いいとこどり!知っておきたい名古屋日帰りプラン

東京と大阪の中間に位置する大都市、名古屋。歴史も古く名古屋グルメも全国的に知られていることから、観光客に人気の都市です。近代的なビルも立ち並び新たな発見も多くみられる街ですが、まずは日帰りで名古屋のいいとこどりをしてみませんか。

市街地もおさえて、午後は郊外へ

今回の名古屋日帰りおすすめプランは、名古屋城からスタート。市街地は乗り降り自由の観光ルートバス「メーグル」が便利なので、名古屋城付近の駐車場に車を停めたら市内観光へ出発 → 名古屋城、徳川美術館で歴史に触れて栄地区にあるオアシス21では空中散歩 → 名古屋城に戻り車で熱田区へ → 老舗のお店でひつまぶしを堪能したあとは熱田神宮参拝 → 名古屋港で船の観光を楽しんだあとは海に沈む夕日を見ながらドライブ、といった名古屋の見たいところがぎゅっと詰まったプランです。



まずは市街地をぐるり

名古屋城

名古屋市内の観光名所と言えば、名古屋城。まずは押さえておきたいですよね。1609年(慶長14年)に徳川家康によって築城されました。天守閣は、第二次世界大戦末期の1945年(昭和20年)5月、名古屋大空襲の際に焼失し、その後1959年(昭和34年)に全国からの寄付や地元の人々の尽力によって再建されました。名古屋城で有名なのが金の鯱。第二次世界大戦時の戦火から守ろうと地元の人々によって対策が取られていましたが、残念ながら天守と同じ時期に焼失してしまい、1959年に天守閣とともに復元されています。名古屋城の中には金鯱のレプリカがあり、一緒に写真を撮ることもできます。城内は名古屋近郊の歴史が伝えられる資料も多く展示されていて、改めて日本史を振り返る絶好の機会にもなります。そしてもちろん、天守閣の最上階から見下ろす街の眺めは必見です。
現在、天守閣の横に復元工事進行中の本丸御殿。2013年(平成25年)から徐々に公開が始まっていますが、現在一般公開されている玄関部分や、豪華な室内に展示してある重要文化財の障壁画、竹林豹虎図も見ものですよ。
【ご利用案内】
開園時間:午前9時~午後4時30分 (※天守閣・本丸御殿の入場は午後4時まで)
休園日:12月29日~31日、1月1日
観覧料(個人):大人/500円 中学生以下/無料

名古屋城の詳細をみる
名古屋城公式ウェブサイト

徳川美術館

徳川家康の遺品のほか、大名道具を展示している美術館。公家や武家邸に秘蔵されていた東洋古美術品の数々は、江戸幕府の頂点にあった徳川将軍家に多く貯蔵されていたため、その貴重な収蔵品が展示されています。大名道具の刀や着物類、また書院飾り、茶の湯のような当時の武士を偲ぶ常設展示は、とても興味深いものがあります。なかでも、日本美術の中で大変有名な絵巻、国宝「源氏物語絵巻」は必見です。徳川美術館では、ボランティアによる展示品の解説が平日一日3回、土日祝日は一日4回行われています。また、文化体験講座として「輪の香りを楽しむ-聞香-」や「貝合わせ遊び」の講座も開設。多くの人に大名文化を知ってもらおうという取り組みが積極的に行われています。
美術館の敷地内は、静かで落ち着いた雰囲気のある空間です。
【観覧案内】
開館時間:午前10時~午後5時(入館は午後4時30分まで)
休館日:月曜日、2015年12月14日(月)~2016年1月4日(月)
観覧料(個人):大人/1,200円、高校・大学生/700円、小・中学生/500円

徳川美術館の詳細をみる
徳川美術館公式サイト

オアシス21

名古屋城と徳川美術館で歴史に触れた後は、現代建築を体験しましょう。名古屋市中区の中心部にあり、市内を代表する商業エリア、栄にあるオアシス21は、公園やバスターミナルなどの公共施設とショッピング店や飲食店が立ち並ぶ商業施設が一体となった複合施設です。2002年にオープンしたこの新しい建物は、自然採光をすることで電気消費を軽減を図り、潅水に雨水を利用したり、屋根に水を張ることで地下への輻射熱を軽減させるなど、環境に配慮されたシステムが導入されています。地下部分はイベントや市民活動が行われる多目的スペースとして作られた「銀河の広場」とその周りにショップスペース、2階部分からなだらかな芝生斜面でつながっている公園「緑の大地」、そして大きなガラス張りの大屋根「水の宇宙船」が主な造りとなっています。水の宇宙船では、地上14mの空中散歩を体験してみてください。ガラスの屋根の上面には水が流れており、その外周には一周約200mの遊歩道が設置されてます。気軽に散歩が楽しめますよ。
【営業案内】
開館時間:海の宇宙船/午前10時~午後9時、銀河の広場/午前7時~午後11時
入場無料

オアシス21施設の詳細を見る
栄公園振興株式会社公式サイト

名古屋市内を巡る効率的な方法

名古屋市内は公共交通網が発達しているので、一般的には地下鉄やバスが多く利用されていますが、観光名所を巡るには「メーグル」と呼ばれる名古屋観光ルートバスが便利です。名古屋城の近くには駐車場も多く整備されていますので、名古屋城を起点に市内の主要観光名所を巡るには、「メーグル」は効率的な方法です。一日乗車券には、観光施設の割引やお土産店での特典も付いているので、とってもお得。チケットは旅行会社や名古屋市内のホテル、もしくは車内での購入も可能です。
【ご利用案内】
運行日:火曜日~日曜日
運休日:月曜(祝日、および年末年始を除く)
運行時間:平日/30分~1時間に1本、土・日・休日/20~30分に1本
料金:一日乗車券/大人500円、子ども250円、一回乗車券/大人210円、子ども100円

なごや観光ルートバス「メーグル」の詳細をみる
名古屋市の公式観光サイト「名古屋観光情報 名古屋コンシェルジュ」

緑の多い癒しの空間、名物もおいしい!あの場所へ

名古屋市16区のひとつである熱田区。名古屋城付近から車で20分の場所にあります。古くは、東海道五十三次の41番目の宿場町であり、当時は一般には宮宿と呼ばれていました。熱田神宮の門前町でありながら、伊勢参りの旅人たちも集ったことから東海道の中では最大の宿場だったそうです。宮宿には、船で海を渡る部分があったため、船の渡し場としても大いに賑わっていたようです。

あつた蓬莱軒

数多くある人気の名古屋グルメの中でも、真っ先にひつまぶしを思いつく人も多いのではないでしょうか?ひつまぶしは、うなぎの蒲焼を刻んでご飯にまぶし、3膳に分けて食べ方を変える名古屋の代表的な名物料理のひとつです。一膳目はそのまま鰻の味を楽しみ、二膳目は薬味を添えて、三膳目はお茶漬けにして頂くのが基本的な食べ方。ひつまぶしのお店として全国的にも有名な、あつた蓬莱軒は、明治6年の創業以来、秘伝のタレが受け継がれているという老舗店。熱田区には本店と神宮店の2軒があり、どちらも昼夜問わず列が絶えない大変な人気店です。基本的に予約は会席料理のみとなっていますが、熱田神宮に近い神宮店の方では、月~土の昼夜は若干数のみ席だけの予約も受けつけているそうです。時間を効率的に使いたい日帰りプランでは予約をしておくと安心ですね。
【営業案内】
【本店】
住所:〒456-0043 名古屋市熱田区神戸町503
電話:052-671-8686
営業時間:午前11時30分~午後2時ラストオーダー、午後4時30分~午後8時30分ラストオーダー
定休日:水曜日(祝日を除く)
【神宮店】
住所:〒465-0031 名古屋市熱田区神宮2-10-26
電話:052-682-5598
営業時間:午前11時30分~午後2時30分ラストオーダー、午後4時30分~午後8時30分ラストオーダー
定休日:火曜日(祝日を除く)

名古屋名物 ひつまぶし「あつた蓬莱軒」

熱田神宮

日本の中でも歴史ある神宮のひとつ熱田神宮。日本神話で天照大神から授けられたとされる草薙の御剣(くさなぎのみつるぎ)が祀られている神社としても広く知られています。草薙の御剣は大変貴重な神器で、皇位を保証する宝物として代々の天皇が継承してきた三種の神器、「鏡」「玉」「剣」のうちのひとつです。
熱田神宮は、第二次世界大戦の空襲で施設はほとんど焼失してしまったものの、その後復興活動が行われ、昭和30年には御遷座が行われました。現在は、毎年6月5日に行われる例祭熱田まつりのほか、初詣や1月5日の初えびす、七五三参りなど、人々の暮らしや産業に関わる祭典が、通年で約60も行われています。
約6万坪の境内に入ると、その静かな佇まいに貫禄を感じるような雰囲気が漂います。境内には、楠(クス)、欅(コブシ)、樫(カシワ)、銀杏(イチョウ)をはじめとする多くの巨木が並び、中には樹令千年前後と推定されるような木もあるそうです。弘法大師のお手植とされる「大楠」は大切に守られている見事な巨木。祭事に参加しなくとも、参拝のあとに自然あふれる境内の緑の下をゆっくり散歩してみるのもおすすめです。

熱田神宮の詳細をみる
熱田神宮公式サイト

熱田へのアクセス

一般道を利用するルート: 伏見通り(国道22号)を南下、大津通りへ
有料道路を利用するルート: 名古屋高速都心環状線経由、名古屋高速3号大高線、都市高堀田から一般道大津通へ



しめくくりはココ!夕日を見ながら海沿いをドライブ

夕方近くなったら、夕焼けや夜景がきれいな名古屋港へ移動しましょう。
名古屋港は、名古屋市、東海市、知多市、弥富市などにまたがる国際貿易港で、地元では名港(めいこう)の愛称で親しまれています。1907年の開港以来貿易港として発展し、湾内にはふ頭やフェリーターミナルが並んでいます。
観光地として人気の高いガーデンふ頭には、ショッピングセンターや海洋博物館、水族館などの施設も観光スポットとしても人気のエリア。ガーデンふ頭には、年間で30隻ほどの豪華クルーズ船が出入港していて、着岸中はクルーズ船見学会なども行われています。湾内にクルーズ船が停泊している姿は圧巻ですよ。
(ご注意!名古屋港ガーデンふ頭の無料休憩所「ポートハウス」は、トラス塗装およびガラス飛散防止フィルム貼付作業のため、2015年11月4日~2016年3月下旬まで休館しています。トイレも使用できません。)

名古屋港の詳細をみる
名古屋港管理組合公式サイト

南極観測船ふじ

ガーデンふ頭に浮かぶオレンジ色の大きな南極観測船。「ふじ」は、1965年(昭和40年)から18年もの間、南極観測のための砕氷船として活躍していました。長い旅を終えて、1985年(昭和60年)以降は名古屋港ガーデンふ頭に係留しています。
船内には当時のままの設備が多く残されていて、現役で活躍していた当時の姿を再現した様子や南極の自然や観測について紹介されています。地下1階、地上3階までの大きな船で、地下の「第2甲板」にはエンジンルームのほか医務室や理髪室まであったそうです。1階の「第1甲板」はレーダー室や調理室、食堂、士官の寝室などがあり、2階の「01甲板」はヘリコプターの離着陸用の飛行甲板として利用されていました。「01甲板」にあった格納庫は、南極の博物館として現在は、南極大陸にある昭和基地のジオラマや日本初の雪上車が展示されています。南極観測の意義や歴史を紹介する貴重な博物館となっています。
【ご利用案内】
開館時間:午前9時30分〜午後5時
休館日:毎週月曜日
※夏期は営業時間延長、ゴールデンウィークや年末年始などの連休は臨時営業があります。
入場料:大人・高校生/300円、小・中学生/200円、幼児/無料

南極観測船「ふじ」の詳細をみる
公益財団法人名古屋みなと振興財団公式サイト

名古屋港トリントン

トリトンは、名古屋港を横切る伊勢湾岸道路の東海ICから飛鳥ICの間に架かる3つの海上斜張橋(名港東大橋、名港中央大橋、名港西大橋)の愛称です。1998年3月からの開通以降、名古屋港の新しいシンボルとして聳え立つ名港トリトンは、世界屈指の規模を誇る大斜張橋としても知られています。主塔の色は、西へ向かう順に青、白、赤のトリコロール色に塗装されており、夜はライトアップされることから、地元の人や観光客にも人気の高い観光スポット。橋の向こうに沈む夕日を眺めたら、一日の旅もこれで終了です。

名古屋港ガーデンふ頭へのアクセス

一般道を利用するルート:国道154号を南下
有料道路を利用するルート:名古屋高速4号東海線、港明ICより7分

まとめ

今回のプランのトータル金額の2人で5,000円です。(駐車場、昼食代を除く)
価格は変動しますので、あくまでも目安として参考にしてください。

午前中に名古屋市内をサクッと観光した後は、熱田や名古屋港へドライブするプラン。市街地は便利な一日パスを利用しつつ、午後は自分の運転で好きな時間に行動できるのがいいですよね。名古屋城公園内やオアシス21、名古屋港ガーデンふ頭などの各スポットには露店や飲食店もありますので、小腹がすいたら名古屋名物をつまみながら巡るのもおすすめですよ。

各施設のご利用案内は、2015年10月現在の情報です。最新情報、および詳細は各施設の公式サイトをご確認ください。