持ち主は注意!盗難されやすい車TOP10紹介

現在、日本国内で窃盗団が皆さんの所有する車を狙っています。「自分のところは車の盗難被害はないから大丈夫」と言って対策を講じませんと、いつの間にか自分の車が盗難されている可能性があります。そこで本日は、盗難されやすい車をTOP10形式で紹介していきます。

盗難車TOP10発表の前に

TOP10の紹介の前に今回発表する車両は「日本損害保険協会」が発表したデータをもとにランキングを作成しています。下記にリンクを掲載しておりますので、是非ともそちらもチェックしてみましょう。それではいよいよ、盗難車両のTOP10を紹介していきます。

日本損害保険協会 – SONPO | お知らせ − ニュースリリース
損害保険会社の事業者団体、一般社団法人 日本損害保険協会のサイト。損害保険業界のニュースをはじめ、損害保険の基礎的な知識や統計、防災・防犯・交通安全に関する情報が満載。



10位:ファイター

出典: http://www.mitsubishi-fuso.com/jp/lineup/truck/fighter/11/
第10位は三菱ふそうの「ファイター」です。ファイターは国内だけでなく発展途上国でのニーズが強い車種です。もちろん新型車両だけでなく旧型車両であっても窃盗団は狙いを定めて盗難をしていきます。特に旧型車両には防犯対策が殆ど施されていないため、ただ単に鍵をかけた程度では簡単に突破されてしまいます。持ち主の方は厳重な管理を必要とします。

9位:レクサス

第9位には日本が誇る高級自動車ブランド「レクサス」が出てきます。高級ブランドらしく気品溢れるボディは、日本国内だけでなく海外の方々も大いに魅了しました。とは言え、日本国内でも十分高額な商品が海外ではより高価な値段で販売されています。そうなると手に入るのは富裕層の中でも上位の方々だけになります。中間層~富裕層の下位では欲しくても手が届かないのです。

そのニーズを見逃さないのが窃盗団です。

窃盗団はレクサスが盗難対策のシステムが多数搭載されているのを百も承知です。そこで行うのがシステムを複製することです。端的に述べますと持ち主がエンジンを始動させる時の電波を読み取りシステムを複製するのです。方法は簡単で、例えばショッピングモールで狙っている車両の脇に駐車します。そこで持ち主が帰ってくるまで待ち、帰ってきてエンジンを始動させた瞬間に電波を読み取るのです。後はどこに所有しているかを確認するために跡を追って行けば良いのです。そして後日できあがった複製のシステムで搭載しているシステムを解除して盗難するだけです。

これはあくまでも1つの例ですので、もしかしたら現在ですとより高度な技術で狙ってくる可能性があります。レクサスに多数の防犯システムがあると言っても過信せずに、しっかり対策を施しましょう。



7位:ヒノレンジャー

第7位に選ばれたのは日野が販売する「ヒノレンジャー」です。こちらの車両は中型トラックとして宅配業者や運搬業者に大変重宝されているトラックです。そして何より、様々な業種に対応できる車両でもあります。例えば「消防車用」「車両運搬用」「救助車両(はしご車等)」「ミキサー車」等のように、様々な業種に対応できる汎用性を持っています。しかもトラックでありながら、写真のようにラリーにも出場するほど高い耐久性と走行性能を秘めたモンスターマシンでもあります。

中型トラックの需要は何も日本国内だけでなく、海外でも需要が増しています。特に発展途上国では大量の物資を運ぶだけでなく、持ち前の耐久性と走行性能で人気が拡大中です! そうなると窃盗団も見逃すはずがありません。部品取りよりも車両丸々盗むケースが多く、簡単な防犯対策では窃盗団は簡単に盗難していきます。

もし個人的に所有している方、または会社経営されている方で所有されている場合は窃盗の可能性が高いため対策を施すようにしましょう。

7位:フォワード

同率第7位は、いすゞから発売されている「フォワード」です。フォワードも先ほど紹介した「ヒノレンジャー」同様、様々な業種に活用できる汎用性を持っています。例えば「ポンプ車」「ミキサー車」「ごみ収集車」「電源車」「陸上自衛隊専用車両」等あります。もちろん、ヒノレンジャーに負けない耐久性と快適な走行性能で国内では日野に負けないシェアを持っています。

いすゞは国内だけでなく海外にも力を注いでいるため、海外でもフォワードの需要は高まっています。特に発展途上国では耐久性や走行性能、また汎用性の高さがありますので数多くの地域で愛用されています。そのため窃盗団からすれば、これほどの人気車両を放っておくわけがありません。ヒノレンジャー同様、簡単な防犯対策では容易に突破して丸々盗んでしまいます。

6位:トヨタ クラウン

第6位はトヨタのセダンタイプ「クラウン」です。クラウンは、海外での需要が高まってきているため多くは部品取りのために盗難されます。そして何より「イモビカッター」の出現により盗難が増加したと言われています。

イモビカッターとは主に鍵屋が使用する職業用の道具です。例えば「鍵を無くしてしまった…」と言うように車の鍵を無くしたとします。これではエンジンをかけることはできませんよね? そこでイモビカッターが活躍するのです。通常、車載コンピューターには「Aキーに対応」のように設定されている鍵以外では掛からないようになっています。しかしイモビカッターを使用すればその設定をリセットすることができるのです。

そうなると別のキーを車載コンピュータが勝手に読み込んでしまい、本来違うはずが「これもAキー」と言うように判断してしまうのです。手馴れている窃盗団ですとたった3~4分でエンジンを始動させて盗むことができます。残念ながら旧式のクラウンやセルシオでは、イモビカッターに対応するシステムが搭載されていません。そのため持ち主が自前で設定を行いませんと簡単に盗難されてしまうのです。

そして現在、クラウンの中には「ハイブリット」の車種も登場したためより海外での需要が高まっています。プリウス・アクア同様のバッテリー狙いだけでなく、富裕層向けに車丸ごと盗難されるケースも考えられますので、所有者は「私は大丈夫」と思わずにできる限りの盗難対策を施すようにしましょう。

5位:トヨタ セルシオ

第5位はまたもトヨタから発売されている「セルシオ」です。窃盗団は車体関係なく需要が高ければ車体のタイプ等関係なく盗みを行います。セルシオの盗難理由の多くは「部品調達」のためと言われています。

と言うのもセルシオは日本国内よりも海外、特にアジア圏内で高い人気を誇っています。故障しにくく耐久性もあり、尚且つデザイン性も海外の方々に受けが良いようです。それに高排気量でパワー不足もなく快適な運転も楽しめるとあって需要が高いのです。そうなるとセルシオ所有者は今後、壊れた時のことを考え出すようになります。しかしアジア圏内ではセルシオを取り扱っている店舗も少なく、かと言ってわざわざ遠出して正規ディーラーで高額な修理料金を払うようなことは殆ど行いません。

多くは街にある車屋にお願いして安く修理を行ってもらうのです。そこで取り扱っている部品の多くは日本国内だけでなく、各所で盗難したセルシオを解体して手に入れた部品が大半を占めています。そのようなこともあり、日本国内では部品取りのために盗難されるケースが多いのです。特に盗難防止機能が付いていない「20系」「30系」のセルシオは盗難されやすいため、所有者は注意しましょう。

4位:トヨタ アクア

第4位に選ばれたのはトヨタから発売されている「アクア」です。アクアは以前、TOP10に入っていたものの下位の方でした。しかし最近では、海外の需要の高まりからか第4位に選ばれる程に盗難されやすい車へ悪い意味で成長してきました。盗難理由としてやはり「需要過多」「バッテリーの盗難」にあります。

日本国内では頻繁に見かけるアクア。実は海外でもアクアの需要が高まってきているのです。ハイブリットカーですので燃費が良いと言うところも評価されていますが、必要最低限のスペースと積載量が大いに評価されています。また見た目のデザインも可愛らしく、男性だけでなく海外の女性にも人気が高まっています。

このように需要が高まれば当然「部品」も必要になってきますね? アクアは良くできた車ですが、日本とは異なり海外では20~30万kmを平気で乗りますのでどうしても換えの部品が必要になってきます。特にバッテリーは最も消耗する部分ですが、日本国内であればまだ高額な料金を請求されることはありません。しかし海外ですと、在庫が無ければ輸入しなければいけませんので時には高額な値段で購入しなければいけません。

「こんな値段で購入できない!」と感じるため、中古部品、特にアクアの中古バッテリーは部品屋にとって喉から手が出るほど欲しい部品なのです。そのため窃盗団はアクアを車の盗難ではなく「バッテリーのみ」狙った盗難をするときがあるのです。特に日本国内のアクアは品質が良い(過酷な環境下ではないため・20~30万km乗っている車体が少ないため・大破のような事故が少ないため等)ので狙われやすいのです。もし所有者の方がいましたら、アクアを盗難されないように防犯対策を施しましょう。

3位:トヨタ ランドクルーザー

第3位に選ばれたのはトヨタの「ランドクルーザー」です。こちらの車もトップ3の常連になっている車になります。なぜ盗難されやすいのか? と言うところですが理由として「中東」「欧米」で人気の車種だからです。特に「中東」ではランドクルーザーの人気は日本とは比較にならないほどです!

中東の場合、例え都市部が発展しても都市部から離れてしまえば悪路や砂漠地帯が広がっています。そんな中に4WDではない車、または4WDでも品質の悪い車ですと過酷な環境に耐えられずにすぐ駄目になってしまいます。しかしトヨタのランドクルーザーはその辺の4WDと訳が違います。

フレームはねじり剛性・曲げ剛性に長けた「ラダーフレーム」エンジンは海外向けの場合「V型8気筒DOHC ツインターボディーゼルエンジン」サスペンションはフロントが「ハイマウント・ダブルウィッシュボーンサスペンション」リヤは「トレーリングリンク式サスペンション」等のように過酷な環境に適した装備をしています。そして「KDSS(キネティックダイナミックサスペンションシステム)」により、例え悪路であっても優れた安定性を実現しています。
(今回紹介しているランドクルーザーは「200系」をもとに説明しています)

このように品質の良い4WDと言うところも高い評価を得ていますが、何より「日本車だから安全」「日本車だから信頼できる」と言ったところも大いに評価されています。それは嬉しいことですが、その分中東での需要が高まるため窃盗団に狙われやすくなるのです。

2位:トヨタ ハイエース

第2位に選ばれたのはトヨタの「ハイエース」です。こちらは毎年盗難車ランキングで上位に来る車になります。と言うのも「部品の汎用性」「耐久力の高さ」「積載能力」にあります。

ハイエースは国内で「送迎車」や「宅配便」でも使用されるほど、積載能力に長けている車種です。もちろん海外でも送迎車や宅配便等、仕事で使用する機会が多いです。そして何より、トヨタの部品の多くはハイエースに流用できるため例え故障しても簡単に修理ができるのです。もし新車や年式の新しい中古車であれば、当分故障が無いためより海外では重宝されるのです。そのため海外の窃盗団がハイエースを狙いにやってくるのです。

現在発売されているハイエースは「イモビライザー」を搭載していますが、旧型は残念ながら搭載されていません。結果、頻繁に盗難にあうのが旧型のハイエースになるのです。もし旧型のハイエースを所有している方がいましたら、今からでも遅くは無いので盗難対策を施す、または屋根つき・シャッター付きの駐車場に入れて盗難を防ぐようにしましょう。

1位:トヨタ プリウス

第1位に選ばれたのはトヨタの「プリウス」です! その選ばれた理由について大きく2つに分かれます。

1つ目が全世界でプリウスの需要が高まっているためです。
写真にもあるように日本国内だけでなく、全世界でも乗用車や社用車として活動を続けています。それだけプリウスの燃費が全世界で評価されていると言うのが分かります。そうなると、世界中で「私もプリウスが欲しい!」と言うように一般の方、会社関係者の需要が高まってくるのです。

2つ目がプリウスに搭載されている「バッテリー」です。
プリウスは非常に丈夫な車ですが、唯一の泣きどころがバッテリーです。バッテリーは他の部品と異なり負荷が大きく掛かるため消耗が激しくなります。特に海外の場合は20~30万kmは当たり前のように乗りますので他の部品は問題なくてもバッテリーは交換していかなければいけません。結果、プリウスの車体は残っていてもバッテリーが無いと言った状況があるのです。

最後に

最後になりますが、商用車だけでなく私達が普段使用している車両も窃盗団のターゲットになっています。そのため「私は大丈夫」と思わず、今からできる防犯対策を施すようにしましょう。