下呂は温泉…だけじゃない!ノスタルジックな喫茶店や風景を味わえるスポット

日本列島のほぼど真ん中に位置する岐阜県下呂市。日本三名泉のひとつ、下呂温泉で有名なエリアですが、温泉以外にもユニークなスポットが実はたくさんあるんです。今回はそんなスポットの中から旅の思い出になること間違いなしのおすすめスポットを厳選してご紹介します♪

下呂ってどんなところ?

日本のど真ん中!観光に便利なエリア

岐阜県下呂市は日本列島のほぼ中心に位置する街。だから、東西両方からのアクセスも抜群で、ドライブ旅行にはもってこいのスポット。下呂を目的に旅するのもいいですし、別の目的地に向かう途中や自宅へ戻る前に立ち寄るのもいいですね。また、日本三名泉に数えられる下呂温泉、新鮮な野菜や見事なサシが入ったブランド和牛・飛騨牛を使ったグルメ、巨岩や滝といった自然をそのまま堪能できるスポットなど、下呂に行けば十人十色の楽しみ方ができますよ。



「下呂温泉」は絶対にハズせない

日本三名泉のひとつ、下呂温泉とは?

1,000年の歴史を持つと呼ばれ、有馬温泉、草津温泉と並ぶ日本三名泉のひとつとされている「下呂温泉」は下呂観光では絶対に欠かせないスポット。薬師如来が傷ついた白鷺に姿を変えて飛騨川でその傷を癒すことで、村人たちに温泉の存在を知らせたのがその始まりだとされています。
下呂温泉のお湯は無色透明のなめらかさが特徴。美肌に効果絶大と言われ、「美人の湯」という別名でも知られています。最近は温泉の枯渇が問題化されていますが、下呂温泉では源泉を集中管理することで、加温や加水をすることなく、すべての温泉施設に安定したクオリティの温泉を提供しているそうですよ。

日帰り温泉なら「湯めぐり手形」がマスト

下呂温泉で温泉を満喫したいなら、まず手に入れておきたいのが「湯めぐり手形」1,300円。この手形1枚あれば、手形に加盟している25施設の中からお好みの施設3つの温泉に入浴することができるんです。江戸時代を彷彿とさせるような将棋型の木製手形はそれ自体が旅の思い出やおみやげにもぴったり。コンビニや提携販売店で気軽に購入できるのもいいですね。

湯めぐり手形 詳しい情報はこちら

無料開放の「足の湯」も大充実!

ゆっくりと入浴する時間がない人もご安心あれ。下呂温泉には街中に「足の湯」ががなんと10カ所もスタンバイ。さらに「鷺の足湯」をはじめとした5カ所は24時間オープンしているので、時間を気にせずドライブの疲れを癒すことができます。全身の血の巡りに影響すると言われる足を温泉でじんわり暖めることで、体が暖まるだけじゃなく、全身の疲れが驚くほどスッキリ解消されるはずですよ。

下呂温泉の足湯 詳しい情報はこちら

B級グルメ「トマト丼」は想像以上のおいしさ

下呂温泉をゆっくり楽しんだらおいしいグルメに舌鼓…といきたいところ。岐阜県と言えば飛騨牛や新鮮な地元野菜の産地なので、おいしい食べものに困ることはありません。ここ、下呂温泉にもそんな美味食材を使ったメニューが自慢の、たくさんのレストランが立ち並んでいますが、今もっともおすすめのグルメと言えば「トマト丼」なんです。
下呂産のフレッシュなトマトを使ったメニュー「トマト丼」を生み出したのが「菅田庵」。流行りのトマト丼の元祖と言われ、甘辛く煮込んだ飛騨牛と濃厚なコクと爽やかな酸味のフルーツトマトが相性抜群です。しっかり脂の乗った飛騨牛なのにトマトの効果で食後はさっぱりだから、食の細い女性でもぺろりといただけると評判です。トマト丼は840円。

【基本情報】
レストラン名:菅田庵
住所:〒509-2200 岐阜県下呂市森2岐阜県下呂市森2583
電話番号:0576-25-3070
定休日:年中無休
営業時間:9:30〜18:00

菅田庵の詳しい情報はこちら

アクセス情報

【基本情報】
スポット名:下呂温泉
住所:〒509-2207 岐阜県下呂市 湯之島
電話番号:0576-24-1000(下呂温泉観光協会)
定休日:施設により異なる
営業時間:施設により異なる

【駐車場】
施設により異なる ※「市営合掌村駐車場(92台/無料)」、「朝市合掌村駐車場(38台/無料)、「下呂温泉市営駐車場(最初の1時間無料、30分100円/7:00〜19:00)」をはじめ、温泉街に複数の駐車場あり

【アクセス】
中央自動車道「中津川IC」から約1時間、中部縦貫自動車道「高山IC」から約1時間

下呂温泉観光協会 公式はこちら

注目のパワースポット「金山巨石群」へGO

ピラミッドなどに並ぶ神秘のスポット

下呂温泉から南西の位置にある金山町。美しい自然に囲まれた静かな町ですが、実は10m級の大きな岩がいくつも集まる「金山巨岩群」が見られる場所として有名なんです。巨大な岩はただ無造作に置かれているわけではなく、春分や夏至など特定の期間にのみ日の光が射し込むように計算されているとか。エジプトのピラミッド、イギリスのストーンヘンジと同じく太陽暦を観測し研究した、日本で最初の天文学的スポットではないかと推測されています。周辺には縄文時代の住居跡や土器など、およそ8,000年も前の生活痕が見つかっていて、日本人が太古の昔から太陽暦を利用していたと考えられています。
計測するための道具や知識のなかった時代に作られた巨岩群は、不思議な力に満たされたパワースポットとして大人気。ウォーキングツアーや無料の太陽観測会なども実施されているので、気になる人はお出かけ前にチェックしてみて。

※お問い合わせは金山巨石群調査資料室(電話番号:0576-34-0073)まで

アクセス情報

【基本情報】
スポット名:金山巨石群(岩屋岩陰遺跡)
住所:岐阜県下呂市金山町岩瀬
電話番号:0576-32-3543 (金山町観光協会)
定休日:年中無休
営業時間:終日開放

【駐車場】
無料あり

【アクセス】
北陸自動車道「郡上八幡IC」から約40分、東海環状自動車道「富加関IC」から約1時間

金山巨石群 公式はこちら



下呂を一望!見晴らし抜群の「温泉寺」

下呂温泉の生みの親・薬師如来を祀る寺

冒頭にご紹介した白鷺伝説に登場した薬師如来を祀るのがその名も「温泉寺」。下呂温泉の発祥の地として1671年に創建されたお寺です。病気やケガの治癒を願って、江戸時代には年間3万人もの湯治客が訪れたと下呂温泉に縁のある寺として、湯治の成功を願う人たちが朝晩問わずたくさん参拝に訪れたとか。無事に病気を平癒した人たちが残した絵馬が、今も数多く本堂に残されているそうです。

階段の先には最高の景色がお待ちかね

温泉寺が建つのは別名・下呂富士の名を持つ「中根山」の中腹。そのため、本堂までには173段もの階段をのぼる必要があって、これがなかなかの重労働! けれど、石段をのぼりきれば下呂温泉害を含んだのどかな日本の風景が眼下に広がり、清々しい気分に浸れるはず。もし運良く紅葉の季節に訪れることができれば、幻想的にライトアップされた紅葉を眺めながら足湯を楽しむなんて情緒たっぷりのイベントに無料で参加することもできますよ。

※今年のライトアップは平成27年11月7日〜22日(日没〜21:00)まで行われました

アクセス情報

【基本情報】
スポット名:温泉寺
住所:岐阜県下呂市湯之島680
電話番号:0576-25-2465(医王霊山温泉寺)
定休日:年中無休
営業時間:日没まで

【駐車場】
なし ※「温泉寺駐車場(無料)」もしくは「下呂温泉街中央駐車場(最初の1時間無料)」「下呂温泉街中央駐車場(最初の1時間無料)」を利用ください

【アクセス】
中央自動車道「中津川IC」から約60分

下呂 温泉寺 公式はこちら

日本一の喫茶店タウン、下呂市萩原町

スタバ? サードウエイブ? いえいえ、今は渋い喫茶店こそがカッコいい時代。都会では味のある名喫茶がめっきり少なくなりましたが、実は下呂市萩原町には知る人ぞ知る喫茶の名店がそろっているんです。そんな名店の中から、本物のおいしいコーヒーが飲みたい、何時間でもくつろぎたくなるような落ち着いた喫茶店に行きたい、そんなあなたにぜひおすすめしたい喫茶店を2店、ご紹介します。

丁寧な手仕事が生きる「緑の館」

天皇・皇后両陛下がノーベル賞を受賞した小柴教授のいる研究施設「スーパーカミオカンデ」(飛騨市)を訪れたときに召し上がった珈琲を提供したのが「緑の館」。そのときの日付、2004年7月13日にちなんだ「ロイヤルブレンド4713」700円をはじめ、こちらで提供されるコーヒーはすべて自家焙煎によるものばかり。生豆の時点でクオリティの高いものだけを選び抜き、1粒ごとにムラなく焙煎していく丁寧な仕事を日々続ける喫茶店です。
コーヒー豆は販売もされているので、味が気に入った人はぜひおみやげに購入してみてくださいね。こだわりのコーヒーのほか、名物「リングトースト」(ハム900円など)は器もパンでできていて、2人で食べても大満足の味とボリュームでおすすめです。40年続く喫茶店が持つ独特の空気の中、アンティークの調度品や家具に囲まれていると、毎日の喧噪や疲れを忘れてしまうほど落ち着けますよ。

【基本情報】
スポット名:自家焙煎珈琲の店 緑の館
住所:〒509-2515 岐阜県下呂市萩原町花池125-1
電話番号:0576-52-3220
定休日:木曜(祝日の場合はその翌日)
営業時間:8:00~17:30

【駐車場】
最寄りに契約駐車場あり

【アクセス】
中央自動車道「中津川IC」から約60分

緑の館 公式はこちら

昔ながらの“THE 喫茶店”、「FANTAZY」

※写真はイメージです おしゃれなカフェでランチを食べようとしたら、大きなプレートにちんまりと乗ったパスタだけで全然足りない…なんてことありませんか? 昔ながらの喫茶店はいつでもサービス精神旺盛だから、そんなモヤモヤを感じることはありません。その最たる店が「FANTAZY(ファンタジィ)」。ほぼ全てのホットドリンクが350円、ハム、チーズ、卵焼き、レタスがサンドされたボリューム満点の「ミックスサンド」が580円、「チャーハン」や「ピラフ」が550円というプライス設定で、お財布の中身を心配することなくおなかいっぱいになれちゃいます。
大きなガラス張りの開放感たっぷりの空間だから初めてでも入りやすいのもうれしいところ。また、夜10時までオープンしていて「鶏の唐揚げ定食」850円などの定食メニューも充実しているので、遅い時間のドライブで夜ごはんの場所に困ったときにも助かりますよ。

【基本情報】
スポット名:FANTAZY(ファンタジィ)
住所:〒509-2515 岐阜県下呂市萩原町花池152-1  
電話番号:0576-52-1830
定休日:年中無休
営業時間:8:00~22:00

【駐車場】
無料あり

【アクセス】
中央自動車道「中津川IC」から約70分

FANTAZY 公式はこちら

「下呂温泉 合掌村」は里山テーマパーク

あの「白川郷」の合掌造りを移築

世界文化遺産に認定された「白川郷」から移築された合掌造りの民家やかつての村民の暮らしぶりに触れることができる体験型ミュージアムが「下呂温泉 合掌村」です。白川郷まで出かける時間はないけれど、岐阜の山あいの風景や雰囲気を楽しめる貴重な場所として、下呂で人気の観光スポットとなっています。民族資料館や旅芝居演芸館のある「合掌の里」、陶器の絵付け体験や特産品の購入ができる「民芸の郷」、下呂の歴史や文化を伝える施設が集まった「ふるさとの杜」の3ゾーンに分かれていて、1日中たっぷり楽しめる魅力でいっぱいです。

日本のノスタルジックな風景を再現

建物の中には国の重要文化財に指定されている「旧大戸家住宅」をはじめ、同じく文化財の「旧岩崎家」「旧遠山家」など、貴重な民家が美しい里山の風景に佇んでいて、その景色を見るだけでも楽しめますが、季節に合わせたイベントも充実しているので、そちらもぜひチェックしておきたいところ。また、日本で唯一の影絵上映施設である「影絵昔話館 しらさぎ座」では、下呂に伝わる白鷺伝説を繊細な影絵で表現。ノスタルジックな雰囲気いっぱいの影絵で表現されるストーリーは、想像以上に感動的な体験になるはず。

【基本情報】
スポット名:しらさぎ座
定休日:水曜(祝日のときは公演)
公演日:平成28年2月20日〜6月12日(前期)、7月16日〜11月27日(後期)
上演時間:10:30、14:15、12:00(「しらさぎ伝説」はこの時間のみ)
所要時間:35分
演目:下呂温泉「しらさぎ伝説」&手影絵ショー(通年)、飛騨街道萩原伝説「お美津ギツネ」(前期のみ)、中山七里伝説「孝子ヶ池」(後期のみ)
観劇料:300円(3歳以上)

アクセス情報

【基本情報】
スポット名:下呂温泉 合掌村
住所:〒509-2202 岐阜県下呂市森2369
電話番号:0576-25-2239
定休日:年中無休
営業時間:8:30~17:00
入場料金:大人800円、子ども(小中学生)400円

【駐車場】
無料(250台)あり

【アクセス】
中央自動車道「中津川IC」から約1時間

下呂温泉 合掌村 公式はこちら

五感で楽しめる下呂の旅

いかがでしたか? 岐阜県下呂市と言えば下呂温泉がもっとも有名ですが、温泉以外にもパワースポットやグルメなど楽しみどころがいっぱいあります。お楽しみのひとつには日本人なら誰でも「懐かしい」と感じる里山の風景も含まれていて、仕事や日常に疲れた心が洗われるような気持ちになれるはずですよ。