ハイブリッドカーとガソリン車は結局どっちがお得?

車を購入しようと思う時は予算とにらめっこしながら、一番お得な車を買いたいと思うもの。今、お得な車と聞いて思い浮かべるのは、自動車メーカ各社が低燃費競争にしのぎを削っているハイブリッドカー。けれど、同じ車格の車の中では販売価格は高い。ハイブリッドカーとガソリン車、最終的にはどちらがお得?

購入時にかかる費用は?

ハイブリッドカーの値段は安くなっている!

「ハイブリッドカーはガソリン車より高い。」そう思われていませんか?
確かにそうですが、以前は高かった充電池の性能が上がったために、最近は価格も下がってきています。ハイブリッドカーとガソリン車の価格差は以前より狭まってきています。

メーカー各社とも、ベーシックな売れ筋の車種で比較した場合。ガソリンエンジンの排気量やシート素材、ヘッドライト、クルーズコントロールなどの装備内容をほぼ同じグレードで比較すると、ガソリン車に30万円前後のプラス(※)で、ハイブリッドカーが買える価格帯となっています。

※2015年9月時点

タイプ・価格 | フィット | Honda
ホンダのHPより フィットのタイプ別価格です。

トヨタ カローラ アクシオ | 価格・グレード | トヨタ自動車WEBサイト
toyota.jp カローラ アクシオの公式ページです。カタログ情報の確認をはじめ、オーナーの皆様の評価の閲覧、見積りシミュレーション、他車比較シミュレーション、カタログ請求などができます。

ただし、「ガソリン車プラス30万円」の例外となるハイブリッドカーもある!

同じ車体でもガソリン車とハイブリッドカーで100万円程も価格が違う車もあります。
それは、もともと大きくて重い、いわゆる高級車とよばれるような車格の車です。
そのような重量2トン前後の車を動かすには、充電池の容量もモーターも出力も、重量1トン前後の車より大きなものにしないといけません。
増えた充電池と大きなモーターの分、ハイブリッドカーの値段が上がってしまうので、100万円もの価格差となっています。

トヨタ アルファード | 価格・グレード | トヨタ自動車WEBサイト
toyota.jp アルファードの公式ページです。カタログ情報の確認をはじめ、オーナーの皆様の評価の閲覧、見積りシミュレーション、他車比較シミュレーション、カタログ請求などができます。

日産:フーガ [ FUGA ] セダン | グレード・価格 | グレード・価格一覧
革新の頂点に君臨するもの。日産 フーガの公式サイト。フーガのカタログ情報をご覧いただけます。カタログ請求、販売店検索、見積りシミュレーションなどができます。

エコカーの節税効果!

ハイブリッドカーを購入するときにはエコカー減税制度による節税をフルに使うことが出来ます。
具体的には、自動車重量税は免税、自動車取得税は非課税。要するにどちらも払う必要が無い、購入時に税金がかからない! タックスフリーのハイブリッドカーがほとんどです。
加えて、翌年の自動車税もグリーン税制で減額されます。
ただし、今どきのガソリン車も燃費性能や排気ガスの浄化などには力を入れていますので、ハイブリッドカーほどの減税は受けられないにしても、それらの税金は減額されています。
最終的にハイブリッドカーを買うことで、ベースのガソリン車を買うよりも抑えられる税額は、1.5Lのガソリンエンジン+モーターの200万円前後のハイブリッドカーで約4万円、3L前後のガソリンエンジンを積んだ重量級の500万円前後のハイブリッドカーで15万円ほどになります。

トヨタ カローラ アクシオ | エコカー減税対象グレード | トヨタ自動車WEBサイト
カローラアクシオはエコカー減税対象車。免税・減税で優遇される金額をご覧いただけます。

ハイブリッドカーとガソリン車の購入時にかかる費用のまとめ

以上から、ハイブリッドカー購入時に同クラスのガソリン車を買うよりも余分にかかる費用は、

【1.5Lクラス】
販売価格30万円  エコカー減税節税効果 -4万円 結果:+26万円

【3Lクラス】
販売価格100万円 エコカー減税節税効果 -15万円 結果:+85万円

となります。



ハイブリッドカーの燃費

気になる燃費はどうでしょう?

ガソリン車との燃費の差によるハイブリッドカーの節約効果を、例をあげて解説します!

1.5Lクラスのハイブリッドカーとガソリン車 1万キロ走行でのガソリン代の比較

メーカー発表のカタログ燃費ではなく、買った方が実際に普段走行しての実燃費の報告を見ると、
1.5Lクラスのハイブリッドカーは22Km/Lくらい、ガソリン車は15Km/Lくらい走るようです。
それぞれ、1万キロ走るために必要なガソリンを計算すると、

ハイブリッドカー 1万Km/22Km=445L  
ガソリン車    1万Km/15Km=667L

その差、なんと222L!

ガソリン価格を1Lあたり130円で計算すると、約3万円。
ハイブリッドカーは1万キロ走行で、ガソリン代で約3万円もお得ということになります。

3Lクラスのハイブリッドカーとガソリン車 1万キロ走行でのガソリン代の比較

重くて大きな3Lクラスの車となると実燃費もかなり下がってきます。
ハイブリッドカーで12Km/L、ガソリン車で8Km/Lくらいというユーザー報告が多いようです。
それぞれ、1万キロ走るために必要なガソリンを計算すると、
ハイブリッドカー 1万Km/12Km=833L  
ガソリン車    1万Km/8Km=1250L
その差 417L!
 ガソリン価格を1Lあたり130円で計算すると、約5万円。
ハイブリッドカーは1万キロ走行で、ガソリン代で約5万円お得ということになります。

燃費ランキング – e燃費
実燃費による燃費ランキング。ハイブリッド、軽自動車、セダン、ハッチバック、ミニバン、ステーションワゴン等の燃費ランキング。車名やジャンルによる燃費の検索を行えます。(燃費ランキング)

結論 ハイブリッドカーとガソリン車、どちらが損でどちらがお得?!

ハイブリッドカーは何万キロ走れば、ガソリン車よりお得になる?

燃費を元にした計算で、1.5Lクラスは1万キロ走るごとに約3万円、3Lクラスは約5万円ガソリン代が浮くことが判りました。
では、ハイブリッドカーを買うときにガソリン車を買う時よりも余分に払ったお金が戻ってくるのは、何万キロ走ってからになるでしょうか?

1.5Lクラスは購入時に約26万円、ガソリン車よりも多く払っています。
それを燃費の良さで元を取るには、
26万円/3万円=8.7 約9万キロで元が取れて、後は乗れば乗るだけお得に!

同様に3Lクラスで、購入時に余分に払った100万円の元をとるには、   
85万円/5万円=17  約17万キロ走らないとハイブリッドに余分に払ったお金は取り戻せません!!

バッテリーの耐久性は?いつまでバッテリーがもつの??

今どきのハイブリッドカーに使用されるバッテリーは年々性能が上がっています。
けれど基本、何年もの時間が立てば徐々に劣化して電気を蓄えられる量が減ります。
また、何度も充電と放電を繰り返すとやはり劣化してしまいます。

ハイブリッドカーにとってバッテリーは非常に重要な部品です。働かないバッテリーと動かなくなったモーターは車にとっては、燃費を悪くし、運転の軽快さを損なう重石にしかなりません。

そのため、各メーカーはバッテリーの保証をしています。
新車購入より5年間もしくは10万キロ以内、先にどちらかの条件に達する前にバッテリーが十分な性能を出せなくなれば、無料交換が約束されています。

逆に言えば、5年以上たって、あるいは10万キロ以上走ったところでバッテリーの性能が落ちてしまっても保証はされません。バッテリー交換は30万円~50万円かかる大出費となります。

ハイブリッドカーのお得な乗り方!

ハイブリッド用のバッテリーが劣化する前に沢山距離を乗ることに尽きます!
メーカー保証を考えると、年間2万キロ、5年間で10万キロ以上走らせることが出来れば、1.5Lクラスのハイブリッドカーは確実にガソリン車よりもお得になります。