【代々木公園の花見まとめ】訪れる人の心を癒す、花と緑豊かな都会の楽園

東京の真ん中、渋谷にも新宿にも近い場所にある「代々木公園」。野外ステージのある広場では、毎年たくさんのイベントが行われているので、行ったことがある人も多いかもしれませんが、ここは都内でも代表的な花見の名所の1つとして人気で、毎年大勢の花見客がやってくる場所です。そんな花見の名所「代々木公園」について、場所や花見の際の注意点などについて紹介したいと思います!

目次

(歴史編)「代々木公園」は、こんな場所

総面積約55ヘクタールの「都立代々木公園」は、23区内の都立公園としては5番目に広い公園で、道路を挟んで中央に噴水広場を配し木々の生い茂るエリア(A地区)と、野外ステージやスポーツ施設があるエリア(B地区)とに分かれています。
すぐ隣には、初詣客で賑わい、パワースポットとしても有名な「明治神宮」があり、観光地としても有名です。

陸軍の練兵場から米軍施設へ

この公園のあった場所、明治時代から戦時中まで大日本帝国陸軍の代々木練兵場として利用されていた施設があったんです。軍施設と聞くと民間人は入れないと思いきや、演習がないときは一般公開されていたそうで、ここでふつうに遊ぶことができたそうですよ。ちょっとびっくりですね!
太平洋戦争が終結すると、ここは米軍に接収されて「ワシントンハイツ(在日米軍施設)」として米軍に管理・利用されるようになりました。

オリンピック選手村から現在の公園へ

※画像はイメージです。 1964年の夏季オリンピックが東京開催に決まると、ワシントンハイツとして利用されていたこの場所をオリンピック選手村とすることに決まると、日本に返還され整備がはじめられ、オリンピック開催に向けて選手村のほか国立代々木競技場や国際放送センター(のちのNHK放送センター)が建てられました。

選手村から公園へ

オリンピックが終わると、公園として整理が進められ、今では誰もが自由に出入りして四季折々の自然を都会の中で楽しめる、憩いの場となっています。東京オリンピック選手村の記念として、今でも1戸だけですが当時の建物が残っていますので、散策ついでに見に行ってみてはいかがですか?



(うんちく編)実は日本で最初に飛行機が飛んだ場所

出典: http://blogs.yahoo.co.jp/machami108/12585082.html
実はあまり知られていない話として、この公園は、日本で最初に飛行機飛行が成功した場所なんです。「森の中でどうやって?」と、思うかもしれませんが、飛行機飛行が成功したのは、先述した陸軍施設だったときで、徳川好敏・陸軍大尉が成功させたという記録が残っています。
このことを記念して、公園内に「日本航発始之碑」というのが建っていますから、この機会に見てみてくださいね!

余談ですが、紹介しました徳川好敏氏は、徳川御三卿(「御三家」ではありません)の1つ「清水徳川家」の人物で、江戸時代を支えてきた徳川家とも少なからず縁のある人物です。
※徳川御三卿…清水徳川家のほか、田安徳川家、一橋徳川家
※徳川御三家…尾張徳川家、紀州徳川家、水戸徳川家

明治神宮のおひざ元・「都立代々木公園」は都内有数の花見の名所♪

以前は軍事施設だったり、米軍施設に使われたり、オリンピック施設に利用されてきたここも、すぐ隣の「明治神宮」とともに、今では多くの人に癒しを与えてくれる憩いの場。四季を通じて大勢訪れますが、やっぱり桜の咲く時期はひときわ多いですね! 広く整備が行き届いた芝生で、思い思いに花見を満喫している場所です。

【基本情報】
スポット名:都立代々木公園(代々木公園)
住所:〒151-0052 東京都渋谷区代々木神園町2-1
電話番号:03-3469-6081
開園時間:入園自由
料金:無料
駐車場:あり(約146台分 1時間まで400円、以後30分ごと200円) ※収容65台との情報もあります。

【アクセス】
首都高速4号新宿線「代々木IC」から約5分
首都高速3号渋谷線「渋谷IC」から約15分

現地へのアクセス
【桜に関する情報】
本数:約800本
主な品種:ソメイヨシノ、ウワミズザクラ、カワヅザクラなど
例年の見ごろ:3月下旬~4月上旬ごろ ※気候などの条件で変動します。
ライトアップ:なし

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代々木公園で花見をするならココで!

「代々木公園」は、花見の名所として確かに有名な場所なんですけど、敷地が広いからなのか、たまたまなのか、「上野恩賜公園」などのように場所を見つけるのがひと苦労なくらいに人が密集しているといった印象があまりないんですね。
とはいっても、人の思いはみんな同じ。やっぱり桜がきれいに咲いているポイントの近くに人が集中しちゃいますよね? というわけで、花見をするときのオススメポイントを紹介したいと思いますので、チェックしてくださいね!

オススメポイントその1:【中央広場周辺】

公園内でもっとも人気のある場所になりますが、「中央広場」は一面に芝生が生えているのでそれだけでもじゅうぶんリラックスできる環境。特に「水景施設」を視界に入れられるポイントを抑えれば、広々とした芝生と周囲の木々の緑に水、そして桜とのコントラストを楽しみながら盛り上がれますよ♪

オススメポイントその2:【渋谷門の近く】

渋谷門」の近くは移動の利便性などを考えてオススメのポイントとして挙げています。もちろん、桜もきれいですよ♪ この門からは多くのイベントが行われているB地区へ架かる展望デッキのついた歩道橋があるので、イベントや出店などでの買い出しにも便利な場所。ただ、考えていることはみんな同じようなので、ここはよく混雑します。
「中央広場」のような開放的な印象には欠けますが、ここから見る桜もまたきれいなので、利便性という意味だけでなくても人気のポイントになっています。

公園の内外に店が多いので買出しにも困らないのは便利♪

※画像はイメージです。 代々木公園周辺、特に原宿門から渋谷門あたりとB地区には屋台が出ているので、定番のたこ焼きや焼きそばなど、ちょっと小腹が減ってきたときや、持ってきたものでは足りなくなっちゃった、なんてときは便利ですよ♪
屋台のほかにも、公園内に売店もありますから、散策ついでに買い出ししに行くのもいいかもしれませんね。ただ、お酒は売っていませんよ。

気分転換にサイクリングで花見…なんていかが?

※画像はイメージです。 お酒をたくさん飲んで足元もおぼつかない状態ではオススメできません(笑)が、宴会の気分転換や、あるいはのんびり花見散策をしに来た人には楽しめるのではないかと思います。

【レンタサイクルの情報】
受付場所:サイクリングセンター
電話番号:03-3465-6855
営業時間:9:00~16:30(貸出しは、16:00まで。)
定休日:月曜日(祝日の場合は翌日休み)、12月29日~1月3日 ※10月1日(都民の日)の場合は、営業しています。
利用料
大人用:最初の1時間210円、以降30分ごと100円
子ども用:最初の1時間100円、以降30分ごと50円
タンデム(二人乗り):最初の1周210円、以降1周ごと100円
※決められたサイクリングコースでご利用ください。

花見のついでに利用する?公園内の主な施設など

※画像はイメージです。 公園内にあるいくつかの施設について有料・無料、あるいは予約などが必要だったりするので、念のためチェックしておいていただければ、いざ使いたいと思ったときに便利だと思うので、ここで紹介しておきたいと思います。先に紹介した売店もここで紹介しておきます。

施設その1:【代々木1号売店】

中央広場の方で花見をしていると遠くて縁がないかもしれませんが、軽食からソフトドリンクなど幅広いメニューが揃っているので、全域をのんびり散策する人には便利です。

【基本情報】
場所:イベント広場・野外ステージ近く(B地区)
電話番号:03-3468-0938
営業時間:10:00~18:00、(12月~2月)10:00~17:00
定休日:12月29日、30日

施設その2:【パークス代々木の丘(売店)】

たこ焼きなどの軽食のほか、牛丼やラーメンなどしっかしりたものも売っていますので、花見のおつまみでは物足りなくて、しっかり食べたくなったときには便利です。

【基本情報】
場所:ジョギングコース、ドッグラン施設の近く
電話番号:03-3460-8105
営業時間:9:00~17:00
定休日:月曜日(祝日の場合は営業しています)

施設その3:【パークス代々木原宿門(売店)】

原宿門のすぐ近くにある売店で、マフィンなどの軽食のほか、パスタやカレーなどのご飯ものもあります。人通りの多い場所にあるので、混んでるときもあります。

【基本情報】
場所:原宿門の近く
電話番号:03-3481-6656
営業時間:9:00~17:00
定休日:12月29日、12月30日

施設その4:【ドッグラン】※事前登録制

花見の席にペットがいる光景がここ数年でかなり増えたような気がしませんか? 花見の席で隣にワンちゃんがじっと座っている様子はとてもカワイイですが、たまには運動させたいと思ったら、ドッグランのような施設はとても便利ですよね♪

【ドッグランの利用にあたって】
・「事前登録」が必要です(登録先:代々木公園サービスセンター)
登録に必要な書類
1:飼い主の…氏名、住所
2:愛犬の…名前、年齢、犬種または特徴、性別
3:その他…畜犬登録(鑑札)、狂犬病予防注射済票
が必要になります。登録申込書などの詳細は先述の公式サイトにありますので、ご確認ください。

花見のときに注意しておきたいこと

せっかくの花見も、周りの人たちに迷惑をかけてしまったり、あるいは最悪トラブルに発展してしまっては台無しですよね? そこで、守っておくべきルールやマナーなどについて、紹介したいと思います。楽しい花見にするためにも、ここは抑えておきたいポイントですね!

できるだけ事前下見をすることをオススメします

とても広い「代々木公園」。園内のすべての木が桜じゃない(当たり前ですが…)ので、きれいに見られるポイントもある程度限定されちゃいます。また、トイレや売店などの施設は分散配置されているので、この場所を抑えておくのも大切です。
補足しておきますと、この公園のトイレはほぼ確実に混雑します。なので、せめてトイレの場所と距離は知っておいた方があとで苦労せずに済みます。

「代々木公園」では、前日からの場所取りはできません

公園内は24時間出入り自由ですが、ルール上前日からの場所取りはできません。徹夜でい続けることも物理的にはできますが、治安面からもオススメできる方法ではありませんし、無人の場所取りは容赦なく撤去されてしまいます。

音響機材やDJ機器、発電機などは持ち込めません

どこの公園でも、過度な音量による音楽の放送や演奏は禁止されていますが、もちろんここも同じです。過去には持ち込もうとして逆に入場拒否されたという事例もあるので、かなり徹底していることがこれだけでもわかりますよね?

バーナーやコンロなどの火器は使えません

この公園では火器を使うことが禁止されているので、みんなでバーベキューを…ということはできません。あらかじめ調理されたものや乾きもの、あるいは近くの売店などで用意するようにしましょう。

ゴミは持ち帰るのが原則です

花見シーズン時には、仮設ゴミ箱が設置されていますが、やっぱりゴミの量はとても多いです。ゴミが増えていけばそれだけ飛散してしまい、公園の美化が損ねられるリスクが伴います。これから利用する人たちにも楽しい時間となるように、公園をきれいに保つのはとても大切ですよね!

あると助かるちょっとした遊具

例えば「上野恩賜公園」や「井の頭恩賜公園」などのような場所では難しい(というか無理ですね…)ですが、ここの「中央広場」では、場合によっては軽く遊ぶこともできますよ。そんなときに便利なのが、ちょっとした遊具。みんなでワイワイ盛り上がった合間に、フリスビーやキャッチボール、バドミントンをして息抜きするのもまた楽しいですよ♪
ただ、公園内にはほかにも花見をしている人たちや、散策している人、あるいはサイクリングしている人など大勢の人がいますから、くれぐれもTPOは守りましょうね!

(プラスアルファ)B地区でのイベントも合わせれば楽しさ倍増♪

ここでちょっとプラスアルファ的なお話をしたいと思います。野外ステージのあるB地区では、かなりの頻度でさまざまなイベントが行われるので、ちょうどイベントと桜の時期がピッタリ重なったときは、行ってみたいですよね! ちなみに2015年は「BEERNISTA TOKYO 2015」という、世界のビールが終結するイベントが行われていたそうです。

そして2016の今年は、桜が間に合うかちょっと微妙ですが、下記の2つのイベントが行われる予定です。お天気次第なのでどうにもできませんけど、うまく重なれば、ちょっとこのイベントもまとめて見に行きたいところです。

イベントその1:【アイラブアイルランド・フェスティバル2016】

桜にはちょっと早い気がしなくもありませんが、アイルランドのビールやアイリッシュシチューなどの料理、文化を楽しめるイベントです。

【基本情報】
会場:代々木公園B地区 イベント広場
開催日時:3月20日、10:00~18:00
入場料:無料

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イベントその2:【大江戸骨董市】

代々木公園B地区側になるケヤキ並木のところで行われるイベントで、名前の通り骨董品が多く並ぶイベントです。最近では骨董品屋ビンテージものなども注目されるようになってきていますので、うまく桜とタイミングが合ったらちょっと覗いてみてはいかがですか?

【基本情報】
会場:代々木公園B地区 ケヤキ並木
開催日時:3月26日
入場料:無料

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まとめ

「代々木公園の花見まとめ」いかがでしたか? 地面は芝生に覆われ、周りにはうっそうと生い茂る緑豊かな木々があり、そして桜…。まさに「憩いの場」と呼ぶにふさわしいところですよね! 運よくイベントが行われていれば、花見以外でも楽しみができる、まさに一挙両得♪ ぜひドライブがてらに、あるいは大勢で花見をしに行ってくださいね!
ちなみに「代々木公園」は交通の便がとてもいいため、車だけでなく、電車でも大勢訪れます。そのため駐車場だけでなく周辺は大変混雑しますので、運転にはご注意いただくとともに、周りの人の迷惑にならないようにしましょうね!