東京の日帰り温泉!?歩いてなんか行かない入浴ならここ

いかにもな温泉場への長旅のドライブもいいものです。しかし、悲しいことになかなかたっぷりの時間がある訳ではないですね。豊かな自然はなくとも、さすがは東京。日帰りでいける温泉の楽しみはとても充実しています。約1,200万人は下らないと思われる都区部の方とその周囲の方が車でまったり出かけられる場所を解説します。

お風呂を楽しむならばやっぱり車を利用したいですね

ただ毎日の習慣としてする入浴のようにではなく、温泉を料理やリラクゼーション含めて、じっくり楽しみたいなら車で出掛けたいものです。
だって、楽ちんですからね。せっかく、リラックスできたのに人ごみに紛れて電車に乗るなんてうんざりです。お気に入りの施設が隣にあるよ!! という方ならいざ知らず、ましてやちょっとだけ足を延ばせば魅力的な施設が沢山あるのも東京のよいところ。

近所だけにこだわるのだってもったいないですよ。

温泉が銭湯だとしてもとても特徴があるなら体験したいもの。車なら近所じゃなくてもふらりと行ってみられます。それだけの価値がある施設、車での使い勝手も含めてご紹介したいと思います。



実は温泉密集地帯なのが東京です

実際の行政区分の話をしてしまえば、東京都というと遥か海上の島々もありますし、基本的に人の立ち入らない奥多摩の山々もあります。
奥多摩にいけば温泉の質もまるで違ってきます。関東平野の北と西を取り囲む山塊は平野部ではお椀のように沈降していて、東では銚子付近、東洋のドーバー屛風ヶ浦や犬吠埼付近で見られる岩塊とつながってます。
このお椀の中味にあたる地層が平野部なのですが、ここにはガス田とともに温泉があって、実は東京市街地特に湾岸エリア周辺ではこの層まで掘り進めば温泉に当る可能性が高いのです。
いわゆる黒湯が多いのですが、不思議なもので同じ入浴施設で掘った2つの源泉が井の深度が違うと全然違う性質だったりします。
ガスも湧いてしまうので、かつて渋谷区の施設で起きた爆発事故は地下のガスの影響と言われています。
探してみれば温泉を使用した黒湯の銭湯というものが珍しくなく、温泉に関して東京はとても恵まれた環境にあるといえます。

東京の温泉の多くを占め、銭湯の形で提供されることもおおいのが黒湯です。これは地下約200メートルほどの地層から湧いています。
海水や海藻、一般の植物などが地下で変性したモール泉と呼ばれるもので、フミン酸などを含み泉質としては重炭酸塩泉となります。
phは8以上の高アルカリ泉となり、つまり美肌効果を期待できることになります。

最近では大深度に掘り進めることが多くなり、東京の地下1,500メートルほどまで掘り進めば、今度は茶褐色のお湯の塩化物強塩泉に当ります。黒湯の源泉はあまり熱くないのですが、こちらはちょうど体温よりやや高めの温度になっています。

ビール一杯のアルコールが抜けるにはどのくらいの休憩が必要?

温泉に入ったのだから、ビール一杯くらい口にしたいという方はいらっしゃるでしょうか。気持ちはとても分かります。
ただ、飲酒運転は大変危険な行為です。ドライバーである以上は決してしてはならない行為ですが、では飲んだら乗るなという有名な警察の標語がありますが、あれはアルコールを口にしたら一生運転するなということなのでしょうか。
もちろん違っていてアルコールの悪影響が覚めるまでという意味です。法律で「酒気を帯びて」と書いてある状態がなくなったらよいということになります。果たしてどのくらいの時間が必要なのでしょうか。

とある、この問題を研究する公益社団法人によるとアルコールの悪影響は自分では分からないと書いてあります。自分では分からないならば、困ったものですね。

現在の道路交通法での基準を見てみます。酒酔い運転は論外ですから酒気帯び運転について見てみると呼気中のアルコール濃度が0.15ミリグラム以上で違反ということになっています。
2002年に0.25ミリグラムより引き上げられた基準ですが、研究によると引き上げられた基準と古い基準の間の量はすでに酩酊期と呼ばれる小脳が麻痺した状態のようです。

0.15ミリグラムまででもほろ酔いと呼ばれる状態が観察されています。冷静な人から見てアルコールの影響がなさそうに見える状態でなければ血中濃度もなくならないようです。

明確な基準ですが、アルコール度数5%の中瓶ビール一本(500ミリリットル)のアルコール20グラムがなくなる時間は体重60キログラムの人で4時間となっています。2本だと7時間、個人差もありますのでグラス1杯くらい口にしたとして6時間くらいは休憩するのが望ましいようです。

このようにデータからすると、これ以上の量も止めておいたほうがよさそうです。施設においては休憩場所の様子や最悪仮眠で何時まで過ごせるかも見てみようと思います。



東京の日帰り利用のできる入浴施設をご紹介します

まず、駐車設備が使いやすい施設をご紹介します。使いやすいというのは料金設定、駐車台数ともに納得できるという意味です。

充実した駐車設備を利用できる施設

東京天然温泉古代の湯

いわゆる健康ランドで入館料2,634円。営業は午前10時~翌朝8時で年中無休。駐車場450台が無料となっています。健康ランドにあるお楽しみをひととおり揃えていますが、ドライバーが存分に満喫できる施設なところがいいです。
どうしても飲みたくなってしまっても、翌朝8時の閉館前まで仮眠できます(割増料金1,620円)。帰りたくなっても、車を24時間以内なら預かってくれるのもポイントが高いです。
東京都葛飾区奥戸4丁目2-1 首都高速平井大橋ICから蔵前通りへ。
天然温泉の含ヨウ素-ナトリウム-塩化物強塩温泉、phは弱アルカリ性7.73。

前原野温泉 さやの湯

さやの湯の近くには商業施設が集まっています。周囲は密集住宅街でもあります。それでも駐車場は90台、しかも無料で車での利用者にうれしい使いやすさです。
830円よりとなっている入館料金はタオル等はついていません。おいしい料理を食べられる温泉メインの施設という感じ。
廉価にも関わらず、敷地内から汲み上げるメインの湯は源泉かけ流しです。浴槽で初めて空気に触れて、その反応で白濁していきます。
建物の温泉情緒もたっぷり、平屋の古民家風、内装も同様でその中でおいしい和食が提供されます。
営業時間は10時~25時、年中無休です。休憩スペースに関してはほんのわずかなスペースです。
東京都板橋区前野町3丁目41番1号 首都高速5号線中台インターから5分、板橋本町インターから7分となります。  
大谷田温泉 明神の湯

学生寮から始まって、社員寮、食堂委託、ホテル、外食と成長と事業拡大が続く、共立メインテナンスの温泉施設です。
料金は900円からでタオル類は持参かレンタルです。駐車場90台が無料で利用できます。 台数は多くはないですが、施設もそれほど大規模ではありません。
露天に加えて総ヒバ造りの浴槽やヒノキ風呂にはナトリウム-塩化物強塩温泉が満たされます。井戸を深く掘ったらしく、微黄白濁の湯で泉温もそこそこ暖かです。
食事もこの会社らしく手頃で親しみやすい食堂メニューが揃っています。休憩スペースもあまりないのでお風呂がメインですね。
営業時間は10時~24時、第3火曜日(祝日の場合は翌日)が休館日です。年中無休ですが、メンテナンスのため臨時の休みがあります。
〒120-0001 東京都足立区大谷田1-18-1  環状7号線大谷田陸橋から300メートル。

制限付き、小規模の駐車場が用意される施設

こちらは無料駐車時間に制限があったり有料だったり、駐車場の規模が小さい施設です。駐車場の規模は施設の大きさから問題ない場合もありますが、とりあえず80台以下を分類します。
小石川温泉 スパ ラクーア

東京ドームシティの一角にあるのがラクーアです。ラクーアはショッピングモールでもあります。
となりの東京ドームアトラクションズとは別に遊園地もあります。その一角としての温泉入浴施設の位置づけです。未成年者の利用に制限があり大人の施設になります。
リラクゼーションやエスティックに特徴を持っていて、まさしく「スパ」としてしか分類のしようがない感じです。女性受けもいいところは覚えておきたいところです。
温泉は大深度からの茶褐色の強塩泉タイプです。
入館料が2,634円、営業時間は24時間ですが、ごくまれに休業日があります。駐車場は170台で料金は普通車30分ごと400円となっています。割引は平日7:00~19:00まで最大1,500円。それ以外は最初の4時間を1,000円、または8時間を2,000円となっていて都心部らしくちょっと仕組みは複雑ですね。さらに深夜時間帯利用者は4時間無料サービスとなります。朝から出かけるか、駐車場代を気にしなければ仮眠も可能ですか。
東京都文京区後楽1丁目3番61号 首都高速池袋線、西神田、もしくは飯田橋を利用します。 成城温泉 THE SPA 成城

スポーツクラブで有名なセントラルスポーツのスパ施設、環八通り沿いの千歳台にありますから分かりやすく車でのアクセスに優れます。
成城とありますが、ここは成城でもなければ、成城の近くでさえないので名前は謎です。
この土地は従来は大型電気店でしたので温泉はありませんでした。黒湯ですが、地下1,200メートルまで掘った執念のもの。やはり湧出量は少なかったのか、つぼ湯のみですがかけ流しを提供します。ちょっとだけでも、やはりかけ流し温泉はいいです。
休憩室はそこそこ充実しています。リクライニングチェアだけでなくふたつの床暖房部屋があるのです。
入館料は1,290円よりからで、営業時間は10時~23時、年中無休ですがメンテナンスのため休むことがあります。駐車場は227台を確保、2時間無料の他、リラクゼーションを利用すると内容に応じて無料券がもらえます。
東京都世田谷区千歳台3‐20‐2 セントラルウェルネスタウン2階 東名高速東京(用賀)インターから環状8号線で。   板橋天然温泉 スパディオ

食事処と充実した休憩室があります。あまり大規模な施設ではありません。きれいな日帰りの湯治場みたいな感じです。タオルや館内着込で入館料2,200円。営業時間は10時~23時、定休日は毎月第2木曜日(2月・8月は休まず営業)となっています。駐車場は55台。施設利用で3時間まで無料。館内のリラクゼーション利用3,000円以上で6時間まで無料(以降は1時間につき100円)、精算額10,000円以上で終日無料。
東京都板橋区宮本町49-4 近くを首都高速5号線が通っています。

とても限定的な駐車場の施設

駐車場がない訳ではありませんが、用意が少なく利用に不安のある施設ですが、それでもいってみたい要素のある施設です。 武蔵小山温泉 清水湯

清水湯は銭湯として営業しています。なので料金は460円の公定料金です。スーパー銭湯ではありませんから、食事の施設はないですが、簡単な売店と2階にしっかり畳の休憩の間が設けられています。営業時間は12時~24時。定休日は平日の月曜日。駐車場が13台しかありません。2時間は無料ですが、その後は20分100円の料金となります。
駐車場の規模も休憩所も小さいのですが、この規模にして天然温泉がふたつあります。しかも、黒湯だけでなく、執念で地下深くまで掘り進めた黄金色の温泉まであります。特に清水湯のものは豊富なヨードのひと味違った泉脈になります。銭湯で最初の療養泉に認定されています。
千葉の茂原市など九十九里エリアは世界的なヨード生産地として知られています。ヨードに関しては日本は資源大国なのですが、関東平野にはこの地層が眠っているのです。
東京都品川区小山3-9-1  中原街道と目黒通りの真ん中あたり、山手通りから外側にいったあたりです。 ヌーランド さがみ湯温泉

こちらもお風呂に入るだけならば公定の460円です。東京で一般的な黒湯の冷鉱泉になっています。それだけでなく小規模の健康ランド的雰囲気をもっているのが特徴です。パック料金1,250円よりの2階の設備が手軽で楽しいのです。テレビルーム、漫画、カラオケを用意。食事処は庶民の味中心でこれもお手軽です。
営業時間は10時~23時、無休ですが火曜日は2階施設は休みです。駐車場が18台のみ、無料サービスは時間制限があって、入浴のみで1時間無料、 サウナセットで2時間無料、全館ご利用パックで6時間無料になっています。その後は延長15分につき100円です。
東京都大田区仲六郷2-7-5 国道15号線(第一京浜国道)環八通りから川崎方面に進み多摩川を渡る手前、雑色の商店街の中にあります。

ちょっと足を延ばしてみる価値、感じられましたか

東京といっても都区部にある施設ばかりになりましたが、逆にこのエリアでこんなにも温泉ざんまいできるのは少し意外ではなかったでしょうか。

遠くにいくことばかりが車の利点ではありません。自分のペースで、パーソナルな空間で移動できるのがよいところ。心ゆくまでのリラックスのために使う移動の手段。使いやすい施設があるのはありがたいことです。