浜松市の観光スポットを3つの切り口で見ていく!

今回は東京、大阪のちょうど中間にある浜松市について「自然」、「文化」、「食」の3つの切り口で観光スポットを紹介します。自然も豊かで意外と知らない名産も多いと思いますので観光の参考になれば幸いです。

はじめに

浜松市の交通状況は?

東京駅周辺から浜松駅周辺に行く場合は首都都心環状線、東名高速道路を通って磐田ICで降りて向かいます。トータルで3時間30分程度のドライブです。大阪駅周辺から向かう場合は阪神11号池田線、伊勢湾岸自動車道などを通過して東名高速道路浜松西ICを降りて向かいます。こちらも3時間30分程度のドライブです。距離的には宿泊を考えるとちょうどよいかと思います。日帰りもできると思いますが、巡れるスポットは限られそうです。

家康が命名した街!?「浜松市」

浜松市は静岡県の西部にある政令指定都市です。上述のように東京と大阪のちょうど中間付近に位置するアクセスのよい街です。天竜川や遠州灘、浜名湖など豊かな自然に恵まれています。気候も過ごしやすい日が多いです。平野部であれば冬でも晴れた日なら着こまずとも過ごせる日があります。しかし、遠州方面からのからっ風には注意が必要で気温が高くても強く吹くことがあります。「浜松」という地名の由来はこの地域に築城されていた城を徳川家康が「濱松城」と命名したのがきっかけで、以降は濱松が定着するようになったと言われています。

餃子の消費量もトップクラスの浜松市

浜松市は餃子の消費額が宇都宮と並んで全国トップです。2011,2012年は宇都宮を抑えてトップになったこともあります。2005年には全国的に浜松餃子の認知度を高めるために市民によって浜松餃子学会が設立されました。またうなぎも有名です。それもそのはずで、国内初のうなぎ養殖をはじめたのは浜松でした。もしかしたらうなぎそのものよりも「うなぎパイ」の方が馴染みがあるかもしれませんね。また浜松市は国内の洋楽器産業発祥の地としても有名です。

今回の浜松観光スポットについて

今回は自然が豊かでおいしい食べ物も多い浜松市を「自然」、「文化」、「食」の3つの切り口から見ていきたいと思います。



浜松は「自然」を活かした施設がいっぱい

低料金で花をいっぱい満喫できる「はままつフラワーパーク」

はまつフラワーパークは浜松市制施行60周年を記念して1970年に開園した植物園です。広い園内を歩き続けるのは疲れてしまいます。そんな人のために回っているのが園内周遊バス「フラワートレイン」です。体の不自由な方や高齢者の方もこちらに乗れば園内の施設を楽しむことが出来ます。歩きまわっている間に疲れてしまった人もこちらを利用して出入り口に向かう場合も多いです。
クリスマスの時期になると温室内にイルミネーションを設置しています。園内全体が輝いていてとても綺麗に見えます。

-基本情報
【名称】
はままつフラワーパーク
【住所】
静岡県浜松市西区舘山寺町195番地
【営業時間】
3月~9月(09:00~17:00)
10月~11月(09:00~16:30)
12月~2月(10:00~16:30)
【入場料金】
大人(高校生以上)
3月〜6月(600円〜1,000円)
7月〜9月(無料)
10月〜2月(500円※園内で利用可能の500円分の商品券付き)

小中学生
3月〜6月(300円〜500円)
7月〜9月(無料)
10月〜2月(無料)

【駐車場】
専用無料駐車場あり(収容:600台)
【アクセス】
東名高速道路浜松西ICより車で約15分

花に囲まれた「浜名湖ガーデンパーク」

静岡県営の公園で、東京ドーム10分に匹敵する敷地面積を持ちます。本格的にオープンしたのは2005年6月からです。大きな公園ですが道幅は広く、点字ブロックも各所に配置されています。勾配も障害者の方や高齢の方の負荷になるべくならないように設計されています。園内にはモネの睡蓮が模した池やあたり一体を見渡すことのできる展望台などが設置されており、観光客をはじめ地元の人も多く足を運んでいます。

年内は主に駐車場がある「西側エリア」と庭園が豊富にある「里のエリア」、遊覧船や水遊びなど子ども声が聞こえてくる「街のエリア」の3つに分かれています。

-基本情報
【名称】
浜名湖ガーデンパーク
【住所】
静岡県浜松市西区村櫛町5475-1
【開園時間】
08:30〜17:00
※7、8月は〜18:00
【駐車場】
無料駐車場あり(収容:1,800台)
【アクセス】
東名高速 浜松西ICより車で約25分

自然の神秘に触れる「竜ヶ岩洞」

竜ヶ岩洞(りゅうがしどう)は1981年に洞窟愛好家2名によって発見された全部で1,000mほどの大きさとなる洞窟です。洞窟の中にはさまざまな形をした鍾乳石があり神秘的な雰囲気に満ちています。中でも地底の滝としては国内でも最大級の規模となる「黄金の大滝」は必見です。夏場も涼しいので気持ちよく観光できるスポットの一つです。

-基本情報
【名称】
竜ヶ岩洞
【住所】
静岡県浜松市北区引佐町田畑193
【営業時間】
09:00〜17:00
【入場料金】
大人・高校生:1,000円
中学生:600円
小学生:600円
【駐車場】
専用無料駐車場あり(収容:500台)
【アクセス】
新東名高速道路浜松いなさICより車で約20分

「文化」施設も充実の浜松市

演奏者以外も楽しめる「浜松市楽器博物館」

楽器博物館設立の背景は冒頭でお話した浜松市が国内における洋楽器産業の発祥地だったことに起因します。明治時代以降、楽器製造を支えてきた歴史やその背景をしっかりと残し、外に発信するために設立されました。浜松市内での製造の中心はピアノを中心とした西洋楽器ですが、展示されているのはこれに限らずさまざまな楽器を鑑賞することが出来ます。

音楽をやっている人しか行けないスポットかと思われるかもしれませんが、そんなことはありません。楽器は通常演奏して音を奏でるものです。しかし、ここは博物館です。演奏できるスキルがなくとも、美品として鑑賞したり、装飾の特徴から国々、または地域の信仰などを理解したりと演奏者以外の方も楽しむことができる要素がたくさんあります。

-基本情報
【名称】
浜松市楽器博物館
【住所】
静岡県浜松市中区中央3-9-1
【営業時間】
09:30〜17:00
【入場料金】
大人:400円
高校生:200円
中学生以下:無料
※高齢者(70歳以上)、障害手帳所持者(介助者が必要な場合は、介助者1名を含む)も無料となります。
【駐車場】
アクトシティ地下駐車場
06:00〜24:00 20分ごとに100円
21:00〜09:00 1泊は1,000円
【アクセス】
東名高速浜松ICより約30分

ロープウェイで行く!?「オルゴールミュージアム」

浜名湖オルゴールミュージアムは1999年にオープンしたオルゴールのミュージアムです。約70点のオルゴールの展示に加えて1Fには東海地方最大級のオルゴールショップがあります。アクセスが特殊でかんざんじロープウェイまで行ったら、ロープウェイに乗り4分程揺られると到着します。施設の屋上には360度周囲を見渡すことができる展望台もついています。

展望台にはオルゴールの原点とも言われるカリヨンが設置されており、毎時00分に演奏をはじめてくれます。演奏の内容も季節などに応じてマッチしたものにしてくれるのでいつ来ても楽しめる観光スポットの一つです。見晴らしも良く、晴れた日には富士山も見えます。また簡単なオルゴール作成も出来ます。観光の思い出に作ってみるのも面白いです。

-基本情報
【名称】
浜名湖オルゴールミュージアム
【住所】
静岡県浜松市西区舘山寺町1891
【営業時間】
09:00〜17:00
※終了時間は時期によって異なります。
【駐車場】
専用駐車場あり(収容:46台)
1台800円
【アクセス】
東名高速道路浜松西ICより車で約15分

車の歴史や生産工程が見える「スズキ歴史館」

名前の通りバイク・自動車メーカーのスズキ株式会社の企業博物館です。本社の南東にあり見学するには事前にインターネットか電話で予約する必要があります。1Fは現行の車などが展示されており、2Fは車の生産開発についてと海外拠点についてまとめられています。3Fはスズキの歴史を振り返るような展示がされています。2F、3Fは見応えがあります。車の設計などを決定するデザインルームを再現していたり、工場の生産の様子が分かるような大型の展示があります。展示には「3Dシアター」なども含まれていて、面白いです。

3Fでは織機メーカーとして創業以降バイクや車などさまざまジャンルに挑戦し実績を積んできた過程や苦闘がまとめられています。一種のサクセスストーリーをみているようで楽しめます。

-基本情報
【名称】
スズキ歴史館
【住所】
静岡県浜松市南区増楽町1301
【営業時間】
09:00〜16:30
【入場料金】
無料
【駐車場】
専用無料駐車場あり
【アクセス】
東名高速浜松ICより約30分

国内でも珍しい裸足で見る美術館「秋野不矩美術館」

秋野不矩美術館は自然に囲まれた丘の上にある美術館です。建物は2階建てすごく大きい訳ではありませんが、建築材料に地元の天竜杉や漆喰を使ったりと素材に拘った建物となっています。施設名にも入っている秋野不矩氏は現・浜松市天竜区二俣町で生まれた画家です。50代の頃にインドに魅せられ、寺院などをモチーフにした作品を多く出されています。ちなみに秋野不矩美術館の設計者・藤森照信氏の最大のこだわりは靴を脱いで鑑賞するという点です。

秋野不矩氏の絵の綺麗さに土足は似合わないという思いからこのような設計になったと言われています。もともと日本人は室内では靴を脱ぐ文化でしたが、あまりこういった美術館はないかと思います。それだけで、なんだか他と違うモノを感じ取れるかもしれません。

-基本情報
【名称】
浜松市役所市民部秋野不矩美術館
【住所】
静岡県浜松市天竜区二俣町二俣130
【営業時間】
09:30〜17:00
【入場料金】
大人300円
高校生150円
70歳以上・障害者手帳所持者・小中学生無料
(※特別展はその都度設定)
【駐車場】
専用無料駐車場あり(収容:50台)
【アクセス】
新東名高速道路 浜松浜北ICより車約10分

出世祈願をしたくなる!?「浜松城」

野面積みの石垣が有名なお城です。浜松城には別の呼び名もあり、歴代の城主が次々と出世したことから「出世城」とも呼ばれています。また、近くに「椿姫観音」というのがあるのですが、こちらもおすすめです。一説によると城主が謀略によって殺された後、妻だったお田鶴の方が城主となり、仕掛けてきた徳川家康と徹底抗戦したという話があります。最終的には敗れてしまいますが、最後まで死守を続けた姿に感動した徳川家康がお田鶴の方と侍女18人を厚く葬り祠を建てました。

その後も付近の人々は追善供養を捧げていました。1944年に御堂が建てられましたが、戦争の影響でなくなりました。その後再建され、椿姫観音を祭り、毎年追悼供養をしています。家康は途中で妻子の面倒をみると使者を何度か送っていますが、全てを拒否して戦い続けました。その強さには何かを感じずにはいられません。

-基本情報
【名称】
浜松城
【住所】
静岡県浜松市 中区元城町100−2
【営業時間】
08:30〜16:30
【入場料】
大人(高校生以上)200円
※中学生以下無料
【駐車場】
タイムズ浜松市役所本庁舎(収容:211台)
月〜金
08:00〜18:00 100円/30分
18:00〜08:00 100円/60分
土・日・祝
08:00〜18:00 100円/30分
18:00〜08:00 100円/60分
【アクセス】
東名高速浜松ICより約30分



浜松市の「食」を味わう

本場で味わう“うなぎパイ”「春華堂」

うなぎパイの販売元として有名な春華堂の本店は浜松市にあります。地元ではうなぎパイの他に和菓子や洋菓子などの販売でも知られている老舗菓子屋です。ちなみに2011年にはうなぎパイ誕生50周年事業としてCMやキャラバンなどが開催されました。本店は浜松の中心街に位置し、観光客や地元の人まで多くの来店があり賑わっています。浜松駅のすぐ近くなのでお土産購入も兼ねて見に行かれることをおすすめします。

-基本情報
【名称】
春華堂本店
【住所】
静岡県浜松市中区鍛冶町321-10
【営業時間】
10:00〜20:00
【駐車場】
提携駐車場(棒屋パーキング)
【アクセス】
東名高速道路 磐田ICより車で約30分

浜松餃子一筋の「むつ菊」

予約をしないと入れない程の人気店です。材料がなくなって営業終了前に閉まっているなんてこともよくあります。浜松餃子を知りたければココに行けば間違いないです。細かく刻まれた野菜は口に残ることなくスッと胃に入っていきます。ニンニクも無臭のモノを使用しているとのことで、あまり臭いを気にせず食べ続けることが出来ます。女性でも20個ほど食べる方がいるとか。またメニューにライスなどはなく基本は餃子がメインです。

-基本情報
【名称】
むつ菊
【住所】
静岡県浜松市中区助信町41-27
【営業時間】
<水~金>
12:00~20:00(なくなり次第終了)
<土・日・祝>
12:00~18:00(なくなり次第終了)
【駐車場】
少し離れた場所にあり(20m南側)
【アクセス】
東名高速道路 磐田ICより車で約30分

まとめ

今回は浜松市の観光スポットを「自然」、「文化」、「食」の3つの切り口で見てきました。自然が豊かなことに加え音楽を中心として文化的な施設も多く、餃子やうなぎと言ったおいしい料理も食べられるのが浜松市です。観光の参考になれば幸いです。