はんなり楽しんでおくれやす♡京都ならではの夜景スポット5選

京都に行けば、市内のあちこちで夜間拝観やライトアップにめぐり合えますよね。けれど、周囲を山々に囲まれた京都には抜群の夜景を楽しめるスポットもたくさんあるのをご存知ですか? 今回はそんな京都ならではのおすすめ夜景スポットをご紹介します。

夜景こそが京都トリップのお楽しみ

寺社仏閣だけが京都じゃなーい!

今や世界でいちばんの観光地として世界中から観光客が絶えない京都。清水寺や高台寺、南禅寺などのライトアップもうっとりするほどの美しさで有名ですが、嵐山や愛宕山、鞍馬山など、周囲を山々に囲まれた京都は抜群の夜景が楽しめる恵まれた立地を持つ街でもあるんです。そんな京都へドライブで訪れたなら、ぜひ京都の夜景も楽しまなきゃもったいないですよ。



1. 芝生にすわってまったり楽しむ「万灯呂山展望台」

芝生の上で街灯りを堪能しちゃおう♡

京都市内から南へおよそ1時間ほどのドライブで到着する「万灯呂山展望台」は、京都府井手町にある標高300mにあるビュースポット。1995年に公園として整備されてからというもの、クチコミでの評判がじわじわと高まり、今では恋人たちのデートに欠かせない場所として大人気となっています。
展望台からは京都市中心部はもちろん、南にはお隣・奈良の学研都市や生駒山、そして眼下には木津川と井手町の街明かりが広がります。自然豊かな山に囲まれた市街地の明かりというコラボが見事で、京都でもここならではの絶景として有名です。そのすばらしさから、最近では京都府によって「府景遺産」に登録されています。

お楽しみはほかにもあって、こちら、芝生の上にすわっての夜景鑑賞ができるんです! 静かな万灯呂山の山頂で、電車の走る音や川のせせらぎを遠くに聞きながらすごす時間は、なかなか経験できませんよ。

アクセスはやや難易度高め!?

美しく整備された「万灯呂山展望台」ですが、初めての人はアクセスに苦労するかもしれません。標高が高いため曲がりくねった山道を行くことになるのですが、対向車とのすれ違いがむずかしいほどの細い道があったり、外灯がほとんどなく暗いなかのドライブになったりするためです。初めてドライブするなら、事前に明るい日中に下見ドライブをするのがいいかもしれません。
また、こちらの展望台では車に乗ったままの夜景鑑賞はできません。車から出ればすぐ、ではあるものの、車から出る必要があるので、季節によっては上着をいつもより1枚多めに持っていくのがおすすめです。また、トイレは設置されていますが真っ暗な中のトイレはかなり怖い思いをすることになりますので、事前にしっかり用は済ませておくのがいいですね。

夏場の夜間閉鎖にご注意を

終日開放されていて、利用料金のかからない便利なスポットですが、夏場のみ夜間は閉鎖されますのでご注意ください。夜間閉鎖のスケジュールは、 7月20日~8月31日は平日午後5時以降、土・日曜は午後10時以降に閉鎖となります。なお、最新のスケジュールは公式サイトでご確認くださいね。

アクセス情報

万灯呂山展望台
所在地:京都府綴喜郡井手町多賀大峰
TEL:0774-82-6162(井手町 企画財政課)
利用料金:無料

交通アクセス:京名和道路「田辺西IC」から山城多賀方面へ約30分
駐車場:無料(約15台)あり

万灯呂山展望台 公式はこちら

2. 「ガラスの茶室」で話題の「将軍塚」から京都を一望

平安の時代から続く絶景スポット

せっかく古都・京都で夜景を見るんだったら、古い歴史ロマンに包まれた「将軍塚」はハズせませんよ! こちらはなんと平安京を建設したことで有名な桓武天皇に縁のあるスポット。長岡京で数々の災難に見舞われたことから、和気清麻呂が平安京への遷都を天皇に薦めたのが、京都盆地を見下ろすこの地だったとか。そして桓武天皇は、新しい都の平安を願って将軍にかたどった像をこの地に埋めたことが地名の由来だそうですよ。
日本の史実を描いた『源平盛衰記』や『太平記』には、国の中枢をゆるがす一大事が起こるたびに将軍塚が音を立てて鳴り響いたというストーリーが残されています。

どうせなら本物の「将軍塚」へGO

「将軍塚」へは京都市内から10分そこそこで国道1号線からも簡単にアクセスできるほか、周辺には駐車場が複数あって便利もいいので、思いたったらすぐに夜景を見に行けるのもうれしいところ。東山ドライブウェイの頂上に無料の市営駐車場と展望台があるので、初めて向かうならそちらを目的地にするのがいいでしょう。
でも実は、本来「将軍塚」と呼ぶべき場所はその展望台ではないんです。駐車場から北へ5分ほど歩くと「将軍塚大日堂」に到着します。そちらにある高さ2メートル、直径20メートルの塚こそが「将軍塚」と呼ばれるもの。もちろん将軍塚からの眺めは文句なしで、大きな展望台が2ヵ所も設置されていて、西からは京都市内全貌を、北からは比叡山をメインにした山々の連なりを満喫することができますよ。

車だからこそたどり着けるスポット

碁盤の目に整備された京都らしい夜景を楽しめる「将軍塚」。八坂神社からも徒歩圏内という立地から、人気の高い夜景スポットで観光バスも多く立ち寄る名所となっています。そんな有名な場所ですが、実は将軍塚の周辺はバイクの乗り入れが禁止されているんです。車だからこそ行ける場所だと思うと、ドライブするのがさらにうれしくなっちゃいますよね。
また、整備された走りやすい山道でついついスピードを出してしまうドライバーも多いようですが、こちら、警察によるスピード違反の検挙がたびたび待ち構えていることでも知られる道。気持ちよくドライブするのはいいですが、くれぐれもスピードの出しすぎには注意してくださいね。

少し早めの到着で「ガラスの茶室」も体験

今「将軍塚」で話題となっているのが、建築デザインの一線で活躍されている吉岡徳仁さんによる「ガラスの茶室」。数多くのメディアで取り上げられ、この茶室を目当てに訪れる人が増えているとか。青龍殿大舞台に設置された総ガラス張りのスタイリッシュな茶室からは、京都市内を一望できる大パノラマを楽しめます。一般公開は平成28年3月末までの予定となっているので、気になる人は早めに出かけてみて。

「将軍塚青龍殿」 拝観情報

将軍塚青龍殿
所在地:京都府京都市東山区粟田口高台寺山町
TEL:075-771-0390(将軍塚青蓮院門)
拝観時間:9:00~17:00(受付は16:30まで)※春秋は夜間ライトアップを開催のため時間が異なります
拝観料金:500円(大人)、400円(中・高校生)、200円(小学生)

アクセス情報

将軍塚 ※市営駐車場、展望台
所在地:京都府京都市東山区粟田口高台寺山町
TEL:075-752-0227(京都市観光協会)
営業時間:終日開放
利用料金:無料

交通アクセス:京都市中心部から東山ドライブウェイを通って約10~20分
駐車場:無料(50台)あり

将軍塚 公式はこちら



3. 「四明嶽(しめいたけ)駐車場」で車中から夜景を満喫

京都の夜景スポットの大定番!

京都で夜景と聞いたら、間違いなく名前があがる「四明嶽(しめいたけ)駐車場」。こちらは「比叡山ドライブウェイ」の中でも最高地点・813メートルにある駐車場。通行料金がやや高いのがネックではありますが、京都のみならず大津までをも見渡せる抜群の夜景をひと目見たら、払ったお金へのモヤモヤはすぐに吹っ飛んでしまうはず。
「四明嶽駐車場」の魅力はなんといっても車内からの夜景鑑賞が可能なところ。展望台は無視して、第二駐車場へ車を走らせましょう。駐車場に停車すると、フロントガラス越しに街の灯りが光の海のように広がる、最高の夜景がお待ちかね♪ 暑い夏でも寒い冬でも、快適な車内から好きなだけ夜景を楽しめるなんて贅沢ですよね。

ドライブウェイの営業時間は事前にチェック

「四明嶽駐車場」は「比叡山ドライブウェイ」を通らなければいけません。比叡案ドライブウェイの営業時間は年間を通しておおよそ一定していますが、夜景を楽しむときには営業終了時間が1時間違うと計画がかなり変わりますよね。お出かけのときは比叡山ドライブウェイの営業情報を事前にチェックしておきましょう。

■比叡山ドライブウェイ 営業時間
【1月中旬~2月末】9:00~20:00【3月上旬~3月中旬】8:00~20:00【3月下旬~6月末】7:00~23:00【7月上旬~8月末】7:00~24:00【9月上旬~11月末】7:00~23:00【12月~1月上旬】9:00~22:00 ※比叡山ドライブウェイへの最終入場は終了時間の1時間前まで ※12月31日のみ終夜営業

お得な割引チケットもあり!

比叡山ドライブウェイの公式ホームページにはお得な割引チケットがあります。プリントアウトすれば誰でも使えるうれしいチケットですが、こちらのチケットの対象区間は「比叡山」から「奥比叡縦走」。奥比叡までドライブする予定がある人じゃなければ使えませんよね。
でもご安心ください! ドライバーの強~い味方「JAF」に加入している人なら、JAF会員証を提示するだけで「夢見が丘」から田の谷峠料金所までの往復料金が840円から750円になりますよ。たったの90円ではありますが、何度も訪れたくなる夜景スポットですからチリも積もればいつかは山になるはず!?

※割引は平日、土日祝日を問わず、現金での支払い時にのみ対象となります

割引チケットHPはこちら

アクセス情報

四明嶽駐車場(比叡山ドライブウェイ)
所在地:京都市左京区修学院尺羅ケ谷四明ケ嶽
TEL:077-529-2216(比叡山自動車道株式会社)
営業時間:記事内を参照ください
利用料金:夢見が丘から田の谷峠料金所まで往復840円

交通アクセス:京都市内から国道1号線、比叡山ドライブウェイを通って約30分
駐車場:無料あり

比叡山ドライブウェイ 公式はこちら

4. 知る人ぞ知る隠れたスポット「大峰山(おおみねやま)」へ

京都の南にひっそり佇む「大峰山」

出典: http://fmmido.exblog.jp/23514896/
有名な夜景スポットは季節を問わずいつでも人でいっぱい! たまには静かに落ち着いた雰囲気で夜景を楽しみたいときだってありますよね。そんなドライバーにおすすめしたいのが「大峰山(おおみねやま)」です。山頂付近に天智天皇ゆかりの馬場跡があったり、あの弘法様にお名前をいただいた湧き水が流れていたり、歴史の趣を感じる大峰山ですが、標高500メートルほどと登山するには低い山であることや周辺にこれといった観光名所がないことから、世間に広く知られていない場所なんです。

2人きり!ロマンチックな夜景鑑賞も

※この画像はイメージです 田舎道らしく山頂までのアクセスはややわかりづらいですが、駐車場が完備されており、車内からも夜景を楽しめる「大峰山」。京都市からは離れているので眼前の街灯りを楽しむことはできませんが、京田辺市の街や京都タワー、そして遠くは梅田のビル群までも見渡せます。さらに星がきらめく夜空、周辺の静かな雰囲気を合わせて楽しめば、なんともいえないロマンチックなムードに包まれます。車の往来も少ないので、夜景をひとりじめ、いえ、ふたりじめ、なんてこともできちゃいますよ。

アクセス情報

大峰山
所在地:京都府綴喜郡宇治田原町高尾牛駄ケ原
TEL:なし
営業時間:終日開放
利用料金:無料

交通アクセス:京都市内から国道24号線などを通って約60分
駐車場:無料あり

5. 「あらかし公園」から住宅街とは思えない景色を

住宅街の公園なのに夜景が楽しめる!

先ほどの「大峰山」と同じく、京都で夜景をゆっくり楽しめるスポットとしておすすめしたいのが「あらかし公園」です。こちらは八幡市の住宅街にある公園ですが、「岩清水八幡宮」をいただく男山のふもとにあるため周辺よりやや小高い位置にあって、隠れた夜景スポットとして知られています。公園内は自然の地形を活かした坂道や階段が整備されていて、そのてっぺんまで上がると樟葉の街を中心とした夜景が広がります。

夜景を楽しめるのは秋から春先まで限定

壮大な眺めとまではいかないものの、木々の生い茂る静かな公園で楽しむ夜景は格別なもの。住宅街ということで閑静な環境も鑑賞にはもってこい…なんですが、最近は心ない訪問者が夜間に花火を打ち上げて騒ぐなど、住民に迷惑がかかることもあるんだとか。そのため現在は、特に訪問者の増える4~8月は夜19時以降の公園利用を禁ずるようになっています。この公園だけじゃなく、どんな場所でもマナーは守るようにしたいですよね。

アクセス情報

あらかし公園
所在地:京都府八幡市橋本意足18-1
TEL:なし
営業時間:終日開放 ※4~8月のみ19時以降は閉園
利用料金:無料

交通アクセス:京都市内から府道13号線などを通って約40分
駐車場:なし ※徒歩15分の距離に「パークNET橋本駅前駐車場」あり

最寄り駐車場MAPはこちら

京都は夜景に困らない街

いかがでしたか? 市内では各地でライトアップや夜間特別拝観などのイベントが盛りだくさんですし、市外に一歩出れば山々から抜群の夜景を楽しめる京都は、昼も夜も観光の目玉がいっぱいでまさに「観光都市」の名にふさわしいスポット。京都に旅行となるとどうしても京都市内に目的が集中してしまうことはよくありますが、外から京都市内を眺めるのもなかなか壮観で楽しいもの。次回の京都トリップではぜひ京都の夜景を楽しんでみてはいかが?