【人気の観光地・金沢の夜の顔】夜景スポットまとめ

北陸新幹線が開通し、日本の観光地のなかでも特に注目されている石川県金沢市。兼六園や金沢21世紀美術館など全国的にも有名な観光スポットが揃っていますが、その観光スポットの多くは、夜にも訪れたくなるような素晴らしい夜景が見れるスポットでもあるのです。

金沢を代表する観光スポット「兼六園」

定期的に行われる兼六園のライトアップ

金沢市のシンボルである兼六園は、岡山市の後楽園、水戸市の偕楽園と共に日本三名園の1つに数えられ、全国的にも高い知名度をほこる観光スポットです。回遊式の庭園には、見事な木々に大きな池、築山、茶屋など見どころがたくさんあり、金沢観光に来た人のほとんどが訪れるほどの高い人気をほこります。
そんな人気の兼六園、実は定期的にライトアップを実施しているのはご存知でしたか? 通常は遅くても18:00で閉園してしまうのですが、ライトアップの期間は21:00まで開園し、夜ならではの景観を楽しむことができるのです。春は桜、夏は新緑の木々、秋には紅葉、冬には雪化粧と四季折々の美しさが、ちょうど見ごろの時期に合わせてライトアップが行われ、日中とはまた違う幻想的な光景を堪能することができるです。もし、ライトアップ時期に訪れる機会がありましたら、昼と夜の両方の景観を楽しんでみてはいかがでしょうか。

その姿はまるで“和”のクリスマスツリー!?

特におすすめのポイントは、唐崎松の雪吊りです。唐崎松とは兼六園で最も見事な枝ぶりが見事な黒松で、冬には雪の重みで枝が折れるのを防ぐ、雪吊りが施されます。その光景は冬の風物詩となっており、兼六園を代表する光景となっています。そして、ライトアップ開催中には、この唐崎松も光により闇夜に美しく映し出されます。特に雪吊りがされている時期には雪景色とも合わさって、その姿は“和”のクリスマスツリーといえます。残念ながらクリスマスの時期にはライトアップは行われませんが、一度はその目に焼き付けていただきたい、兼六園の一番のポイントです。
また、雪吊りは11月から作業が始まり、最初に唐崎松から雪吊りが施されますので、冬季だけでなく紅葉時期のライトアップでも雪吊りの姿を見ることができます。雪景色とはまた違った風情のある光景で、こちらもおすすめです。

兼六園 詳細情報

【基本情報】
住所 〒920-0936 石川県金沢市兼六町1
電話 076-234-3800
営業時間 7:00~18:00(10月16日~2月末日8:00~17:00) 
定休日 年中無休
入場料 大人310円 小人(6歳~16歳未満)100円

【ライトアップ情報】
開催期間 年間複数回あり(下記リンク先に詳細情報あり)
実施時間 17:30~21:30前後(開催時期により異なる)

【駐車場情報】
県営兼六園駐車場 普通車554台 1時間350円(以降30分ごとに150円)

【アクセス情報】
北陸自動車道「金沢森本IC」から約20分

文化財指定庭園 特別名勝 兼六園

加賀百万石 金沢城四季物語
四季折々のイベント及びライトアップ情報



加賀百万石の聖地「金沢城公園」

週末に行われる金沢城公園のライトアップ

大河ドラマまで一躍有名になった前田利家により本格的な城造りが開始されたとされる金沢城跡地にある金沢公園は、兼六園の隣に位置し、兼六園とセットで観光するのが定番の人気スポットです。本丸をはじめ、そのほとんどが火災により焼失してしまいましたが、今では菱櫓、五十間長屋、橋爪門続櫓が復元され、多くの人が見学に訪れています。
金沢城公園も兼六園同様にライトアップされているのですが、兼六園のような期間限定ではなく、年間を通して行われており、毎週金曜土曜の夜と祝前日の夜に実施されています。週末開催なうえアクセスも良好なので、夜の金沢城公園は、地元の人にも訪れるデートトスポットとなります。

伝統美とイルミネーションのコラボ!

金沢城公園のおすすめの夜景ポイントは、2つあります。その1つは復元された「菱櫓」、「五十間長屋」、「橋爪門続櫓」が並ぶスポット。日中に見せる勇壮な姿とはまた違った、美しくも厳粛な雰囲気を感じます。また、内堀に映る櫓がより一層その美しさを際立たせています。しばしその光景に目を奪われることは、間違いないでしょう。
もう1つのおすすめポイントが、金沢城公園内にある庭園「玉泉院丸庭園」です。2015年3月に復元されたばかりの新スポットで、ここも毎週ライトアップされています。四季ごとにテーマを決め鮮やかにライトアップされた庭園は、伝統美とイルミネーションが上手にコラボレーションしており、兼六園と比べるとより現代的な美しさを感じることができます。

金沢城公園 詳細情報

【基本情報】
住所 〒920-0937 石川県金沢市丸の内1-1
電話 076-234-3800
営業時間 7:00~18:00(10月16日~2月末日8:00~17:00) 
定休日 年中無休
入場料 公園内無料・「菱櫓」「五十間長屋」「橋爪門続櫓」大人310円 小人(6歳~16歳未満)100円

【ライトアップ情報】
開催期間 金曜日、土曜日、祝前日
実施時間 日没~21:00

【駐車場情報】
県営兼六園駐車場 普通車554台 1時間350円(以降30分ごとに150円)

【アクセス情報】
北陸自動車道「金沢森本IC」から約20分

金沢城公園

金沢城公園・玉泉院丸庭園ライトアップ|金沢城公園
金沢城公園・玉泉院丸庭園ライトアップについてご紹介いたします。

石川の小京都「ひがし茶屋町」

古き良き街並みの夜景

石川の小京都ととも例えられるがし茶屋街は、古い町並みをいまに残す景観が人気の観光スポットです。メインストリートは石畳の通りになっており、その通り沿いには木虫籠(きむずこ)とよばれる格子が取り付けられている建物が並んでおり、ノスタルジックの雰囲気を漂わせています。多くのカフェや茶屋があり、特に女性に人気のスポットになっています。
ここは夜になると、木虫籠(きむずこ)から漏れる灯りと街頭の光がやさしく路地を照らし、当時の花街のような上品な華やかさを感じます。夜は残念ながら人気のカフェや茶屋は閉まっていますが、格式のある料亭は夜も営業しております。一見さんはお断りの店舗もあり敷居は高いですが、夕暮れにはどこからともなく三味線や太鼓の音色が聞こえ、景観ではなく耳からもひがし茶屋街ならではの情緒を感じることができます。

当時の花街の名残りを残す「見返り柳」

ひがし茶屋街の見どころは、メインストリートから望む街並みですが、それ以外にもおすすめのポイントがあります。その1つが、「見返り柳」と呼ばれる一本の柳の木です。当時の花街には柳の木が多く植えられる風習があり、全国各地の花街で見られた光景だそうです。その名残を唯一残す見返り柳から街並みを望めば、花街に訪れる旦那衆の気分になれるかも。
また、小雨や雪の日のひがし茶屋街もおすすめ。雨や雪で濡れた石畳は、街並みと街灯の灯りを幻想的に映し出します。せっかく行くならなら晴れた日がいいと思うのは当然ですが、天候までも風物詩としてしまうところはさすが“石川の小京都”といったところでしょうか。

ひがし茶屋町 詳細情報

【基本情報】
住所 〒920-0831 石川県金沢市東山1
電話 076-220-2194(金沢市観光交流課)

【駐車場情報】
東山観光駐車場 普通車15台 1時間300円(以降30分ごと100円)
東山河畔観光駐車場 普通車14台 1時間300円(以降30分ほと100円)
東山北観光駐車場 普通車7台 1時間300円(以降30分ごと100円)
※周辺にはコインパーキングも点在していますが、広い駐車場はありません。満車の場合が多いので、複数の駐車場の場所を下調べしておくと便利です。

【アクセス情報】
北陸自動車道「金沢東IC」から約15分

観光スポット詳細情報|観光スポット検索|金沢市公式観光サイト 金沢旅物語
金沢市観光協会が運営する観光情報サイトです。金沢市の観光スポットやモデルコースをはじめ、イベント情報、グルメ、お土産、市内交通情報など、金沢の旅に役立つ情報をご紹介しています。



江戸情緒にあふれた「主計町(かずえまち)茶屋街」

江戸時代にタイムスリップしたような夜景

古都金沢を象徴するのような風情ある景観が自慢の主計町茶屋街。ひがし茶屋街からも近く、ひがし茶屋街と合わせて観光に訪れる人がほとんどです。ここの魅力は、浅野川沿いに軒を連ねる街並みです。歴史ある料亭や茶屋の建物と浅井川の光景は、まるで江戸時代にタイムスリップしたような気分にさせてくれます。特に春の桜の時期の景観は見事。多くの人が花見に訪れます。
ここ夜景はひがし茶屋街の華やかさとはまた違う、趣のある華やかさが魅力です。浅井川に映る街並みの灯りが、より一層江戸情緒を感じさせてくれます。主計町茶屋街の風物詩といえる、春の夜や桜や初夏の加賀友禅灯ろう流しは圧巻。機会があったらぜひ見ていただきたい光景です。

趣のある「くらがり坂」と「あかり坂」

主計町茶屋街のおすすめの夜景ポイントは、浅井川沿いだけではありません。他にも見どころがあります。それが「くらがり坂」と「あかり坂」です。当時、密かに茶屋に通う人が使用した道として知られ、細い路地裏と階段の続く、秘密の抜け道のような坂です。日中でも雰囲気のある裏路地は、特に夜になると趣が増し、更に雰囲気が良くなります。静寂に包まれ侘しささえ感じる路地裏の夜景は、華やかな茶屋町の夜景と対比するような存在で、この“裏路地の雰囲気が好き”という人も多いとか。主計町茶屋街に訪れた際には、合わせて訪れたい夜景ポイントです。

主計町茶屋街 詳細情報

【基本情報】
住所 〒920-0902 石川県金沢市主計町
電話 076-220-2194(金沢市観光交流課)

【駐車場情報】
東山観光駐車場 普通車15台 1時間300円(以降30分ごと100円)
東山河畔観光駐車場 普通車14台 1時間300円(以降30分ほと100円)
東山北観光駐車場 普通車7台 1時間300円(以降30分ごと100円)
※周辺にはコインパーキングも点在していますが、広い駐車場はありません。満車の場合が多いので、複数の駐車場の場所を下調べしておくと便利です。

【アクセス情報】
北陸自動車道「金沢東IC」から約15分

観光スポット詳細情報|観光スポット検索|金沢市公式観光サイト 金沢旅物語
金沢市観光協会が運営する観光情報サイトです。金沢市の観光スポットやモデルコースをはじめ、イベント情報、グルメ、お土産、市内交通情報など、金沢の旅に役立つ情報をご紹介しています。

金沢の新ランドマーク「金沢駅」

「鼓門」と「もてなしドーム」の夜景

北陸新幹線が開通し、「鼓門」と「もてなしドーム」の景観が素晴らしい金沢駅は、金沢の新ランドマークです。その美しさは世界も認めており、アメリカの旅行誌「Travel & Leisure」にて日本で唯一「世界で最も美しい駅14選」に選ばれたことは有名。駅舎ながら人気の観光スポットになっています。
この美しい駅もまた、夜に訪れたいスポットの1つ。全面ガラス張りで明るく輝く「もてなしドーム」を背に、伝統的な和楽器をイメージしたが「鼓門」がライトアップされて、どっしりとたたずんでいます。その姿は壮観で、絶対に見ておきたい金沢の夜景です。車で金沢観光に来た人は、駐車場に車を停めてでも立ち寄るべき価値があります。

金沢駅 詳細情報

【基本情報】
住所 〒 920-0858 石川県金沢市木ノ新保町1番1号
電話 076-262-7605

【駐車場情報】
金沢駅東駐車場 普通車353台 1時間300円(以降30分ごとに100円)
※周辺には駐車場が多数あります。

【アクセス】
北陸自動車道「金沢東IC」・「金沢西IC」から約15分

金沢駅│駅情報:JRおでかけネット
JR西日本の時刻・運賃検索や駅情報・路線図、車両案内など、鉄道に関するご案内です。

体感できる近代アート「金沢21世紀美術館」

美術館全体がアートとなる夜景

名所旧跡の多い金沢においては、珍しく近代的な観光スポットである金沢21世紀美術館。近代アートを中心に展示しており、体感型の作品が多いことも特徴です。無料の交流ゾーンがあり、アクセスも兼六園から徒歩10分ほどと良好なので、全国でも高い人気をほこる美術館の1つです。
夜に見る近代美術館は、その建物自体がアートの様な美しさがあります。円形の建物の側面は一面ガラス張りになっており、あたりが暗くなるとその姿まるで光の輪のようになります。またカラーアクティビティハウスなど、夜ならではの美しさを楽しめるアート作品もあります。1度訪れたことがある方もぜひ、夜の金沢21世紀美術館を見学してみてはいかがでしょうか。

金沢21世紀美術館 詳細情報

【基本情報】
住所 石川県金沢市広坂1丁目2番1号
電話 076-220-2800
開館時間 展覧会ゾーン:10:00〜18:00(金、土曜は20:00まで)/ 交流ゾーン:9:00~22:00
休館日 展示ゾーン:月曜日(祝日の場合は翌日)と年末年始 / 交流ゾーン:年末年始
入館料 展示ゾーン:大人350円 大学生280円 高校生以下無料 / 交流ゾーン:無料

【駐車場】
金沢市役所・美術館駐車場 普通車322台 最初の30分無料(以降30分ごとに150円)

【アクセス】
北陸自動車道「金沢東IC」・「金沢西IC」から約15分

金沢21世紀美術館 | 21st Century Museum of Contemporary Art, Kanazawa.
石川県金沢市にある現代美術館です。来館情報、展覧会、イベント、教育普及プログラム、コレクションの紹介など。

おわりに

金沢の有名観光スポットの中で、素晴らしい夜景が見れるところを特集しましたが、いかがでしたか? 金沢には、夜景が美しい観光スポットはまだまだたくさんあります。そして、その夜景が自慢の観光地を経由するバスが走っているのです。運転に疲れたときにオススメのバスの名は「金沢ライトアップバス」。毎週土曜日と特別日に運行されるこのバスは、19:00~20:50までの時間を10分間隔で運行しており、それだけ夜景やライトアップが素晴らしい観光スポットが揃っている証拠です。そう金沢は夜景とライトアップの街でもあるのです。金沢観光の際には、夜の金沢の街にもくりだしましょう!