気になる車の軽さメリット・デメリット

車は軽い方がいい? 重い方がいい? とお悩みの方へ、車の軽さに関するメリットやデメリット、初めてでも軽くするにはどうしたらよいかなどを紹介します。

車の車体は軽い方が良い

軽い車のメリット・デメリット

車には、それぞれメリット、デメリットがあります。色々あるなかで、やはり気になるのは車体重量だと思います。軽いことに関してのメリットは、やはり燃費です。軽いと、車を動かすためのパワーが少なくてすみ、ガソリンの消費が減ります。また、運転性能の向上もあります。やはり、重いものを動かすよりも、軽いものを動かす方が楽ですよね。そして、一番のお得は「重量税」が安いということです。ガソリンの減りが遅い、税金が安いというのはとても魅力的なメリットです。

デメリットに関しては、強風に煽られると流されやすいというのがあります。どうしても車体が軽いため、高速道路、谷間の橋などで強風が吹く場所は車体が流されて走行が安定しないことがあります。また軽いためにタイヤの摩擦が少なくなるので、トラクションがかかりにくくなるために加速が悪くなります。雨の日にも弱く「ハイドロプレーニング」を起こしやすくなります。走行中の安定性や安全に関しては、重い車よりもデメリットは多くなってしまいます。

軽い車は、デメリットもありますが、総じてメリットの方が大きいです。特に税金や燃費などの維持費のメリットはとても大きいです。自分のドライブスタイルにあわせて、メリット、デメリットと照らし合わせて、これだという一台を見つけてみてください。

軽さを求める車

「軽さは正義!」は、スポーツカー乗りはよく口にします。峠の下りやコーナーの場合、やはり重い車よりは軽い車の方が有利です。重い車はコーナリング時の負荷がとても大きいのです。どこかの峠では、並みいるスポーツカーを押さえて「アルトワークス」が最強という都市伝説があるぐらいです。

自動車雑誌などを見ていると「パワー・ウェイト・レシオ」という言葉が出てくるかと思います。これは、「出力重量比、馬力重量」という意味です。これは車重÷馬力で計算をして、一馬力が受け持つ重さを出します。この重さの数値が小さければ小さいほど車は速く加速します。単純に車体の軽い車にパワーのあるエンジンを載せればと思うかもしれませんが、車のエンジンも重く、パワーを出そうとしたら重量はかさみます。そして軽い車体にハイパワーエンジンだと、簡単に車が吹っ飛んでいきます。各メーカーはこのバランスを取るために日々研究をしています。

軽いと言えば軽自動車ですが、エンジンのパワーが無いためにターボを搭載している車種もあります。大人が四人乗ったときや、高速道路での加速など、軽自動車の軽さがデメリットになる部分をターボが補ってくれます。軽いけどちゃんと走れる自動車を求める場合は、ターボ搭載の軽自動車がお薦めです。

軽くするためには?

現在の愛車を少し手を加えるだけで軽くすることが出来ます。そうなると走行性能も変わり、運転にメリットも出てきます。初心者で気軽に出来る、軽くするための方法を紹介をします。

初めてでもやりやすいのが「バネ下重量」です。これは、サスペンションのバネから下の総重量のことになります。人間も、足に履く靴は軽い方がいいですよね。車もそれと同じです。「バネ下重量」に関係するのは、タイヤ、ホイール、ブレーキローター、ブレーキキャリパー、ブレーキパッドなどが主なものになります。この中でも、特にタイヤとホイールが重要になります。タイヤ交換をされたときに、なんでこんなに重いんだと思われたことがあると思います。それだけ、タイヤとホイールは重いのです。タイヤは劇的に重さを変えるのは少し厳しいですが、ホイールは可能です。

「軽量ホイール」という軽さと強度のあるホイールは、普通の金型に流し込んで鋳造されているものとは違い、鍛造で成形されているものが多いです。鍛造で作られた軽量ホイールは、軽さと強度があるとてもすてきなホイールなのですが、鍛造は手間暇がかかるため、あまり一般車には搭載されておりません。走りを重視したスポーツカーなどは、よく使用されています。走行性能が命と言っても過言ではないスポーツカーは、特に「バネ下重量」の軽減に力を入れています。

また、「バネ下重量」が軽くなるとサスペンションも機能を発揮しやすくなり、路面からの衝撃を吸収しやすくなるだけではなく、走行、コーナリング、ブレーキなどについても性能が上がります。スポーツカーがコーナーで安定した曲がり具合を出せるのは、サスペンションの性能もありますが、「バネ下重量」によるものも大きいです。



おすすめの軽い車

マツダ ロードスター

軽い車で現行でも手に入るのが「マツダ ロードスター」です。現行ではNDが出たばかりで、何かと話題の車です。初代NAから四代目のNDまで、とても長く愛されている車です。NDはマツダがこだわる「前後の重量配分を50:50」に設定されており、安定性がとても優れています。またボディも更に軽さを追求しながら剛性を強化したものになっております。今までのロードスターと比べると、なんだか重く見えたりもしますが、1トンを切る軽さを実現しています。軽くて性能がよい車をお求めの場合、自信を持ってお薦めできる車です。

スズキ アルトワークス

スズキのアルトワークスは、「最速の軽自動車」として、伝説になっていると言っても過言ではありません。スズキが販売していた「アルト」をスポーツグレードにした車です。1987年に初代が発売されてから人気は高く、走りにも定評があります。このアルトワークスは「550cc」で「64馬力」という性能で、それを追うように各社でパワー競争が激化しました。軽自動車の軽さにハイパワーは危険と各社で話し合い自主規制になるという歴史があります。

軽自動車にDOHC3気筒4バルブインタークーラーターボエンジンを搭載し、車体は600キロ前後でまさに「軽くて速い」車です。高スペックなのにコスパが良い軽自動車は、当時の走り好きな若者達を虜にしました。その後もマイナーチェンジを重ね「全日本ラリー選手権Aクラス&全日本ダートトライアル選手権AIクラス」に出場し、二年連続で優勝をはたすも、2000年には生産廃止になっていまいます。

しかし、今後東京モーターショーでも展示されたアルトワークスの新型が出ると予想されています(2015年12月時点)

アルトワークスの虜になったドライバー達には、ぜひ実現して欲しいと願ってやまないことでしょう。

いかがでしたでしょうか?

軽い車について紹介をさせていただきました。走行性能の向上、燃費など軽いことのメリットはたくさんあります。でも、軽いだけでも厳しい部分もあります。使用用途やドライブスタイルに合わせて、これだ! という一台を探す楽しみがあります。また、自分で手を入れると車への愛情がさらに増します。