自然と芸術が融合する十日町観光で抑えておきたい4つの視点

日本三大峡谷の一つ「清津峡」をもち、世界でも有数の規模を誇る野外芸術イベント「大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレ」などが開催される自然と芸術が融合する十日町の観光スポットを「宿泊編」、「食事編」、「文化編」、「自然編」の4つの切り口で紹介します。十日町観光の参考になれば幸いです。

はじめに

東京から程よい距離にある十日町

東京駅周辺から十日町周辺に向かう場合、首都都心環状線、関越自動車道などを通って「六日町IC」で降ります。トータルで3時間弱のドライブです。電車を利用すると料金は大きく変わらず2時間弱で到着できます。朝に出発してもお昼ごろには到着できる距離なのでマイカーで向かわれる方が現地で調達するよりも楽かと思います。

大阪駅周辺から向かう場合、阪神11号池田線、名神高速道路、中央自動車道、上信越自動車道など内陸部を通って「豊田飯山IC」で降ります。トータルで6時間半程度のドライブです。電車を利用すると高速料金と比べて8,000円程高くなりますが、5時間弱で到着できます。1時間半程度の短縮なので直接車で向かっても良いかと思いますが、5時間を超えるドライブに慣れてない場合は、現地でレンタカーを調達するのもありだと思います。

芸術分野への活動も精力的な十日町

ドライブのイメージです 新潟県の南に位置する街で中央に国内一の大河・信濃川が流れています。日本三大渓谷の一つ清津峡や日本三大薬湯の一つ松之山温泉があることでも有名です。食べ物で言うと魚沼産コシヒカリの産地で稲作が広く行われています。かつては京都に並ぶ織物でした。現在でも工芸・文化的な催し物として2000年より3年に1度開催されている「大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレ」は世界屈指の野外アート展で国内外から多くの人が訪れます。

天候は11月から4月頃までは日平均気温が1桁以下となるのでしっかりと着込んでいくようにしましょう。夏場の日平均気温は高くて8月の24度なので、適温ではないかと思います。ちなみに国内でも有名な豪雪地帯のため冬場は注意が必要です。天気予報を確認して服装やチェーンなどの準備を進めましょう。今回は十日町の観光スポットについて「宿泊編」、「食事編」、「文化編」、「自然編」の4つの切り口で紹介していこうと思います。



十日町環境の拠点「宿泊編」

雪見風呂が気持よい全館バリアフリー対応宿「ちとせ」

冒頭でご紹介した日本三大薬湯に数えられる温泉にたっぷりとつかれる温泉宿です。全館畳敷きで和の雰囲気を満喫できることに加えて全館バリアフリー対応となっており、どなたでもリラックスして過ごせる空間となっています。3mもの雪に囲まれて入浴する雪見風呂は都心部ではなかなかできないことなので、観光に来たという気持が高まると共に、気持よくてリラックスできます。普段最先端のものに囲まれていますが、自然の中に入ることで気持のデトックスができるのではないでしょうか。

【基本情報】
スポット名:ひなの宿 ちとせ
住所:〒942-1432 新潟県十日町市松之山湯本49-1
電話番号:025-596-2525
休館日:年中無休 ※設備点検などによる臨時休業の場合あり
時間:チェックイン14:00 (最終18:00)/チェックアウト10:00

【駐車場】
あり(25台)

【アクセス】
関越自動車道「塩沢石打IC」より約50分

豊富なアクティビティも魅力的「ホテル ベルナティオ」

クリスマスなどのイベント時はそれに即した内装に変わるので、いつ行っても変化を楽しむことができます。特に冬季の本館ロビーには暖炉が設置されており、雪国に来たと実感できる雰囲気があります。観光の拠点としてもリラックスできる雰囲気で良いのですが、「ホテル ベルナティオ」単体でも楽しめます。レンタルサイクルをはじめ、テニス、パターゴルフ、スナッグゴルフ、カヌー体験、スキー&スノーボード、プール、そば打ち体験など豊富なアクティビティがあり、家族連れからも高評価のホテルです。

【基本情報】
スポット名:あてま高原リゾート ホテル ベルナティオ
住所:〒949-8556 新潟県十日町市珠川
電話番号:025-758-4888
休館日:年中無休 ※設備点検などによる臨時休業の場合あり
時間:チェックイン15:00 (最終18:00)/チェックアウト11:00

【駐車場】
あり(200台)

【アクセス】
関越自動車道「塩沢石打IC」より約30分

標高380mからの景色を見ながらの入浴「雲海」

宿名からも想像できるかもしれませんが、高台にある宿です。標高380mの高台にある露天風呂が人気スポットです。雲海を見下ろしながら入浴するお風呂は気持ち良いことに加えて絶景で感動を覚えます。また地元越後産の食材を余すところなく使った料理も絶品と評判です。食事・お風呂・景色と宿に求めるリラックスポイント全てにおいて好評価です。

【基本情報】
スポット名:まつだい芝峠温泉 雲海
住所:〒942-1544 新潟県十日町市蓬平12
電話番号:025-597-3939
休館日:年中無休 ※設備点検などによる臨時休業の場合あり
開館時間:チェックイン15:00 (最終20:00)/チェックアウト10:00

【駐車場】
あり(70台)

【アクセス】
関越自動車道「六日町IC」より約40分

十日町をおいしく観光「食事編」

おいしいへぎそばのお店「由屋」

自家製麺がおいしい蕎麦屋です。評判が良いお店ですが、格調高い感じではなく親しみやすく味のあるお店です。つけ出汁は甘みと酸味が強めで魚の旨味が出ていておいしいと評判です。

【基本情報】
スポット名:由屋
住所:〒949-8523 新潟県十日町市土市第4
電話番号:025-758-2077
定休日:火曜(祝日の場合は営業、祝日の後、1週間以内に不定休あり)
営業時間:10:30~19:00(L.O.)

【駐車場】
あり(40台)

【アクセス】
関越自動車道「塩沢石打IC」より約30分

博多ラーメンをベースにクサミを抑えた「天池家」

妻有ポークと大量の野菜からダシを取り濃厚さを持たせつつもクサミを抑えたラーメンは一度食べておきたいところです。また麺にも種類があり辛いのが苦手でない人はトウガラシ入りの麺「赤玉」にもチャンジして、2度味わうとまた違ったおいしさが出てきます。100円で赤玉にできるので検討してみてください。

【基本情報】
スポット名:天池家 (あまいけや)
住所:〒949-8522 新潟県十日町市伊達甲983-1
電話番号:025-758-4272
定休日:水曜日
営業時間:[月~日]11:00~14:00、17:00~20:30

【駐車場】
あり(ローソンと共用)

【アクセス】
関越自動車道「塩沢石打IC」より約30分

松之山温泉定番のしんこ餅「小島屋製菓店」

そば、ラーメンと主食かつ麺類が続いたので小休止を兼ねて和菓子店を紹介します。こちらは地元十日町産のコシヒカリを使用した「しんこ餅」が人気で松之山温泉名物としても評判となっています。柔らかくコシのある餅とこし餡のさっぱりとした甘みは、強いクセがなく幅広い世代から好まれています。事前に予約することで本笹包みのしんこ餅も購入できます。笹の香りが爽やかさを強調し、味覚だけでなく嗅覚にも訴えかけてくるので五感でしんこ餅を堪能できます。

【基本情報】
スポット名:小島屋製菓店
住所:〒942-1404 新潟県十日町市松之山新山565-1
電話番号:025-596-2104
定休日:第1・3水曜、冬季毎週水曜
営業時間:7:00~19:00

【駐車場】
あり

【アクセス】
関越自動車道「塩沢石打IC」より約45分

オーナーのこだわりを100%再現した「麺や新平」

オーナーさん自身が食べたいと思うラーメンを再現したのがこちらのラーメンです。暗い色を基調としたシックで落ち着いた雰囲気の外装に店名の「麺や新平」が大きく白文字で書かれています。達筆な感じも相まっておしゃれさが出ている店構えです。注文は食券機があるのでそちらからチケットを購入します。席につくとおしゃれな黒いカバーに入ったティッシュもあり、食後に口元などを拭くことができます。濃厚坦々麺が人気で、それ以外にも醤油ラーメン、塩ラーメン、味噌ラーメンと豊富な種類があります。

【基本情報】
スポット名:麺や新平
住所:〒948-0051 新潟県十日町市寿町1-1-22
電話番号:025-761-7897
定休日:水曜日
営業時間:11:00~22:00

【駐車場】
あり(10台程度)

【アクセス】
関越自動車道「六日町IC」より約45分



十日町の文化に触れる「文化編」

庄屋の暮らしを伝える「大棟山美術博物館」

700年にも及ぶ歴史を持つ元造り酒屋かつ庄屋だった村山家の旧宅と庭を博物館として施設です。館内には村山家の歴史や伝統に加え、庄屋の暮らしを伝える生活調度品、書画、陶芸品等の芸術作品などが多く展示されています。

【基本情報】
スポット名:大棟山美術博物館
住所:〒942-1406 新潟県十日町市松之山1222
電話番号:025-596-2051
休館日:年中無休 ※設備点検などによる臨時休業の場合あり
開館時間:9:00〜16:30
料金:500円

【駐車場】
あり

【アクセス】
関越自動車道「塩沢石打IC」より約50分

県内唯一の国宝を展示!「十日町市博物館」

十日町の歴史や文化を伝える地域博物館です。県内唯一国宝に指定されている笹山遺跡出土品の縄文土器や紡織用具、積雪期用具など幅広い展示を「雪と織物と信濃川」のコンセプトのもと見ることができます。

【基本情報】
スポット名:十日町市博物館
住所:〒948-0072 新潟県十日町市西本町1
電話番号:025-757-5531
休館日:年中無休 ※設備点検などによる臨時休業の場合あり
開館時間:9:00〜17:00
入場料:300円

【駐車場】
あり(10台程度)

【アクセス】
関越自動車道「六日町IC」より約25分

地域全体が美術館!世界屈指の芸術祭「大地の芸術祭」

冒頭でも紹介した3年に1度約50日間にわたって開催される世界有数の野外芸術展です。「人間は自然に内包される」というテーマで新潟県越後妻有地域を美術館に見立てて芸術作家と地元の人とが協働して作品を制作する面白いイベントです。越後妻有という表記はは古くから十日町市、津南町、川西町、松代町、松之山町、中里村周辺を総称して妻有郷と呼ばれていたことに由来して使用されています。開催期間は50日間と長いので余裕を持って見に行けます。

【基本情報】
スポット名:大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレ
住所:新潟県越後妻有地域
電話番号:025-757-2637
開催時間:3年に一度

【駐車場】
あり

【アクセス】
関越自動車道「六日町IC」より約25分

十日町で安らぎと壮大さを感じる「自然編」

その立ち姿が美しくことから呼ばれる「美人林」

樹齢90年とも言われるブナの木が一面に広がっているのがここ「美人林」です。名前の由来は立ち並ぶブナの木があまりに美しいことからそう呼ばれるようになりました。神秘的なエピソードも語られています。この辺りは木々を木炭にするために伐採され裸山になっていたのですが、突然、ブナの若芽が一斉に生えだし野鳥の生息地に適しているとの意見が出て、保護されるようになりました。裸山されても再生しようと力強く生えてくるなんて自然の神秘を感じます。

【基本情報】
スポット名:美人林
住所:〒942-1411 新潟県十日町市松之山松口1712-2付近
電話番号:025-596-3011

【駐車場】
あり(30台)

【アクセス】
関越自動車道「塩沢石打IC」より約50分

十日町観光必見の日本三大峡谷が一つ「清津峡」

最後に紹介するのは日本三大峡谷の一つに数えられ、名勝天然記念物の指定も受けている「清津峡」です。川を挟んで切り立つ巨大な岩壁は壮大なV字型の大峡谷をつくり見るものを圧倒します。十日町に観光したからには見ておきたい自然スポットの一つです。

【基本情報】
スポット名:清津峡
住所:〒949-8433 新潟県十日町市小出
電話番号:025-763-4800
営業時間:8:30〜17:00(清津峡渓谷トンネル)

【駐車場】
あり(※合計155台)

【アクセス】
関越自動車道「塩沢石打IC」より約20分

まとめ

いかがでしたでしょうか。今回は日本三大峡谷の一つの清津峡や美人林と言った自然豊かな十日町の観光スポットについて「宿泊編」、「食事編」、「文化編」、「自然編」の4つの切り口で紹介してきました。3年に1度行われる大型の芸術イベントは単純にアーティストが作品を展示をするだけでなく、地元の人も制作に巻き込んだ取り組みで面白いのでぜひ見に行っておきたいところです。