【フォルクスワーゲン】ジュネーブモーターショーで「T-CrossBreeze」を世界初公開

第86回ジュネーブ国際モーターショーにおいて、フォルクスワーゲンブースのセンターステージには、 世界初公開される「T-Cross Breeze(T-クロスブリーズ)」が展示されたと発表しました。

「T-Cross Breeze」に関する10の特徴

1.「T-Cross Breeze」の斬新なデザインは、まったく新しいフォルクスワーゲンSUVを予感させます。
2.「T-Cross Breeze」コンセプトは、最新のソフトトップコンバーチブルという魅力を加えた斬新な SUV。
3.SUVとコンバーチブルが融合した「T-Cross Breeze」によって、優れたデザインと手頃な価格の新し いコンパクトカーが誕生。
4.最大の特徴は、非常にダイナミックなボディプロポーション、短いオーバーハングによるシャープさ。
5.「T-Cross Breeze」のほか、「T-Roc」、「Tiguan」、「Tiguan XL」、ミッドサイズSUVや「Touareg」と いったモデルにより、拡大を続けるフォルクスワーゲンのSUVラインアップが形成される。
6.フォルクスワーゲンは、すべてのセグメントに「T-Cross Breeze」のようなスタイリッシュでカリスマ性を備えたSUVの投入を目指す。
7.4人乗りの「T-Cross Breeze」には、インタラクティブなコクピットと次世代の操作方式を採用。
8.従来型のスイッチやボタンに替えてタッチセンシング機能を備えた操作パネルと、新開発された「バ イ-ワイヤー」方式を採用。
9. 300W の BeatsAudio™サウンドシステムにより、オープントップクルージングにおける素晴らしい音 響体験を提供。
10.「T-Cross Breeze」は、81kW/110PSのパワーを発揮する、極めて高効率なガソリン直噴ターボ 1.0TSI エンジンを搭載。



【概要】「T-Cross Breeze」のワールドプレミア

第86回ジュネーブ国際モーターショーにおいて、フォルクスワーゲンブースのセンターステージには、 世界初公開される「T-Cross Breeze(T-クロスブリーズ)」が展示されます。

フォルクスワーゲンブランド取締役会会長のDr. ヘルベルト ディースは、次のように述べています。「オープントップボディを採用したこのフォルクスワーゲンは、コンパクトカーの世界における、まったく新しいカーライフを提唱するものです。」Dr. ディースは、ジュネーブショーで初公開されるこのコンセプトカーに秘められた大胆な意図の核心部分に触れました。
ディースは次のようにコンメントしています。「T-Cross Breezeは、クラス初のオープントップSUVであると同時に、乗員に心地よい視界を提供する高めの着座位置を備え、価格が手頃で魅力的なデザインを持ったカブリオレです。」このコンセプトカーは、フォルクスワーゲンがかつてないほど楽しい発想のクルマづくりにチャレンジしていることを明確に示すものです。
ヘルベルト ディースは、次のように説明しています。「現時点ではT-Cross Breezeはコンセプトカーに過ぎませんが、我々はこうしたコンバーチブルを実際の生産モデルとして、市場投入する可能性を視野に入れています。T-Cross Breezeは、手頃な価格の楽しいコンバーチブルモデルで日常使いにも優れています。これもまた、真の “ピープルズカー”のひとつのあり方です。」 また、81kW/110kWの1.0TSI(ガソリン直噴ターボエンジン)を搭載したこのコンセプトカーは、フォルクスワーゲンの全く新しいモデルシリーズを予見させます。
フォルクスワーゲンブランドのデザインを統括するクラウス ビショフは、次のように説明しています。 「T-Cross Breezeは、フォルクスワーゲンが現在開発を進めている最も小型のSUVのティーザー(発売予告)の役割を果たすコンセプトカーであり、コンパクトセグメントにおいて、SUVとコンバーチブルが融合したらどうなるかという実例でもあります。」

“New Volkswagen”

「T-Cross Breeze は、我々のブランドの再出発を象徴するモデルの1台です」と、クラウス ビショフは述べています。「我々は、“New Volkswagen”に向けての情熱を、掻きたてていきたいと思いました。そのために我々は、かつてないコンセプトのクルマを開発しています。それはまったくの新しい発想のコクピットと、簡潔でありながらも存在感のあるデザインを備えたクルマです。我々はあらゆる障害を乗り越えて、現代の4メートルクラスのSUVとして、最もエキサイティングなクルマの 1 台を作り上げました」と、デザイン責任者であるビショフは説明しています。今回のジュネーブ モーターショー(開催日:3月1日~13日)における「T-Cross Breeze」のワールドプレミアは、フォルクスワーゲンのコンパクトカーのデザイン面における大胆な進化の方向を予見させるものです。



【ニューモデル攻勢】すべての主要セグメントにSUVを

フォルクスワーゲンのSUVモデルの拡充

将来フォルクスワーゲンは、ワクワクするようなSUVをすべての主要セグメントに設定する方針です。 その意欲的なニューモデル攻勢の第一弾として、新型「Tiguan(ティグアン)」の販売をドイツでは4月末に、他のヨーロッパ諸国でも5月初旬に開始します。海外の主要なマーケットで新型「Tiguan」が発売される時には、ロングホイールベース仕様も設定される予定です。より上級のセグメントにおいては、今後、新しいミッドサイズSUV(北米および中国市場)と、プレミアムSUVの「Touareg(トゥアレグ)」の新型が 登場します。そして「Tiguan」より下のクラスでは、2つもの新しいSUVモデルが登場する予定です。ゴ ルフクラスとしては、以前発表したコンセプトカー「T-Roc」と同じスタイルのSUVが登場し、今回ジュネーブショーに出品される「T-Cross Breeze」は、将来「Polo」クラスに登場するSUVを予見させるものとなっています。

【効率的なエンジン】110PSのTSI

ガソリンターボエンジンを搭載

今回レマン湖の畔にあるショー会場で発表される「T-Cross Breeze」は、手頃な価格でオープンエアドラ イブを楽しめることを目指して開発されました。さらに持続可能な形でそれを実現するためのパワーユニットとしては、ストップ/スタートシステムとエネルギー回生機構を備えた排気量1ℓのガソリン直噴ターボエンジン(TSI)が選ばれました。81kW/110PS を発揮するこの 1.0TSI は、ドライバビリティに優れたエンジンで、わずか1,500rpm から175Nm の最大トルクを発生します。そのパワーは、7速デュアルクラッチギヤボックス(DSG)を介して前輪に伝えられます。こうしたメカニズムを搭載しながらも、「T-Cross Breeze」の車両重量はわずか1,250kgに抑えられており、0~100km/hを10.3秒で加速し、最高速度は188km/hに達します。燃料消費量、CO2排出量も、5.0ℓ/100km、115g/kmと低く抑えられています。容量40ℓの燃料タンクを搭載した「T-Cross Breeze」の航続距離は計算上800kmに達し、途中で給油することなしに、ジュネーブからカンヌあるいはヴェネチアまでドライブすることができます。

【ボディサイズ】新しいサイズ感を備えたコンパクトカー

存在感のある力強いデザイン

「T-Cross Breeze」の全長は4,133mmで、現行の「CrossPolo(クロスポロ)」よりわずかに大きくなって います。ホイールベースは2,565mmと長く、その分オーバーハングが短くなって、スポーティなプロポーションを形成しています。全幅は、ドアミラーを除いて1,798mmと、現在市場にある「Polo」クラスのモデ ルより大きくなっています。一方で着座位置は、それらのモデルと比べて、かなり高めの設定です。ソフトトップを閉じた場合の全高は1,563mmです。

【デザイン】まったく新しい発想のSUVシリーズ

【エクステリア】現代的な SUV のデザイン

ブランドのデザインDNAを色濃く反映しているフォルクスワーゲンは、どのモデルを見ても(たとえVWロゴが見えなかったとしても)、ひと目でフォルクスワーゲンと認識することができます。新しい「T-Cross Breeze」もその点は例外ではなく、フォルクスワーゲンであるとともに、フォルクスワーゲンのどのセグメントのどういうクルマであるか、説得力ある形でデザインに表現されています。今春発売予定の新型 「Tiguan」は、この新しい、正真正銘のSUVデザインをまとった最初の量産モデルです。「T-Cross Breeze」も存在感溢れるそのスタイルを継承していますが、同時に新しいSUVシリーズとして独自の個性も主張しています。 【印象的なデザイン要素】
当然ながら、フォルクスワーゲンのSUVシリーズには、デザイン面での多くの共通点が見られます。しかしその一方で、モデルごとの個性が表現されていることも事実です。フロントエンドを例に採ると、「T-Cross Breeze」の場合、非常に幅広いラジエーターグリルと細いヘッドライトが特徴になっています。このようなディテールにより、「T-Cross Breeze」ならではの新鮮で個 性的な顔が構成されているのです。このモデルならではのデザインはまた、LEDヘッドライトの下に光の繊細なアーチを描き出す LEDのデイタイムランニングライトや、フォグランプ周囲に設置されたLEDによる大型のリングなどによっても表現されています。「T-Cross Breeze」は、サイドビューもまた個性的です。その特徴的な例が、新しいSUVシリーズに採用されている2重のキャラクターラインの独自性です。ボディサイドを横断するこのラインは、新型「Tiguan」の場合と違い、同じ高さを保ってボディを一周するのではなく、リヤホイールの部分で高くなって、まったく異なる印象を生み出しています。サイドプロフィールにおけるもうひとつの大きな特徴は、ホイールです。スパイラルデザインの19インチアルミホイールには、ホイールハブの部分に、カラフルな星形をしたプラスチックのクラスプ(留め具)が取り付けられています。リヤエンドでは、LEDのテールライトを一体化した非常に幅広いテールゲートが特徴です。このテールゲートを開くと、300リッター近い容量を備え、積み下ろしも容易なカーゴスペースが出現します。 【明確に示された個性】
「T-Cross Breeze」のボディ本体は、「サマーグリーンメタリック」と呼ばれる温かいグリーン系のカラーでペイントされており、その一方で、ホイールアーチエクステンション、ラジエーターグリル、サイドパネルのロワセクション、バンパーといった付加パーツには「ディープティール」と呼ばれる深い青緑色が用いられています。同じ「ディープティール」は、ホイールのプラスチック製 クラスプと星形のハブにも採用されています。ウインドシールドフレームのトリムや、前後のアンダーボディプロテクションといったエクステリアのアルミパーツは、すべてサンドブラスト加工を施しています。ソフトトップのカラーはブラックです。

【インテリア】大きな進化を遂げた操作系

スイッチが消える未来

フォルクスワーゲンのインテリアは今、大きな進化の時を迎えています。デザイナーは、新空間経験の創
造を目指し、従来の概念を超えたまったく新しいドライバーズコクピットを設計しようとしています。すなわち、次世代のヒューマン-マシンインターフェイス(HMI)を活用することで、将来においてはボタン、スイッチが存在しなくなるような、まったく新しい操作インターフェイスの開発に取り組んでいます。今回発表と なるコンセプトで実現したインテリアはSFの世界ではなく、そう遠くない将来、市販モデルもそのようになっていくのです。フォルクスワーゲンはすでに「T-Cross Breeze」において、ボタンをほとんど用いない操作方式を具現しています。「T-Cross Breeze」はその点で、今年1月に米国のラスベガスで開催されたコンシューマーエレクレクトロニックショー(CES)で初公開され、今回のジュネーブショーにも出品する「BUDD-e」と、コンセプトの点でつながりを持ったクルマなのです。操作レバーとパワーウインドーの スイッチ、およびソフトトップの開閉スイッチを除けば、「T-Cross Breeze」のあらゆる操作は、タッチセンサー機能を備えた操作パネル、もしくは新開発の「バイ-ワイヤー」方式により行われます。ジェスチャーコントロールも、ここでは重要な役割を果たします。2タイプのディスプレイを融合した新開発のHMIは、ゼロエミッションの「BUDD-e」の場合と同様、ダッシュボードから独立した設計になっています。まさに未来のクルマのコクピットといえるでしょう。さらにここで注目すべきはエアベントのデザインで、従来は機能重視のこれらのコンポーネントは、「T-Cross Breeze」ではインテリア全体のデザインのなかに見事に溶け込んでいます。

ハイテクデザインとハイテク素材

インテリアのデザイン手法およびカラーは、エクステリアのそれと緊密にリンクしています。ダッシュボードおよびセンターコンソールの外側は、特殊な効果を備えた「サマーグリーンソフト」カラーが採用されています。それに対し、インテリアの濃色部分のトリムには、エクステリア同様、「ディープティール」が使われています。この2色の組み合わせは、ステアリングホイールにも採用されています。その一方で、アームレスト、ドアハンドル、床から浮いたようなスタイリッシュなセンターコンソールの後部、およびシートバックには、明るい「セラミック」のカラーが用いられています。すべてのエッジ部分における精密感は、サンドブラスト加工と光沢感がある部分の組み合わせにより強調されています。フォルクスワーゲンはまた、素材の面でも、自動車の世界に新境地を切り拓きました。ハイテクスポーツシューズのように、シートの一部分が成型、色付け(「ディープティール」色)、そして3Dで“縫製”されています。それにより、ポリアミド入 りの特殊な複合ファイバーなどを用いたシングルピースサイドサポートの内側面が、変形や摩耗しにくい頑丈な造りになっています。この工法は形状を問いません。「T-Cross Breeze」の場合、フロントシー トバックポケットにもこの工法が用いられています。

【ヒューマン】マシンインターフェイス(HMI)

インタラクティブな機能を備えたHMIからは、次世代のフォルクスワーゲンの一端を垣間見ることができます。「T-Cross Breeze」において、フォルクスワーゲンは、「BUDD-e」によって先に示されたビジュアル システムを、コンパクトクラスに載せ替えました。このシステムは、物理的には 2 つの分離したスクリーンから構成され、それらが組み合わされて、光学的、機能的に一つの大きなサーフェイスが形成されてい ます。2つのスクリーンとは、ドライバー正面に設置され、自由にプログラミングが可能な「アクティブインフォ ディスプレイ」と、インフォテイメントシステムのモニターとして働くセンターコンソールの上の「ヘッド ユニット」です。これらのスクリーンは、機能としてはひとつのシステムを形成しています。

アクティブインフォ ディスプレイ

インストルメントパネルのデジタル化により、グラフィックとインタラクティブ性の両面で、まったく新しい可能性が拡がっています。フォルクスワーゲンはそれら新世代のデジタルメーターパネルを、アクティブイ ンフォディスプレイという名称で呼んでいます。フォルクスワーゲンは、「Passat」ですでに採用し、新しい「Tiguan」にも設定予定のこのアクティブインフォディスプレイを今回の「T-Cross Breeze」にも搭載して、その有効性をアピールしようとしています。
【オンロード】
このグラフィック環境では、まったく新しい 3D のアニメーションを介して、ドライビングに必要な情報が提供されます。開発者により自由なプログラミングが可能な、未来志向のスタイリッシュなグラフィックパネルは、従来型の丸型アナログメーターとは、本質的な部分で一線を画したものといえます。それらは、情報伝達のためのまったく新しいビジュアルステージ(基本画面)を形成し、ドライバーはそれを、スマートフォンアプリのように、一定の枠組みのなかで自分なりに設定していくことができます。設定によって、表示されるものの形や動きや大きさが変化します。このビジュアルステージの 背景にはハニカム構造のバックグラウンドが設置されていますが、このハニカム構造は、「T-Cross Breeze」のスタイリッシュな基調デザインとして、例えば、ダッシュボードやエクステリアのラジエー ターグリルなどにも見ることができます。この堅牢感のあるハニカム構造は、幅広い路面状況に対応するクルマにふさわしいデザイン要素として、あえて選ばれています。
【予測ドライビングプロファイル セレクション】
「T-Cross Breeze」には、予測ドライビングプロファイル セレクターが採用されています。このドライバー支援機能は、ナビゲーションシステムやフロントカメラなど、他のシステムと緊密に連携しており、ルートの地形などをパラメーターとして取り込んでいきます。予測ドライビングプロファイルセレクターのオート機能をオンにした場合には、システムが自動的に働いて、走行状況に応じてエンジン、ダンパー、ステアリングなどの特性を自動調整します。
【オフロードでのサポート機能】
アクティブインフォディスプレイはまた、オフロード走行用の機能として、 予測ドライビングプロファイルセレクターと直接的に連動した特別な基本画面を映し出すことができます。ドライビングプロファイルセレクターをオートモードにしておけば、舗装路面を離れてオフロードに侵入した際、多数の車載センサーからの情報と、地理的データの分析により、クルマが自動的にその 状況を認識してくれます。その場合、予測ドライビングプロファイルセレクターとリンクした HMI が、オフロード用の新しいモードに切り替わり、ドライバーの前の画面に「TERRAIN IDENTIFIED(路面 状況確認)」および「OFFROAD MODE ACTIVATED(オフロードモードに切り替わりました)」のメッセ ージが映し出されます。それと同時に、インタラクティブなディスプレイのすべてを介して、ドライバーに、前輪駆動のクルマで安全に走行できる範囲が示されます。その際、通常のドライビング情報は、スクリーンの隅に小さく表示されるようになり、その状況においてより重要なオフロード走行に関する情報が優先されるようになります。スクリーンの中央には、等高線を含めた周囲の地図が表示され、シャシー(タイヤとショックアブソーバー)の動きも分かり易いアニメーションで示されます。クルマの周囲の地形を表すために、土地の標高に応じて、背景のハニカムのパターンは、構成する六角形のサイズが大きくなったり小さくなったりします。侵入を回避すべき地域については、とくに目立つ形で表示されます。バックライトにより浮き出た六角形の網目から構成される3Dのハニカム構造は、アクティブインフォディスプレイの傍らにも配置されており、それによりバーチャルと実際の世界との橋渡しがされています。

ヘッドユニット

インフォテイメントシステムのセントラルスクリーン(ヘッドユニット)もまた自由な設定が可能です。トップ画面に映し出されるグリッドのタイル(四角い枠)は、ユーザーが任意に設定して並べ替えることができます。ここでもまた、共通のグラフィック要素として、ハニカム構造が採用されています。これを利用して、ルート全体の地政学的地図を表示することが可能です。例えば、目的地に至るまでの標高の変化を知ることもできますし、ハニカムパターンにより、走行しながら周囲の土地の高低を表示し続けることもできます。一方、まったく別の機能として、SMSの未読の最新3つのメッセージを送り主の画像とともに表示することができます。他のタイルは、天気情報やメディアライブラリーのアイコンを入れたりして活用します。いずれにしても、こうしたタイルはすべて、前述のとおり、ドライバーもしくは助手席乗員によってアレンジが可能です。それらの設定操作は、説明書なしに、誰でも行えるものになっています。空調システムの操作も、同様に本能的に操作可能になっています。近接センサーを採用することで、スクリーンに手を近づけただけで必要なウインドーが開き、エアコン操作や、シートヒーター調整のための馴染みのある画像が現れます。

新しい「バイ-ワイヤー」制御

「T-Cross Breeze」に搭載されたもうひとつの新しい機構が、センターコンソールに設置された「バイ-ワイヤー」方式のギアチェンジユニットです。このコンパクトなギアチェンジユニットは、DSG デュアルクラッチ ギアボックスとエレクトロニック パーキングブレーキ、およびアダプティブ シャシーコントロール (DCC/Sport、Normal、Comfort の3つのモード設定)の3つのメカニズムを操作するための機構です。 エレガントなクロームの枠に設置されたセンサー付きのガラス製スクロールホイール(複数)を回すことで、それらの機能を、誰でも簡単に操作できる仕組みになっています。そして、ガラス製スクロールホイールの周りには、ハザードライト、オートホールド機能、エンジンのスタート・ストップ(キーレスアクセス)、およびドライビングプロファイル(モード)選択のためのタッチセンサースイッチが配置されています。

BeatsAudio™サウンドシステム

米国のオーディオ専門メーカー、Beats Electronics(ビーツ エレクトロニクス)は、2008年にラッパーのDr.ドレにより創立されて以来、主にそのヘッドフォン技術により、音楽シーンに多大な影響を与えてきました。カリフォルニアに本拠をおく同社は、今日では自動車用の本格的なサウンドシステムを含めて、幅広いオーディオテクノロジーを提供しています。「T-Cross Breeze」にも、そうしたBeatsAudio™サウンド システムのひとつが搭載されています。低音域でシステムの中核を担うのは、ドライバーと助手席の間 に、センターコンソールと一体となる形で搭載されたサブウーファーです。300W、8チャンネルのアンプは、デジタルサウンドプロセッサー(DSP)を備えています。インテリアの各所に配置された最上級のラウンドスピーカーは、澄み切ったサウンドを乗員の耳に届けます。このブランド独特のパーフォレーション(パターン化された孔)により、視覚的にも雰囲気を高めています。当然ながら、このサウンドシステムはApp-connectに対応しており、CarPlay™(Apple)、Android Auto™(Google)、MirrorLink™のいずれ かを使って、事実上あらゆるスマートフォンのプレイリストを、車載のHMIの画面を介して操作することが可能です。このシステムは、近い将来の市販モデルでの提供を予告するもので、その証に、今回のジュネーブ モーターショーには、この「T-Cross Breeze」のほかに包括的な見直しがなされた新しいup!が 出品されており、そこにも「T-Cross Breeze」のものに似た、BeatsAudio™のテクノロジーに基づくサウ ンドシステムが搭載されています。 ※この記事はプレスリリースです