東海地方のオススメ温泉観光は奥飛騨温泉郷に限るっ!

暑かった夏も終わり、気がつけば木々もあかく色づき、ちょっと風に冷たさも感じる秋がやってきました。そんなとき、ほっこり&ゆったり温泉で疲れを癒したくなってきますよね?そんなあなたに、東海地方のオススメ温泉である、「奥飛騨温泉郷」をご紹介します。まわりのお楽しみスポットとあわせて、旅行プランに加えられること、うけあいです!

おしゃれなリゾートに鍾乳洞。もりだくさんに楽しめる!(平湯温泉)

平湯温泉は、江戸時代末期に飛騨についてに書かれた「飛州志」の中の平湯温泉についてまとめられた、「平湯温泉記」でも、「中世の頃、甲州の武田家臣が攻め入ったとき、士卒が毒霧にやられ動けなくなった。そのとき白い老猿が温泉に入り悪い足を治して跳び去った。これを見た者は競って霊泉に浴し、すっかり元気を取り戻した。この時以来、様々な病を持った多くの人が盛んに訪ねるようになった。」と書かれているほど、古く歴史ある温泉です。

平湯温泉地内には約40もの井戸・源泉があり、毎分13,000リットルもの豊富な湯が噴き出しています。最高90度にもなるこの温泉の泉質は、ナトリウム、カルシウム、マグネシウム、炭酸水素塩泉など含み、胃腸病やリウマチ性疾患をはじめ、神経症、皮膚病などに効果があるとされ、治療温泉としても利用されています。

また、北陸の大名が参勤交代の道中で疲れを癒したり、明治初期に書かれた「悲太後風土記」にも、多くの人が平湯温泉を利用している図などが描かれているなど、古くから多くの人々に愛された温泉であることが伺えます。

河童橋から眺める北アルプスの絶景で、かつての文豪に思いを馳せる。(上高地)

出典: http://hirayuonsen.or.jp
平湯温泉から車で約30分のところには、年間150万人もの人々が訪れる、みなさんもご存知のリゾート観光地の「上高地」があります。

上高地は、別名「神の降り立つ地(神降地)」とも称される日本屈指の山岳景勝地として、年間150万人もの人々が訪れ賑わいをみせています。
北アルプスの美しい山々に囲まれた、標高約1500mの上高地では、清らかな梓川に架かる河童橋から望む山々の雄姿、大正池や梓川沿いの散策路から、厳しく崇高な山々を仰ぎ見、また季節や時間ごとに移り変わる自然に浸るひとときを過ごすことができます。

そのため、むかしから多くの文人や画家を魅了し、なかでも芥川龍之介は、何度となく訪れた上高地・河童橋を題材に、小説『河童』を発表しました。
また、秩父宮殿下が登山に訪れ、またケショウヤナギの植物で理学的発見がなされるなど一般の注目を集めました。その後国の名勝および天然記念物に指定され、それまで山小屋や温泉宿もまばらであった高地に、初の山岳リゾートホテル(現・上高地帝国ホテル)が開業するなど、リゾートとしても発展しています。

<上高地へのアクセス>

長野自動車道 松本IC から 国道158号線を上高地方面へ(約1時間)
最寄の「沢渡駐車場」で下車し、シャトルバスまたはタクシーで、上高地へ

駐車場 あり
(沢渡駐車場)普通車 600円/日 バイク 300円/日

奥飛騨は昔、海だった?自然の造形美に、ぴたっと時間が止まる。(飛騨大鍾乳洞)

出典: http://hirayuonsen.or.jp
こちらも、平湯温泉から車で約30分ほどのところにある、岐阜県高山市丹生川町の飛騨大鍾乳洞。ここは、日本全国に約80ヶ所あるという観光鍾乳洞の中でも、日本一の標高900mに位置していますが、ここで不思議なことに出会えます。

それは大昔、「飛騨が海の底だった?」ということです。
うそだと思うでしょ?いや、ホントなんです。

それがわかったのが、この飛騨大鍾乳洞で「ウミユリ」「フズリナ」などの化石が発見されたこと。
それにより、大昔(2億5000万年前)は海の底だったことが判明しました。ウミユリのほか、サンゴやフズリナ、二枚貝などの死骸が長い年月を経て石灰石と化し、現在の鍾乳洞をつくったんだそうですよ。いまではこんな山間部なのに、と思うと、不思議ですよね。

ほかにも、大鍾乳洞というだけあって、全長約800mにもおよぶ広い鍾乳洞には、幻想的な空間が出迎える「竜宮の夜景」をはじめ、「洞穴シールド」「月の世界」「王冠」「幸福の滝」など、さまざまな名前を冠した空間が、みなさんを待っています。

この迫力は、必見ですよ! <飛騨大鍾乳洞へのアクセス>

長野自動車道 松本IC から 国道158号線を高山方面へ(約1.5時間)

駐車場 あり(無料)

〒506-2256
岐阜県高山市丹生川町日面1147
TEL 0577-79-2211

満天の星空、いっぱいの紅葉に包まれて、ゆったりと癒される。(平湯館)

出典: http://www.hirayukan.com
上高地や大鍾乳洞を楽しんだ後は、ゆっくり温泉につかって、ほっこり癒されたいですよね。
そんな皆さんにオススメなのが、ここ老舗旅館「平湯館」さんです。

平湯館さんは大正12年に創業の、奥飛騨随一の老舗で、ロビーから眺める笠ヶ岳のすばらしい眺望、池を囲んで散策できる日本庭園、そして湯治宿の佇まいを今に残すいろり本館など見所がさまざま。

また、肝心のお風呂はというと、3つの自家源泉と共同源泉のお湯を使った、毎分1トンを越える湯量豊富な高温泉を絶えず生まれたての状態で湯船に注ぎ込んでるとのこと。「お客様にいつでも新鮮な“生粋源泉”を楽しんでいただきたい」という思いから、温度調整のために山水を加水しても塩素消毒せず、しっかりと清潔に保っていることが、平湯館さんの特徴ともいえます。

そして、お風呂からあがったら、おいしい飛騨牛はいかが?平湯館さんでは、飛騨牛でも非常に希少な最高級A5ランクを、おひとり様ずつ4種類の中からチョイスできます。
ご夫婦やカップルのお客様は、別々のものをお選びいただき味比べもいいですよね。 平湯館の温泉を使用した「温泉蓬莱蒸し」は特にオススメの平湯館オリジナルの逸品なんですって。 出典: http://www.hirayukan.com
<平湯館へのアクセス>

長野自動車道 松本IC から 国道158号線を高山方面へ(約1時間)

駐車場 あり(無料)

〒506-1498
高山市奥飛騨温泉郷平湯726
TEL 0577-79-2211



標高約2,000mの空中散歩と、極上のくつろぎを欲ばろう!(新穂高温泉)

出典: http://shinhotaka.com
次にオススメしたいのが、奥飛騨温泉郷の中でも最も標高の高いところに位置し、北アルプスを仰ぐ高原に広がる新穂高温泉です。
豊富な湯が川床からこんこんと湧きでる露天風呂天国でもあり、白樺林のなかにホテルやペンションが立ち並び、リゾートムードもたっぷりです。

また、新穂高は、作家井上靖の小説『氷壁』の舞台であり、北アルプスの槍ヶ岳・穂高岳への登山口でもあります。

なお、新穂高温泉はその標高の高さから、周囲の山々を最も感じることができ、この秋の季節は「木々の色づき」「雪のかぶりはじめ」といった秋の変化をつぶさにとらえられることができます。

この夕暮れは、きっと目に焼きついて離れない。(新穂高ロープウェイ)

出典: http://shinhotaka.com
みなさんは、この景色を実際に見たことがありますか?

最近では、竹田城跡に代表される「天空の城」がはやっていますが、この景色は「天空の夕映え」と名づけたくなるほど、その絶景に圧倒されてしまいます。なかでも、この写真のように雲が上に下にと重層的になっているようなケースは、ロープウェイに乗っていてもなかなか出会えないとのことなんだそうです。

こんな絶景を見ちゃったら、絶対に目に焼きついて離れないですよね!

なお、「この夕映えをもっと多くの方に見てもらいたい」というロープウェイの方の思いから、この絶景に出会える秋は、少しだけ営業時間が長くなることのこと。そんな気遣いも、また記憶から離れなくなっちゃいますね!

営業時間
8:30~16:00(季節により変動あり)

運賃
(第1・2連絡往復) 大人2,900円 小人1,450円
(第1・2連絡片道) 大人1,600円 小人800円
<新穂高ロープウェイへのアクセス>

長野自動車道 松本IC から 国道158号線から安房トンネル経由 
国道471号 に乗り換え(約1.5時間)

駐車場 あり 普通車500円~

〒506-1421
岐阜県高山市奥飛騨温泉郷新穂高
TEL 0578-89-2252

大自然を、からだいっぱいに感じる。そんな橋をわたろう。(北アルプス大橋)

出典: http://shinhotaka.com
この地上から約70mの高さ、いかがですか?
すっごくダイナミックな景観ですよね。と同時に、こんな高いところでバンジージャンプなんかやっちゃったら、どうなるんだろう・・・。って、思っちゃいます。(やってないですからね、お間違いないように)

錫杖岳や笠ヶ岳など、北アルプスの雄大な風景を眺めるのには、ここは絶好のポイントとなっています。また、この突き抜けるような景色はドライブルートとしても人気があり、車で走り抜ける爽快感は最高!
でも、決してスピードは出しすぎないでくださいね(笑)。

ほかにも、中尾高原方面より新穂高ロープウェイ方面に抜けた先にある鍋平園地には木道で整備された遊歩道があり、白樺やミズナラの林に囲まれた自然豊かな散策コースも人気のスポットなんですよ。 <北アルプス大橋へのアクセス>

長野自動車道 松本IC から 国道158号線から安房トンネル経由 
国道471号・県道475号に乗り換え(約1.5時間)

駐車場 あり(北アルプス展望園地駐車場(10台/無料))

奥飛騨温泉郷総合案内所
〒506-1421
岐阜県高山市奥飛騨温泉郷神坂
TEL 0578-89-2458

ここはしっぽり「外湯めぐり」。そんな楽しみもある。(新穂高の外湯めぐり)

出典: http://sh.kiwitech.jp/
新穂高温泉では、「神宝の湯」「奥飛騨の湯」「ひがくの湯」「新穂高の湯」「足洗いの湯」と、大きく5つの外湯があります。
せっかく、ゆったり&ほっこりなら、この5つをすべてめぐってみたら、かなり癒されますよね。
気持ち的にも、なかなか、いや、かなりぜいたくですよね?これ。

なかでも、「奥飛騨の湯」は、あのツムラの入浴剤「日本の名湯・奥飛騨の湯」のモデルになったところなんだそうです。入浴剤に選ばれるほどの名湯を、全身で感じられるのも、またいいですよね。

ただ、外湯めぐりをするときには、入浴マナーだけは気をつけましょう。
(注意事項などは、観光協会さんなどに事前にご確認してくださいね。)
そして、この5つのうち「新穂高の湯」だけは混浴です。
マナーを守って、楽しく外湯を堪能してくださいね。 <新穂高温泉へのアクセス>

長野自動車道 松本IC から 国道158号線から安房トンネル経由 
国道471号 に乗り換え(約1.5時間)

駐車場 あり

新穂高温泉観光協会
〒506-1421
岐阜県高山市奥飛騨温泉郷新穂高
TEL 0578-89-2614

暖炉のあるラウンジでゆったり過ごす、想像以上のぜいたく。(穂高荘山のホテル)

出典: http://shinhodaka-yamanohotel.jp
温泉であったまって、その後は暖炉のあるラウンジでゆったりくつろぐ。
すっごく、ぜいたくなかんじがしません?そんなホテルが、新穂高温泉にはあるんです。

それは、「穂高荘 山のホテル」さん。

ホテルの快適性と、温泉旅館ならではのくつろぎ空間を合わせもつ奥飛騨温泉郷唯一の「北欧風の山岳リゾートホテル」をモットーに営業されています。
まるで、スイスのような北アルプスの景観美と、宿全体を取り巻くシックな洋風スタイルの空間により「異国で過ごす非日常のひととき」を演出しているよう。
源泉かけ流しの名湯あふれるバリエーション豊かな湯船や、季節感あふれる会席を基調としたお料理などとあいまって、「奥飛騨とスイスの絶妙なコラボレーション」を楽しめますよ。

ほかにも、穂高荘山のホテルさんには、「ケーブルカーで行く離れ露天風呂」や、姉妹店の露天風呂を楽しめる「湯めぐりバス」といった、これまた非日常を体験できる施設も魅力なんです!
シックな中に、ちょっとした遊び心を感じちゃう穂高荘山のホテルさん。

オススメですよ。 <穂高荘山のホテルへのアクセス>

長野自動車道 松本IC から 国道158号線から安房トンネル経由 
国道471号 に乗り換え(約1.5時間)

駐車場 あり

〒506-0026
岐阜県高山市奥飛騨温泉郷神坂577-13
TEL 0578-89ー2004 出典: http://shinhotaka.com

まとめ

いかがでしたか?

奥飛騨温泉郷は、ほかにも「栃尾温泉」・「新平湯温泉」・「福地温泉」・「上宝温泉」と4つも温泉があります。そのそれぞれにもさきほどの2つと同じくらい魅力があるのですが、ここでは書ききれないくらいです。なので、それはまたの機会にしたいと思います。

そして、奥飛騨温泉郷は、「雪深い景色を楽しみながら、露天風呂を満喫したい!」という方も多いほど、冬もすごく楽しめるスポットではあります。
ですが、気軽にドライブできて、さまざまな楽しみを堪能できるのが、秋の奥飛騨温泉郷の良さです。

この機会にぜひ、ハンドルを握って奥飛騨温泉郷の旅に出かけてみるのは、いかがでしょうか?

食欲の秋、行楽の秋、いずれにもオススメです。