名水が「きれい・おいしい・癒してくれる」郡上八幡でドライブ観光してみませんか?

郡上おどりや名水で知られる岐阜県有数の観光スポット「郡上八幡」。郡上八幡城の城下町として出来上がった町並みには小川のせせらぎの音と一緒に、今でも江戸時代を生きているような雰囲気が残っています。そんな郡上八幡のおすすめ観光スポットを紹介します。きれいな名水とおいしい名水で、身も心も癒やされてみてください!

城下町、名水の町の「みどころ」ガイド

国指定登録文化財の旧町役場「郡上八幡旧庁舎記念館」

美しい洋風建築の郡上八幡旧庁舎記念館。実際に平成6年まで八幡の町役場だった建物です。建造は昭和11年、平成10年に国の登録文化財として指定されています。今では記念館として再び蘇り、1階には観光案内コーナーや、休憩コーナー「吉田川サロン」、軽食コーナーの「こびり処」とおみやげコーナーが置かれています。 【基本情報】
所在地:〒501-4222 岐阜県郡上市八幡町島谷524-6
電話番号:0575-67-1819
営業時間:8:30~17:00
休業日:12月29日~1月3日
入場料:無料

【駐車場】
あり(記念館前駐車場 13台、記念館裏駐車場 19台)

【アクセス】
東海北陸自動車道 郡上八幡インターチェンジより約5分

「郡上八幡旧庁舎記念館」公式サイト

室町以来の逸話が残る名水「宗祇水」

随所で水のせせらぎが聞こえる、「水の町」郡上八幡ですが、そのシンボル的な存在が「宗祗水」です。日本名水百選の第1号として指定された名水中の名水でもあります。郡上八幡でも奥まったところにあり、昔からの生活用水として「飲料」「洗い場」と湧水地点から段階を追って、用途が分けられています。それだけ水を大切に使ってきたことの証でしょう。

また、この水は、室町時代から伝わる逸話があります。1471年、連歌師の宗祇が郡上領主、東常縁から古今伝授の奥義について教えを受け京へ戻る際、師弟となった二人が泉のほとりで歌を詠み交わしたと言われています。そのことから「宗祗水」であり、また「白雲水」とも呼ばれています。 【基本情報】
スポット名:宗祇水
所在地:〒501-4222 岐阜県郡上市八幡町本町
電話番号:0575-67-0002 (郡上八幡観光協会)

【駐車場】
なし(近隣駐車場を利用)

【アクセス】
東海北陸自動車道 郡上八幡インターチェンジより約5分

「宗祇水」の詳細

大正の空気が残る「郡上八幡博覧館」で一年中、郡上おどりを観られます

郡上八幡旧庁舎よりも更に古い大正9年に建てられた郡上八幡博覧館は、元々は税務署として使われていた建物です。大正らしい優美な雰囲気のある建築物です。ここでは、「歴史」「水」「技」「郡上おどり」のテーマに郡上八幡の伝統を分け、展示しています。また、郡上おどりの実演紹介も行っているので、踊りの時期ではない訪問でも、「郡上おどり」を見ることができる施設になっています。 【基本情報】
スポット名:郡上八幡博覧館
所在地:〒501-4213 岐阜県郡上市八幡町殿町50
電話番号:0575-65-3215
営業時間:9:00〜17:00 ※郡上おどり開催日 18:00まで開館
休業日:12月24日〜1月2日
料金:郡上八幡博覧館のみ 大人 520円、小人 310円。 郡上八幡城+博覧館共通券 大人 650円、子ども 350円

【駐車場】
あり(20台)

【アクセス】
東海北陸自動車道 郡上八幡インターチェンジより約10分

「郡上八幡博覧館」 公式サイト

やなか水のこみち

「やなか三館」と呼ばれるおもだか家民芸館、齋藤美術館、心の森ミュージアム遊童館に取り囲まれるような「やなか水のこみち」。本当に短く細い「小径」ですが、真ん中には透き通った水の小川が流れていて、せせらぎを聞きながら散歩ができます。また、郡上八幡城の城下町らしく古い家があるので、タイムスリップでもしたような感覚になることができる場所でもあります。更に日が暮れる頃には行灯に火が灯され幻想的な雰囲気に包まれ、ただ眺めているだけでも心が洗われるような思いがします。 【基本情報】
スポット名:やなか水のこみち
所在地:〒501-4222 岐阜県郡上市八幡町新町
電話番号:0575-67-0002(郡上八幡観光協会)

【駐車場】
なし(近隣駐車場を利用)

【アクセス】
東海北陸自動車道 郡上八幡インターチェンジより約5分

「やなか水のこみち」の詳細

木造で再建した天守が美しい「郡上八幡城」

戦国時代も終わりに近い1559年、遠藤盛数によって築かれた砦がうつくしい郡上八幡城の最初の姿です。遠藤氏によって支配された郡上八幡ですが、本能寺の変の後、羽柴秀吉と対立した織田信孝側についていたことから稲葉貞通が城主になります。稲葉貞通は、郡上八幡城に大改修を施します。まず八幡山の麓に新たに濠をつくり、本丸には天守台を配置、また土塁は高くし、塀を巡らし、更に武庫と糧庫は増築。鍛冶屋洞に面して大きな井戸を掘って、二の丸は増築し居館とするという大がかかりな内容でした。こうして、近世城郭としての郡上八幡城の基礎がつくられています。

明治4(1871)年、廃藩置県が行われると廃城になり、翌年には石垣以外が全て取り壊されています。その後、昭和8年に大垣城をベースとして再建がなされたもので、木造での再建は非常に珍しい上、日本で最古の再建木造天守となります。 【基本情報】
スポット名:郡上八幡城
所在地:〒501-4214 岐阜県郡上市八幡町柳町一の平659
電話番号:0575-67-1819
営業時間:(3月~5月、9月~10月)9:00~17:00、(6月~8月)8:00~18:00、(11月~2月)9:00~16:30 ※最終入場 各終了時間の15分前まで
休業日:12月20日~1月10日
料金:大人 310円、子ども 150円

【駐車場】
あり(郡上八幡城駐車場-山頂 約20台、城山公園駐車場-中腹 約13台)

【アクセス】
東海北陸自動車道 郡上八幡インターチェンジより約7分

「郡上八幡城」 公式サイト



「名水と伝統」が作った郡上八幡を味わおう!

全てに名水と伝統が息づくうなぎ料理「吉田屋 美濃錦」

創業は明治13年、既に100年以上の老舗「吉田屋」。江戸時代には、尾張徳川家の使う鷹狩り場での休息所を任されていたそうです。「美濃錦」は創業百年の年に立ち上げた店で、徐々に高級化していく鰻料理に対して「うなぎを誰もが身近な味として親しんだ掛け茶屋の時代の原点を忘れてはならない」という考えのもと作ったということです。

そんな原点を見直す「吉田屋美濃錦」では、庶民の味としながらも、「“きれい”より“おいしい”」というコンセプトで、「自分が生まれ育った風土が育んだものが一番体にやさしく、体に滋養となり、即ち美味しい。そのような理念」という理念があるそうです。そのため、基本的な食材は飛騨・美濃・三河、そして国産というように出来るだけ身近なものを使い、調味料は創業以来ずっと同じ銘柄で無添加・無着色のものを使っています。

吉田屋では創業以来、代々一本ずつ井戸を掘り、現在では敷地内にある3本の井戸を使って全ての水をまかなっているそうです。その天然水に愛知県三河一色の養鰻場から仕入れたうなぎを放って数日間の餌止めをし、身を引き締めてから調理されることになります。この水に放った段階で、既に調理に入っているのかもしれません。というのは、仕入れの段階では茶色だった鰻が、この間に青光りする「青ウナギ」という養殖物としては最高のランクになってしまうというのですから。

鰻屋の命とも言えるタレは、先ほどのような「無添加の調味料をつかってる」というだけではなく、公式サイトでも概ね使ってい種類まで明かしています。なんともオープンなお店です。とは言え、戦時中からの物資不足が酷かった時期には、タレを樽に密封し、蔵の奥で保管していたそうです。そのような時代でも絶対に崩したくない伝統の「継ぎ足し」があったのですね。また、実際に食べてみると公式サイトでも書いていますが、蒲焼きは若干、関東風よりも濃い味。少し甘目に感じます。

かつて北大路魯山人にも愛された逸品。この味を作り、守るために養殖業者、そして調味料の製造元と共に頑張っている老舗なんだなと思って、一口一口に感謝しながら頂きます!  【基本情報】
スポット名:吉田屋 美濃錦
所在地:〒501-4213 岐阜県郡上市八幡町殿町
電話番号:0575-67-0001
営業時間:11:00〜14:00、16:00〜20:00
休業日:月3回、不定休(要確認)

【駐車場】
あり

【アクセス】
東海北陸自動車道 郡上八幡インターチェンジより約5分

「吉田屋美濃錦」 公式サイト

そばとは、噛んで食べるもの「そばの平甚」

水のおいしいところは、おそばがおいしい。そんなことを再認識させてくれるおそば屋さん「そばの平甚」。更に、打ちたてのそばが食べられるのですから、薫りもひとしおなのです。

元々は庄屋さんだった平甚さんは、そば屋としては明治時代に開業したお店です。

おしながきにある「もちもちざるそば」…平甚さんは「そばは噛むもの」なのだそうです。江戸前に慣れている身としては抵抗のある食べ方…そばを噛んで食べてみます。名前のとおりです。もちもちしてツルりとした食感は、確かにおいしい。でも、江戸前ではやらないでしょう。というかやりません。この平甚の打ち方だからおいしいのだと思うので、ここで封印しておきます。

また、江戸前では高級なそば屋ほど盛りが少ないものと相場が決まっている(と勝手に思っています)ものですが、平甚には「ちょもらんまそば」なる一品が…なんと1kgもある超大盛りです。自身のあるかは是非! 【基本情報】
スポット名:そばの平甚
所在地:〒501-4216 岐阜県郡上市八幡町本町870
電話番号:0575-65-2004
営業時間:(平日)11:00〜16:00頃、(土日祝日)10:30〜19:00頃 ※夏季、営業時間変更有り。電話、メールで要問合
休業日:年始

【駐車場】
あり(7台)

【アクセス】
東海北陸自動車道 郡上八幡インターチェンジより約5分

「そばの平甚」 公式サイト

時間が止まったような「清水珈琲」

喫茶店が意外なほどに多い郡上八幡。どうせ行くならアンティークな雰囲気のあるお店にしませんか? そこでおすすめなのが「清水珈琲」さんです。店内にはレトロなインテリアや小物が置かれていて、店の外の雰囲気にもピタッとマッチしています。店の奥には蔵があり、のんびりと時間が流れる郡上八幡の名水で淹れた珈琲が本当においしいお店です。 【基本情報】
スポット名:清水珈琲
所在地:岐阜県郡上市八幡町島谷673-6
電話番号:090-6598-1471
営業時間:7:00~18:00
休業日:月曜日・第4火曜日

【駐車場】
あり(3台)

【アクセス】
東海北陸自動車道 郡上八幡インターチェンジより約5分

「清水珈琲」の詳細

郡上八幡、名物「おみやげ」

肉桂玉一筋「桜間見屋 」

創業は明治20年、現在のご主人で6代目という「桜間見屋」さんは、宗祗水の入り口にある飴屋さんです。実は、この桜間見屋の看板は、大正8年に起きた大火事で付近一体が焼け落ちた時には避難させて守りぬいたもので、他のものは全て焼失してしまった中で、唯一残っている創業依頼の品なのだそうです。

その桜間見屋さんが看板と共に守り抜いてるもう一つは、「肉桂玉」。かつて女流文学者、中村汀女が「干し切った肉桂が、ほそい紅紙でくくって駄菓子屋にあるのを…まったく久しぶりに、中の中までいい肉桂。私の年頃の人たちは是非ふくんでみてください。明治の頃の暖かい春の日の味を…。」と古里の味を懐かしんだという昔ながらの美味しさです。

でも、その味を守るのは大変な手間がかかるようです。まず砂糖は溶けやすく使いやすいために一般に使われているグラニュー糖ではなくザラメを使っています。ザラメは溶けにくいので、まずこの段階で一手間掛かっているのです。そして、肉桂は中国産。これは安いからという理由ではなく、日本からベトナムまでの産地の中で一番品質がよいこと、そして日本の肉桂では根の部分にしか辛味が無いので、樹皮の部分が使えないからだそうです。また、黒肉桂という黒砂糖の肉桂玉には沖縄産の一番上質のものが使われていて、一つ一つが吟味された素材だということが判ります。

そんな肉桂玉、郡上流の食べ方だと、肉桂玉を口にいれながら珈琲を飲む。というちょっと洒落た雰囲気で味わうのだそうです。おみやげにしたら、珈琲が落ちるまで舐めるのは我慢しましょうか? 【基本情報】
スポット名:桜間見屋
所在地:〒501-4216 岐阜県郡上市八幡町本町862
電話番号:0575-65-4131
営業時間:8:30~20:00
休業日:水曜日

【駐車場】
なし(近隣駐車場を利用)

【アクセス】
東海北陸自動車道 郡上八幡インターチェンジより約5分

「桜間見屋」 公式サイト



まとめ

郡上八幡博覧館でも触れた「郡上おどり」は日本三大盆踊り、日本三大民謡にも数えられる土地独特のおどりです。毎年7月中旬〜9月上旬まで延べで32夜も開催されていて、盂蘭盆会の間は夜通し踊るのだそうです
。そんな夏の郡上も素敵ですが、桜や紅葉、そして雪の季節にも郡上八幡城が、季節の装いで待っているのも郡上八幡の魅力です。

名水の中で育まれた郡上の文化や歴史と一緒に、郡上八幡のおいしさを楽しみに、是非、行ってみてください!