新宿御苑でお花見する人必見★全国有数の人気を誇る都心のオアシスを紹介します!【ピンク以外にも多種多様65品種の桜が!】

高層ビルが立ち並び、デパートや飲食店、電化製品やファッションなど、買い物をするイメージが強い新宿。そんな大都会のど真ん中の塀の向こうには驚くほど美しい世界が広がっているのをご存知ですか? 今回は、春の桜シーズンを中心に都内随一の桜の名所と言われる「新宿御苑」の魅力をご紹介します。

アルコール禁止でも楽しめるお花見

東京でお花見といえば、テレビでも毎年放送されている上野公園や、吉祥寺、目黒川沿いの桜並木など、都内にも多くのお花見スポットがありますが、中でも人気の新宿御苑は「アルコール持ち込み禁止」で知られていますね。お花見には、お酒が無いと物足りないという方も多いと思いますが、ノンアルコールだからこそ、静かに落ち着いて「春」を楽しむことができるのです! あっちでもこっちでも、お酒にタバコに大騒ぎ、というようなことがないので、小さな子どもを連れていても安心! お花見宴会の後は、新宿御苑でじっくりと季節を楽しんでみてはいかがですか?



新宿御苑 基本情報

今は、綺麗に整備がされ、気軽に訪れることができる新宿御苑ですが、実は、新宿御苑ができたときはまだ一般人は立ち入ることができなかった、という歴史をご存知ですか? 新宿御苑は、江戸時代、信州高遠藩主内藤家の屋敷跡地に、明治39年、皇室の庭園として造られたのが新宿御苑のはじまりです。広い園内では、都内の街路樹に利用するための植物を育成したり、観桜会や観菊会の会場としても利用され、また大正時代には、西洋庭園をゴルフコースとしても利用されていたそう。そして、昭和20年に、空襲で一部の建物を残しほぼ全焼してしまうという悲しい歴史もあります。戦後になってから、新宿御苑は国民公園として、一般人に開放されることとなりました。 【基本情報】
スポット名:新宿御苑
住所:〒160-0014 東京都新宿区内藤町11
電話番号:03-3341-1461
休館日:年中無休
開園時間:9:00~16:00(閉園16:30)
休園日:毎週月曜日(月曜日が休日の場合は翌平日)、年末年始(12/29~1/3)
3/25~4/24、11/1~11/15の特別開園期間中は無休
入園料:大人200円/小中学生50円/幼児無料
身体障害者手帳、療育者手帳、精神障害者保健福祉手帳をお持ちの方と介助者1名は入園無料(手帳提示)また、補助犬も入園可能。

新宿門、大木戸門、千駄ヶ谷門の各入園門にコインロッカー有り(300円、500円)
車椅子の貸し出し有り(当日受付・無料)

【駐車場】
普通車200台、大型車5台、自転車は各門入園ゲート前に駐輪可能(開園日、開園時間のみ)

【アクセス】
首都高速道路4号線(外苑)より約10分

アルコール類の持ち込みなど禁止事項は必ずチェック!

新宿御苑では、アルコール類の持ち込み、指定場所以外での火の取り扱い、補助犬以外の動物を連れての入園など、園内の動物や植物、美しい景観を守るためのルールがあります。新宿御苑を訪れる際に、注意しておきたい禁止事項となりますので、当てはまらないよう気を付けましょう。

【持ち込み】
ペット、自転車、三輪車(ベビーカー除く)、一輪車、台車等、酒類、切り花

【遊び・スポーツ】
ローラースケート、ローラーブレード、ラジコンヘリ、ラジコンカー、ブーメラン、バドミントン、フリスビー、なわとび、サッカー等のボール遊び、凧あげ

【使用できないもの】
楽器、ラジカセ、拡声器等、大きな音の出る器具の使用
テント、パラソル、テーブル、イスなどアウトドア用品の設置
たき火、カセットコンロなど火を使う道具の使用



お花見シーズン情報

3月下旬から4月に入ると、新宿御苑も一気にお花見ムードになります。週末ともなると、新宿門のあたりは長蛇の列! なんと、1日で8万人を超える人が訪れるそう。とはいえ、園内はとても想像以上に広く、広さ58.3ha、周囲3.5km、分かりやすく例えると東京ドーム12個分もの面積なんですね。なので、行列ができていても怯まないでください。十分にお花見を楽しめるスペースがありますよ。新宿という大都会の中で、これだけの桜を見ることができるということで、お花見スポットとしても全国2位、東京都内でも2位という人気っぷり! 園内には、トイレや飲食店もありますが、お花見シーズンは非常に混み合います。春の特別開園期間は、休園日がありませんので、いつでもお花見を楽しむことができます。
■春の特別開園期間は3月25日~4月24日となります。

無料で入れる日や無料ガイドなどおすすめポイント

新宿御苑は通常、大人200円、子ども50円の入園料を支払わなければなりませんが、なんと、無料で入ることができる日があるのです! 毎年4月29日(昭和の日)は、新宿御苑みどりフェスタが開催され、無料で入園ができます。自然観察会やクラフト体験など、「自然とふれあう」をテーマに、子どもから大人まで楽しめる催しが開かれます。また、5月4日(みどりの日)も、無料開放されています。翌日の5月5日(こどもの日)は、小学生の入園料50円が無料になります。

また、新宿御苑の事を知り尽くす「パークボランティア」による園内のガイドウォークも無料で行われています。新宿御苑の歴史、四季の草花や、樹木の名前、新宿御苑といえば庭園も日本式庭園、フランス庭園、イギリス庭園と雰囲気がガラリと変わるので、それぞれの庭園を散策するのも楽しいのですが、専門知識が豊富なガイドさんと一緒に歩けば、さらに新しい新宿御苑の魅力も発見できますよ。
■ガイドウォーク開催日時:毎月第2・4土曜日 10:30~、13:30~(所要時間1時間~1時間半)

【2月】

2月中旬には、早春に咲くカンザクラやからはじまり、河津桜などが咲き出します。今年は暖冬ということもあってか、2016年2月15日時点ではカンザクラや河津桜(カワヅザクラ)が既に見頃を迎えています。イギリス風景式庭園にある「レストランゆりのき」の前でも河津桜が綺麗に見えますよ♪ また、梅の花もこの時期に見ることができます。白やピンクの花とともに、香りを楽しむことができる梅は、まさに今の時期に見ておきたい花です。蝋梅とカンザクラのコラボも美しいですね!

【3月】

3月中旬から「シュゼンジカンザクラ」「オオシマザクラ」「ヤマザクラ」など、下旬には、桜の花というと、恐らくこの品種を思い描く人が多いのではないでしょうか「ソメイヨシノ」や、可愛らしいピンク色の「ヨウコウ」、玉藻池の水鏡に映る姿に多くの人がシャッターを切る「タカトオコヒガン」や「ヒマラヤヒザクラ」「ヨコハマヒザクラ」「トウカイザクラ」「シダレザクラ」などが花開きます。タカトオコヒガンは、写真家にも人気のスポット。水面に波が立っていなければ、シャッターチャンスですよ!

【4月】

ソメイヨシノが散ってしまうと、もうお花見も終わりかな、と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、新宿御苑は、まだまだ、お花見を楽しめます! 4月に入ると、ボリューミーな八重桜が見頃を迎え始め、「イチヨウ」「カンザン」「バイゴジュズカケザクラ」黄色の桜「ウコン」、緑色の桜「ギョイコウ」「ヤエベニシダレ」や「チョウシュウヒザクラ」が咲き誇り、お花見もピークを迎えます。最後までお花を楽しめるのは、八重桜の「カンザン」「フクロクジュ」「フゲンゾウ」「アメリカ」「カスミザクラ」などがあります。
中池、下池に咲くシダレザクラも見ごたえがあります。日本庭園「楽羽亭」の前にある「ヤエベニシダレ」も写真スポットとして人気です。お茶室と濃い紅色の花が日本らしい和の雰囲気を出しています。そして、珍しい黄色の桜「ウコン」、緑色の桜「ギョイコウ」もお見逃しなく。

デパ地下の “ちょっとイイ” お花見弁当も新宿ならでは!

新宿御苑がお花見モードに入ると、近隣の飲食店では、お花見弁当や、軽食の販売などを行います。屋台が並ぶというわけではないのですが、あちこちでお花見に持っていきたいスイーツや気軽に食べられるおにぎり、焼きそばなどが販売されます。新宿門のすぐそばにある、ドトールコーヒーやエクセルシオール カフェなどコーヒーショップも大賑わいです。コンビニでもお花見客用のスイーツなど特設ブースが設けられている場合もあり、新宿御苑一体がお祭りムードに。
さらに新宿といえば、百貨店が立ち並ぶ街でもあります。西口から小田急百貨店、京王百貨店、高島屋、伊勢丹、と名だたる百貨店が揃い踏み♪ 百貨店といったら、デパ地下のお惣菜やお弁当はハズレなし! ということで伊勢丹や、高島屋は新宿御苑からも歩いてすぐなので、いつもよりちょっとおめかしをしたお弁当を持って行くのも良いですね。

茶室やレストランからお花見ランチも♪

新宿御苑には、日本庭園にある茶室、楽羽亭(らくうてい)や、翔天亭(しょうてんてい)、気軽に休憩ができるカフェはなのきやレストランゆりのきもあるので、手ぶらでも大丈夫。お花見気分をさらに盛り上げてくれる梅園の中にある楽羽亭は、木の香りが漂う純和風の建物で、落ち着いた空間が広がります。翔天亭は、日本庭園を一望する解放感いっぱいのお茶室です。目の前には四季の樹木が広がり、ここが新宿だということを忘れてしまいそう。 カフェはなのきは、新宿門から入ってすぐの場所にあり、オリジナルパスタランチやハーブティーのケーキセットなどのメニューが揃います。イギリス風景式庭園のそばにあるレストランゆりのきでは、新宿御苑ゆかりの食材を使ったメニューをいただくことができます。古くからこの地で作られていた、新宿生まれの江戸東京野菜や果物などを使った料理に舌鼓を打ちながら、新宿御苑の歴史に触れてみてはいかがでしょう。スイーツには新宿御苑ゆかり食材、内藤とうがらしを使った「内藤とうがらしアイス」も♪ 門外不出の「御料イチゴ」、生まれた場所は新宿御苑。なんと日本で最初にイチゴが生まれた場所なんですよ。とちおとめなどのブランドイチゴも、もとをたどると新宿御苑生まれの「福羽苺」なんだそう。食を通しても知識が広がる新宿御苑を、お花見とともに楽しんでくださいね!
楽羽亭
施設利用時間:10:00~16:00(都合により変更になる場合があります)
抹茶(季節の和菓子つき)一服700円 

カフェはなのき、レストランゆりのき
施設利用時間:9:00~16:00

春だけじゃない!夏~冬の新宿御苑もステキ!

お花見のハイシーズンは3月下旬~4月となりますが、新宿御苑は春以外にもさまざまな植物を見ることができます。春、最後に咲き出す八重桜が終わると、緑が眩しくなってきます。6月にはアジサイ、ギボウシ、ムクゲなど、7月は爽やかなブルーが目に涼しいアガパンサスやクチナシなど、8月はサルスベリやツルボ、9月になると秋を連想する植物が咲き出します。ヒガンバナやススキなどです。10月はキンモクセイやバラとともに、秋に咲く桜、ジュウガツザクラも。秋の気配の中にピンクがかった白色の花びらが目を惹きます。フユザクラ、子福桜などもあります。冬に入ると、ニホンズイセンや、フクジュソウ、ロウバイ、そしてツバキや梅が咲き、ふたたび、桜のシーズンがやってきます。 新宿御苑は、紅葉も美しいので、ぜひ春以外でも訪れてみてください。春~初夏のイギリス庭園では、芝生でごろんとお昼寝をしている人も多くいます。と~っても気持ちが良いんですよ。イギリス庭園は広々とした芝生が続き、木が少ないので、やっと飛べるようになったツバメの幼鳥が一生懸命飛ぶ練習をしていたり、ムクドリ達がごはんを探しながら土をつついていたり、ハクセキレイがトトトトト… と歩いて通り過ぎて行ったりと、植物も、生き物も、目の前の自然がイキイキしています。パワーをもらえますよ♪

駐車場情報

お花見シーズンの週末は非常に混み合い、大木戸駐車場は午前中で満車になりますのでご注意ください。また、新宿東口からだと新宿門からの入園が一番近く、近くのパーキングは新宿1~5丁目がよいでしょう。千駄ヶ谷門からなら、内藤町、大京町、千駄ヶ谷駅周辺、大木戸門からの入園であれば、新宿1~5丁目、内藤町が歩いても近いので良いでしょう。厚生年金会館の跡地も広い駐車場になっており、靖国通りを横断して、商店街をまっすぐ進めば大木戸門へ到着しますよ。新宿エリアの割と空いている駐車場まとめも参考にしてみてください。

大木戸駐車場
利用時間:新宿御苑開園日 8:00~20:00(入車は19:00まで)
台数:普通車200台、大型車5台
料金:普通車 3時間まで500円、以後30分毎100円、大型車 3時間まで2,000円、以後30分毎400円 都内屈指のターミナル駅である新宿。それは電車ではなく自動車にも当てはまります。ドライバーの頭を悩みの種はとにかく「駐車場が空いてない!」。そこで編集部が独自調査の結果導き出した、新宿エリアの割りと空いてる駐車場まとめをお送りします!西口・東口・南口の3エリア別に紹介するので、行きたいスポットに合わせて見てみてください。

おわりに

大都会のど真ん中のオアシス新宿御苑は、静かで、きれいで、落ち着く公園です。花を愛でるのにはもってこいの場所です。今年は是非、訪れてみてください。写真を趣味にされている方も多く訪れています。絵になる写真も撮れるかも!