ閉店30分前)
定休日:木曜(その他「お知らせ」または「公式ホームページ」を参照のこと)

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■ とんかつ「あき山」
とんかつはもちろん、実は築地直送の魚もおいしいお店です。また、メニューには、A5ランクの和牛をつかった「タタキ」「スジ煮」も並びます。昼に伺ってもランチの他、スジ煮+ご飯という組み合わせもOKだそうなので、通えるお店になってしまいそうですね。
また、とんかつに無くてはならないのが「キャベツ」ですが、こちらのキャベツには刻んだ大葉が入っています。揚げ物をさっぱり食べるための工夫が憎いです。 参考:ロースカツ膳 
所在地:東京都台東区浅草2-12-6
電話番号:03-3847-8441
営業時間:11:30~15:00、17:00~20:00
定休日:月曜日(祝日の場合は翌火曜日)

食べログ
■ とんかつ「元祖やきかつ 桃タロー」
こちらのとんかつは、「揚げ物」コーナーに入れてはいけなかったのです。その名の通り、「焼き」ですから。つまり、フライパンで両面を焼いたとんかつです。

初代が上野精養軒で修行し、フランス料理のコートレットをヒントにした調理法ですね。一般的には「カツレツ」というものと近いと思います。そこに更に工夫を重ねたのが桃タローさんの「やきかつ」です。特徴は、衣はサクサク、そして肉は口当たりが柔らかく、そして油っぽさが少ないので、ご年配の方にも楽に召し上がっていただけると思います。 所在地:東京都台東区花川戸1-10-9
電話番号:03-3841-0735
営業時間:
平日 11:30~14:30(L.O 14:00) 16:30~21:00(L.O 20:15)
土日祝11:30~15:00(L.O 14:15) 16:30~21:00(L.O 20:15)
定休日:月曜日/第2・4火曜日/定休日が祝日の場合、翌日が休み

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■ てんぷら「春日」
贅沢に過ごしたい時には、こちら春日さんがよろしいかと思います。料理の準備が整うまで控えの間でお茶を飲んで待ちます。はやる気持ちを抑えて、あくまでゆったり過ごしましょう。そして準備が整えば食事スペース。こじんまりとしたカウンターを目の前に先付けから、とても上品に軽く仕上がった天ぷらへと続きます。こういう時には、素材の味が気になって、折角の天つゆよりもお塩でいただくことがおおくなりますよね。天ぷらは何と言っても、季節の味を大切にいただきたい。と思わせるお店です。
お食事後は、また別室で水菓子をいただいて、お支払い。ということになります。喧騒の浅草とは毛色の違う楽しみ方もできるんです。 所在地:東京都台東区雷門1-2-11
電話番号:03-3844-8652
営業時間、定休日、料金は要確認

食べログ
■てんぷら「まさる」
天ぷらというよりも、天丼といった方が正しい「まさる」さんです。路地裏の名店といった趣ですが、昭和22年の創業という老舗ですね。大入江戸前天丼は、その名に恥じない、丼からはみ出すぎるくらいはみ出たネタが嬉しい限りです。がっつりしながら、それでいて上品な仕上がりは、良いねたが入らなければお休みする頑固さと、やっぱり職人芸ですね。 参考:大入江戸前天丼 、味噌汁 
所在地:東京都台東区浅草1-32-2
電話番号:03-3841-8356
営業時間:11:00~14:00(材料がなくなり次第閉店 / 良いネタが入らなければ休店)
定休日:水曜・日曜・祝日

食べログ

下町ぐるめと言えば洋食!

かつて日本のエンターテイメントの中心地として隆盛を極めた浅草には老舗洋食店が元気に頑張っています。幾つかピックアップしてみましょう。
■ヨシカミ
テレビや雑誌でも数多く取り上げられている、浅草を代表する洋食屋さんがヨシカミさんです。創業は昭和22年。知ってる方にはお馴染みの『旨すぎて申し訳ないス!』というキャッチコピーは昭和35年頃からのものだそうです。その歴史の中で貫かれた「日本人の味覚にあう味」、素材や調理法などの工夫が常に心がけられているのも魅力です。

ヨシカミさんでいつも感心してしまうのは、キッチンで働くコックさんたちです。一つ一つのの動きに無駄がなく、いつも見とれてしまいます。皆さんのお一人お一人の仕事がキチンとこなされて、完成にもっていくまでの流れが、本当に見事なんですよね。

そして、メニューに書かれた品数。いつも、どれを食べようか…と悩んでしまいます。常にお店の前には行列ができていますから、時間のあるときじゃないと来ることができないという思いもあって、時間をかけてメニュー選びをするのも楽しいのですが。

そんな中でも代表的なメニューは、ビーフシチュー、オムライス、ナポリタンでしょうか。どれも、おいしいだけではなくて、どこか懐かしい味です。そして、毎回やってしまうのが「おみやげ」です。カツサンドをお願いしてテイクアウト。帰宅後の晩酌のおつまみにしてしまいます。 参考:スパゲティナポリタン 、ビーフシチュー 、カツサンド 
所在地:東京都台東区浅草1-41-4
電話番号:03-3841-1802
営業時間:11:45~22:30(L.O 22:00)
定休日:木曜日

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■ アリゾナキッチン
永井荷風といえば、文学者としても有名ですが、浅草に足繁く通ったこともよく知られています。その家風が通い詰めたお店がアリゾナキッチンさんです。テラス席がありながら風情を感じさせるのは土地柄でしょうか?

名物は一週間煮込んだビーフシチュー、そしてロールキャベツです。そしてチキンレバークレオール。レバー料理?と思わせる名前ですが、チキンとレバーの煮込み料理なのです。味付けはデミグラスソースなので、ビーフシチューやハッシュドビーフのチキン&レバー版といったところでしょうか。これもおいしいのです。名前には「?」だったのですが、食べれば納得です。

今も荷風が来るのでは無いかと思うくらい、いつも常連さんがたくさん集うお店は、The浅草の洋食屋といった風情です。 参考:ビーフシチュー 、ロールキャベツ 、チキンレバークレオール 
所在地:東京都台東区浅草1-34-2
電話番号:03-3841-6531
営業時間:11:30~14:30、17:00~22:00(L.O 21:15)
定休日:月曜日(祝日の場合は営業)

浅草・上野ガイドネット



浅草寺につぐ浅草のシンボル

歴史遺産(?)浅草花やしき

花やしき、古い古い遊園地です。なんといっても1853年開業、江戸時代に開業した遊園地は日本では他にありません。でも、何故かあまり「日本最古」と言われないのです。というのも、一度、取り壊されてしまって1947年に再建されたからなのです。1912年から通しで営業しているひらかたパークに軍配が上がっているんですね。

でも花やしきには、日本最古がキチンとあります。あの有名な「ローラーコースター」です。狭い園内を駆け巡るのは創意工夫の成果! とも言えるでしょう。最高時速は42km/h。ですが、すでに60歳を過ぎた老人コースターですが、今日も元気に走っているはずです(多分)。ここでも使っている写真にもある「花やしきのシンボル」なのですが…やはり少し怖いかもしれませんね。地上45mまで上がり、浅草を一望できるのが何より魅力です。

そんな花やしき、これからも浅草エンターテイメントのシンボルであり続けて欲しいですね。

そしてローラーコースターよりも古いアトラクションがあるのです。ちょっと怖いのですが…いや、絶叫マシーンではないのです。Beeコースターです。

お笑い、大衆演劇。劇場もたくさん

浅草演芸ホール

浅草は演芸、お笑いの街でもありますよね。ナイツ、ビートたけし、渥美清、そしてエノケンとお笑い人の歴史が刻まれた街です。演芸場も一時は廃れていましたが、今ではよしもと浅草花月ができるなど、再びその地位を取り戻そうとしているかのようです。

そんな浅草にあって「演芸場」つまり「寄席」と呼べるのは、浅草演芸ホールだけではないでしょうか? テレビでお馴染みの師匠たち、知られざる名人、そしてこれから出てくる二つ目、前座さんが目の前で繰り広げる「一人芝居」落語を見てみましょう。 所在地:東京都台東区浅草1-43-12
電話番号:03-3841-6545、03-3841-8126
入場料(通常時):大人  円、学生 、子ども(4歳以上) 

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浅草東洋館

演芸ホールが落語なら、こちらは漫才、色物の殿堂です。ナイツがネタにするような大師匠をじかに見る機会は実は、とても少なかったりします。この東洋館、かつてはフランス座というストリップ劇場でした。そしてその当時、渥美清、長門勇、由利徹…そしてアズマックスの父 東八郎が育てられた由緒ある場所です。関東のお笑いの底力は、ここから生まれてくるのかもしれませんね。 所在地:東京都台東区浅草1-43-12
電話番号:03-3841-6631
入場料(通常時):
大人  、学生 、子ども 

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木馬館

浅草のエンターテイメントは、お笑いだけではありません。大衆演劇のメッカでもあります。あの浅香光代先生も浅草女剣劇の名座長だったのですから。今も、その歴史を引き継ぐのが「木馬館」です。

毎月毎月、いろいろな大衆劇団が入れ替わり立ち代りで舞台に上がってきます。熱烈なファンも多い場所ですが、一度、見に行ったらハマってしまうかもしれませんね。 所在地:東京都台東区浅草2-7-5
電話:
予約専用 03-3845-6421
劇場電話 03-3842-0709
料金:大人 、子ども 

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夏は燃える浅草をみよう

三社祭

浅草は浅草寺などの寺社仏閣も多いので、祭事も自然と多いのですが、特に夏を中心に盛り上がります。まず、その第一は「三社祭」でしょう。

三社様とも呼ばれる浅草神社の祭礼である三社祭は、神田祭、山王まつりと並んで「江戸三大祭り」の一角をしめます。昔は5月17 、18日の二日間に大祭が行われていたのですが、交通事情の変化などから、今では17、18日に近い金曜日に神輿神霊入れを、続く土曜に氏子さんたちによる各町連合渡御、日曜日に本社神輿の各町渡御が行われています。この三日間での人出は150万人とも言われ、浅草中が人で埋まるかのようです。

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玉屋〜!隅田川花火大会

毎年、7月の最終週に行われる隅田川花火大会の花火大会は、落語などにも出てくる江戸・東京の夏を象徴するイベントです。最初に行われたのは「暴れん坊将軍」で有名な吉宗が、1732年に当時流行したコレラ、そして飢饉に死者の霊を弔ったのが起源とされています。既に300年近い歴史があるんですね。

戦争、また悪天候などでたびたび中断されましたが、1961年に交通事情や隅田川の悪臭などが理由で完全に中止されてしまいます。そして1978年に復活、今に至っています。今の隅田川は水上バスも走り、中止当時に比べれば遥かに改善されているのでしょうね。自然が大切にできなければ、花火も上げられなくなるというのは、厳しい反面、良い教訓だったのかもしれません。

そんな花火大会、毎年100万人の人出が見込まれています。観やすい場所は早々に陣取られしまったり、民家のベランダや屋上にはなかなか上がる機会がありません。それでも公式サイトから打ち上げ場所などをよくみて、いい場所を探してみるのも楽しいですよ。

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街ごと踊る、浅草サンバカーニバル

1981年から始まり、今ではすっかり三社祭、花火大会に並ぶ浅草の夏の象徴として定着しています。そして、もしかしたら北半球最大のサンバイベントなのかもしれません。

リオのサンバカーニバルと同様、浅草でもサンバチームのコンテストの要素が組み込まれています。ただ好きで踊るパレードとは違い「真剣勝負」が繰り広げられているのです。参加チームは「S1リーグ」と「S2リーグ」とに分けられ、それぞれ細かい規定が設けられています。特にS1リーグはリオのカーニバルに近づくため、厳しい規則で底上げを図っているようです。

ただ、リオと違うのは、浅草の場合は昼間が中心になっています。実は当初、リオと同様に夜間を中心にしていたのですが、参加者・観客の安全のため昼間に移行したそうです。そういえば、リオのカーニバルは毎年、殺人など物騒な事件が話題になりますね。そこだけは「リオのカーニバルに近づける」なんてことの無いよう、明るく楽しいカーニバルを楽しませて欲しいですね。

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まとめ

年配の人のイメージが強いせいか、東京の人でも「知っているけど、行ったことがない」「何年も行ったことが無い」と浅草には縁遠い人が多いかもしれません。でも今回紹介した歴史を刻んできた老舗の他にも新しい浅草を作ろうとしているお店やイベントもたくさん現れてきています。

特に外国人の観光客が増えてきている中で、浅草も変わってくるのでしょう。でも、そんな流れの中でも、頑固親父が守ってきた伝統はこれからも伝え続けて欲しいですし、程よくブレンドされたネオ浅草が、また日本のエンターテイメントの中心地になる日が来るかもしれませんね。