ホンダの名車シビックシリーズ!

日本国内はもちろん、世界の車歴史に名の残る車を多く残してきたホンダ。そのホンダが作った名車の中でも最高峰に位置するのがシビックシリーズです。コンパクトカーとして売り出されたシビックは発売と同時に人気がでて、多くの方がステアリングを握り心を鷲掴みにした名車中の名車です。

長い歴史を持つホンダシビックシリーズ!

1972年にSB1/SG/SE/VB型シビックが誕生しシビックシリーズの歴史は始まったのです。ホンダが世界戦略を視野に入れ独自の技術を注ぎ開発されています。現在も販売されている乗用車で名称変更なく同一名称で販売され続けている車でもあります。この事から、ホンダシビックシリーズは国民にとっても馴染みがあり、ホンダ=シビックというイコールの関係が築かれている事がわかります。
初代シビックから7代目までは小型乗用車の分類としてコンパクトカーとしての生産が行われていましたが、8代目からは3ナンバーサイズの中型乗用車のボディサイズになり、時代に合わせて柔軟に進化し続けているのがホンダシビックシリーズです。排気量も1,200cc~2,200ccまで幅広く、現行車ではディーゼルや電気ハイブリッドモデルもあります。走りのホンダらしく、各シリーズに走りを極めたV-TECエンジン搭載の「TypeR」モデルもある事で家族のいるファミリーから、走りを楽しみたい方まで幅広くシビックシリーズは認知されています。また、旧車愛好家の方々やカスタムを楽しむ方々に再注目されていてベース車両としての人気があります。サーキットブームの時にはレースベースグレードというものもラインナップされており、サーキットを走るためのシビックがメーカーから公式的にラインナップされていたのもシビックだけです。

決して大柄にならないシビックシリーズ

シビックシリーズは7代目までずっとコンパクトカーとして生産され続けています。初代発売当初はイギリスローバー車のミニを思わせるかのようなスタイリングで一気に注目を浴びましたが、ミニとの大きな差は荷室、車内空間の広さです。基本的には3ドアハッチバックでラインナップされており、時代に合わせ5ドアセダンタイプなどもラインナップに加わってきましたが小型乗用車のボディサイズで収まっています。
他メーカーは3ナンバーギリギリのサイズ、大排気量で凄まじい加速フィールを味わう事のできるセダンなどを開発し市場に投げてきましたが、ホンダシビックシリーズは違います。ボディサイズこそ3ナンバークラスに入ったものの、日本の道路でも運転しやすいサイズを維持し続け、エンジン排気量も最大で2,200ccと決して大柄になっていないのが特長です。ホンダのシビックシリーズは見た目よりも実用性を重視している車両です。車体サイズが大きくなっても衰える事のない燃費、そしてホンダ独特の車を操作している! と実感させてくれる運動性能を感じさせてくれます。

可もなく不可もなく、けど走りを楽しみたい方にオススメです!

正直、ホンダシビックシリーズは他社メーカーのトップクラスセダンなどに比べると外見、内装などは華がないです。しかし、シビックが長く乗られる理由の一つとしましては本当に可もなく、不可もない車両なんです。外装も決して派手ではありませんし、内装も特別凝って作られているわけではないですがこれが、長く愛されている理由です。車を乗ってる上で一番怖い「飽き」を感じる事がないんです。公務員の方などですと高級車に乗っていると嫌味と捉えられてしまう事があったりすると思いますが、シビックは誰が見ても不快な印象を与える事がないです。
シビックシリーズにはホンダの走りの技術である「V-TEC」を搭載した走りのモデルもラインナップにあります。昭和当時の走り屋の方や、鈴鹿サーキットを走っていた方々など走る事に本気だった方々は。こぞってシビックTypeRに乗っていたようです。車両クラスとしては決して高級車ではなく中堅モデルですが、妥協する事なく走りのホンダとして技術をフルに注入され、製造されてきた証です。



大ヒットし、現在も街で見かける5代目EG型シビック!

シビックシリーズはこの5代目EG型で大ヒットし、シビックといえばこの車両! というイメージの方も多いのではないでしょうか? 1991年に発売された5代目シビックEG型シリーズ。このモデルからV-TEC仕様もラインナップに加わったのです。そして、3ドアハッチバックタイプは通称「スポーツシビック」と呼ばれ、セダンタイプは「シビックフェリオ」と名付けられたのです。搭載エンジンはB16A型が170PSに進化され、低燃費を意識した「ETi」、SOHCで回転数に応じて解放バルブ数が変化し吸気可変式のV-TECを搭載した走りの 「VTi」グレードがあります。足回りも大幅に改良され、現在の車両でも多く採用されているダブルウィッシュボーンサスペンションが採用されており、先代と比べてストロークを大きくとることで、高速走行時の路面ギャップで大きく乱れてしまう事が課題だった先代に対して、反応を大幅にマイルドにする事に成功しています。今までは、ファミリーカーとや買い物の足車としてのイメージが強かったシビックシリーズですが5代目からはスポーティーな車としてのイメージ強調が大きくなり、ホンダとして勝負のモデルチェンジだったのです。

5代目EG型のボディタイプ

5代目EG型シビックは従来通りの3ドアハッチバックタイプと5ドアセダンタイプがラインナップされています。3ドアハッチバックは「スポーツシビック」と名称変更され、同時に5ドアセダンも「シビックフェリオ」と名称変更されています。乗車店員はグレードによりますが、4~5名乗車可能です。

5代目EG型のグレード

EG型3ドアハッチバックタイプには大きく分けて4つのグレードがあります。1,300ccD13B型エンジンを搭載したEG3。1,500ccD15B型エンジンを搭載したEG4。1,600ccB16A型エンジンを搭載したEG6。
1,600ccZC型エンジン搭載したモデルはシビック20周年記念限定車両と台数は非常に少ないですがあります。
更に詳しくわかりやすくわけますと、EG3 EL(SOHC+キャブレター)、EG4 ML(SOHC+ツインキャブレター)、EG4 ETi(SOHC採用の燃費重視)、EG4 VTi(SOHC採用の走り重視)、EG6 SiR(DOHC採用の一番の走り重視)となっており、EG4、ETiから上のグレードではV-TECが採用されています。ファミリーからスポーツ走行まで幅広い層をターゲットにして本気の開発が行われたシビックですので、かなりのグレードが用意されていますが、今回はこの中のEG6 SiRについて書きます。

5代目EG型のスペック

5代目EG型シビックのスペックですが、MTは5速、ATは4速で駆動方式は共にFFです。足回りにはストローク量を見直し大幅に改良されたダブルウィッシュボーンが先代に引き続き採用されています。ボディサイズは全長が4,070mmで全幅1,695mm、全高1,350mm、ホイールベース2,570mmとなっています。サイズを数値で見てわかる通り、非常にコンパクトサイズでホイールベースも短いので小回りの利く車両です。車両重量も920~1,100kgと軽量ですのでレースなどのベース車両にもベストな選択です。

時代の流れに合わせた8代目FB型シビック

他メーカーが5ナンバーセダン市場を縮小させていく中、ホンダシビックも5ナンバーセダンを廃止し、3ナンバー化へサイズを変更しています。ユーザーも狭いセダンよりも室内空間が広くゆったりと乗る事のできるセダンを求め、かつ燃費もいいハイブリットタイプを求めているというニーズに合わせた結果です。先代のスポーツ走行を強調したシリーズは影を潜め、燃費重視のハイブリット傾向になっています。2014年には5ATからCVTへ変更されて更なる燃費向上に力を注がれています。3ナンバー化された事で、車格があがり内装なども非常に凝った優雅さをも取り入れたデザインになっています。安全面も大幅に改良が加えられており、新世代の衝突安全ボディACE II、エアバックによる二次災害を防ぐSmartVent、前方衝突警報のFCW、車線逸脱警報のLDWが装備されています。

8代目FB型のボディタイプ

8代目FD型には4ドアセダンと3/5ドアハッチバックの2タイプがあります。

8代目FB型のグレード

9代目FB型のグレードですが、1,800ccGLと2,000ccGLにSパッケージ、ハイブリッドグレードのMXの大きく分けて3グレードが用意されています。また、スポーツパッケージのTypeRは9代目でも健在で、シビックタイプR初の4ドアセダンとなっています。

8代目FB型のスペック

9代目FB型のスペックですが、エンジンはK20A型を搭載した、2,000cc直列4気筒DOHC+i-VTECを搭載したモデル。R18A型エンジンを搭載して1,800cc直列4気筒SOHC+i-VTECを搭載した2モデルがラインナップされています。きになる最高出力ですがK20A型エンジンは155PSを発生、R18A型エンジンは140PSを発生させます。駆動方式は先代に引き続きFFを採用しており、サスペンションもマクファーソン式Xダブルウィッシュボーン式を採用しています。車両のサイズですが全長4,540mm、全幅1,750-1,755mm、全高1,440mm、ホイールベース2,700mmと非常に運転しやすいサイズになっています。



中古車で買うなら6代目EK型シビック!

爆発的なシビックブームから、ホンダのらしさと走りへの思いが全て注ぎ込まれたモデルがEK型シビックです。6代目以降は時代の流れに合わせ、スポーツ走行を重視した車作りからファミリーをターゲットにした優しい車へと変化していきます。この6代目EK型シビックは販売期間が長かったこともあってか、市場に多くの台数が販売されており現在も中古車市場に多くあります。
1997年に発売された185PSを発生させ驚異の加速力を魅せる「タイプR」は未だに人気を誇っており、中古車価格も高いですが、その他のモデルでしたら値段も手ごろになっています。古い車だから、燃費が悪く故障が多くてパーツもない。なんて心配は一切無用で、1,600ccの小排気量エンジンにホンダの燃費向上技術V-TECなどが組み合わさり、平均燃費は実走行で10kmを超えます。また、人気車両で車両数が多いためにパーツも大量に出回っていますし、シビックの知識が豊富なメカニックも多くいます。
「タイプR」ですと価格が高いので、サーキット走行などをしないのでしたら、EK4「SiR」グレードが狙い目です。SiRは街乗り重視のスポーツ走行に降っているモデルですので、シビックらしい走りを存分に楽しむことができます。可変バルブシステムV-TECは走りにも、燃費にも大きく貢献するので絶対に外せない装備のひとつです。

シビックシリーズのまとめ

いかがでしたでしょうか? ホンダの代表作シビックシリーズ。以外にも長い歴史をもち、時代に合わせて柔軟に変化しています。スポコンブームや走り屋ブームの火付け役でもあり、立役者でもあります。ホンダの技術はF1参戦などで証明されていて、レースに使うノウハウを存分に一般車に使用してされています。街乗り使用で幅広い世代に愛され、本気のスポーツグレードを用意する事で走り重視のユーザーから一目置かれ、ハイブリット時代には時代に合わせたハイブリットカーを作る。それが、ホンダシビックです。
ホンダシビックシリーズはシリーズ全体を通して、海外、国内から絶大なカスタムベース車両としても人気です。やはり、その中でも人気なのがDOHC+V-TECを搭載したMTモデルです。EK、 EGシリーズが最も人気ですが、少し変わったワンダーシビックやシビックフェリオなどもマニアの間では絶大な人気を誇っています。当時の車両をフルレストアしたり、エンジンやミッションを載せ替えるなどした個性派シビックも街を走っています。日本では海外に輸出されていた北米仕様を目指すUSDMカスタム、海外からは日本仕様を目指すJDMカスタムが人気です。そして走りのシビックは、一時期鈴鹿サーキットはシビックで溢れかえっており、シビックで環状線を走る環状族というグループも存在していたほどシビック愛好家が多いです。家族~走りをこよなく愛する方~カスタム好きな方まで幅広い方々から愛されているのがホンダシビックです。