【フィアット500】世界中で愛される“チンクチェント”はかわいさ以外にも魅力満載!

2007年の発売以来、世界中で大ヒットしているフィアット500。日本でも2008年3月から販売され、今では「目にしない日はない」くらい売れています。昨年夏に初のマイナーチェンジを受け、先日FCAジャパンからも「1月23日より日本導入」の発表がありました。さらにかわいく、さらにスポーティに。そして先進技術によるエコ&セーフティも手に入れたフィアット500を大解剖しちゃいます。2016年1月更新

目次

新型のルックスをご紹介!

と思ったら、すでに公式サイトの画像が新型に更新されていました。さすがです。
では、変更箇所を見てみましょう。

正面から

出典: http://www.carmagazine.co.uk/spy-shots/fiat/fiat-500-facelift-2016-cinquecentos-new-wardrobe-spied/
グリルとバンパーのデザインが変更されましたね。エンブレム下に横に長いスリット開口とメッキモールが追加されています。実は以前からこの場所には細長い吸気口らしきスリットがありましたが、ナンバープレートのベースと幅を揃えてあったせいかあまり目立ちませんでした。
今回は大胆に拡大されて、兄弟車種の500Lや500Xに近いデザインになりました。もしかしたら、冷却効率向上の目的もあるかもしれません。
そして、バンパー下部のグリルも大型化されています。現行モデルでは、開口部の上にクロムメッキされたメッキバンパー風のラインが通っていますが、新型では無くなっていてスッキリとした一体感が強調されています。クラシカルな雰囲気が薄れましたので、好き嫌いが分かれるかもしれませんね。

ライト類も変更されています。
ヘッドライトの形状が立体的になり、プロジェクタータイプに変更されました。すぐ下にあるポジションランプも丸から楕円に変更され、LEDのデイライトが仕込まれています。
いずれもクラシカルからモダンへ移行した感が強いですね。

バックスタイル

出典: http://www.carmagazine.co.uk/car-news/first-official-pictures/fiat/fiat-500-2016-facelift-revealed-first-official-pics-of-500s-new-look/
リアも同じく、テールランプとバンパーのデザインが変更されています。
バンパーは、フロントと同じくメッキバンパー風のラインがなくなり、最下部にスリットのようにメッキモールが配されています。その両脇に、バックランプとリヤフォグが組み込まれているようです。

テールランプは大胆な変更を受けました。
LEDを多用したモダンなデザインで、ボディと一体になるようにデザインされていた現行モデルとは逆に、ボディに張り付くように盛り上がったデザインになっています。しかも、中央はくり貫かれていてボディパネルが見えています。つまり、ドーナツ状なんですね。これは面白いデザインです。 出典: http://www.carmagazine.co.uk/car-news/first-official-pictures/fiat/fiat-500-2016-facelift-revealed-first-official-pics-of-500s-new-look/

インテリア

出典: http://www.carmagazine.co.uk/car-news/first-official-pictures/fiat/fiat-500-2016-facelift-revealed-first-official-pics-of-500s-new-look/
内装では大きな変更がないように見えますが、オーディオがアップグレードされました。5インチのタッチパネル仕様になりました。センターコンソールにはUSBと外部入力端子も用意されましたので、利用できる音楽ソースの幅がグッと広がりましたね。合わせてエアコンの吹き出し口が変更されています。

細かな点では、ステアリングホイールのデザインが少し変わっているのと、グローブボックスが追加されています。シートのデザインも少し変わりましたね。
画像ではわかりませんが、ドリンクホルダーが機能アップしているそうです。内側にラバーサポートが装着されたそうです。



フィアット500ってどんな車?

出典: http://www.fiat-auto.co.jp/500/
ついそのルックスに眼がいってしまいますが、フィアット500の魅力はかわいいデザインだけではありません。
様々な角度から、フィアット500の魅力を解剖してみましょう。

初代フィアット500

実はこのフィアット500、すでに3代目だってご存じですか?
なんと初代モデルは1936年にデビューしているんです。そしてデザインも全く別の、FRで2人乗りの小さな小さなオープンカーでした。“FRで2座でオープンカー”とだけ聞くと、生粋のスポーツカーのように聞こえますが、一部の大金持ちの道楽であった車を大衆にも持てるようにと開発された実用最低限の小型車です。
その小柄なボディと小さなエンジンで機敏に走り回るさまと、丸みのあるボンネット脇のやや高めの位置に配置されたヘッドライトなど、愛嬌ある外観から“トポリーノ(はつかねずみ)”のニックネームで親しまれ、イタリア国内で大ヒットした車です。
根強い人気に支えられ、20年間も製造されました。 出典: https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%82%A3%E3%82%A2%E3%83%83%E3%83%88%E3%83%BB500
初代FIAT500(トポリーノ)

2代目フィアット500

大戦後の1957年、2代目となるフィアット500が誕生しました。
こちらはご存じの方も多いのではないでしょうか。モノコックボディにRRコンポーネントにより、初代よりもわずかに小さいサイズながら4人乗りを実現しています。
“NUOVA500(新しい500)”と名付けられた2代目は、“チンクチェント”の愛称で親しまれています。この“チンクチェント”はイタリア語で“500”の意味です。
本当は、トポリーノの後継車は“セイチェント(600の意味)”なのですが、さらに小さく安価な車種を求められ、一回り小さくしたチンクチェントが誕生したのです。 NUOVA500(チンクチェント) チンクチェントも大人気モデルとなり、21年間で約400万台が生産されたそうです。フィアット・パンダの登場とともに生産を終了しました。
日本でも“ルパン3世の愛車”として認知されていますよね。あれほど“モノ”にこだわったアニメを他に知りません。ルパンの最初の愛車はメルセデスベンツSSKでしたし、イタリアのパトカーはアルファロメオ・ジュリアスーパー、フランスではシトロエン・DSのパトカーでした。

そして現行フィアット500

現行FIAT500(マイナーチェンジ前モデル) NUOVA500の生産終了から30年。言い換えればNUOVA500の生誕50周年にあわせて、現行フィアット500が発表されました。2代目のイメージをうまく踏襲して、現代によみがえったのです。
もちろん、初代はもちろん2代目とも共通点はありません。「フォルクスワーゲン・ニュービートル」、「BMWによるミニ」、「フォード・マスタング」などに見られる“ヘリテイジライン”または“リビングレジェンド”(日本ではレトロ調)と呼ばれる手法ですが、内外装ともに実に上手に雰囲気を受け継いでいますよね。
当然ながら世界中で大ヒットしています。 3世代のフィアット500については、こちらの記事にまとめてありますのでぜひご覧下さい。 ルパンが愛車に選んだあの車 フィアット500ってどうなの?|GOIN[ゴーイン]
子どもの頃大好きだったアニメ“ルパン三世“。当初は赤いジャケットを着て、メルセデスSSK(エンジンはフェラーリだったそうです)に乗っていましたが、2期目からは青いジャケットを羽織り、フィアット500を乗り回していました。映画カリオストロの城で定着した感がありますね。世紀の大泥棒が選んだこの車をすみからすみまで大解剖!

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メカニズム

出典: http://www.hakko-group.co.jp/tps/fiat/2011/05/-4.html
フィアット500には、フィアットの技術が結集したすばらしいメカニズムが採用されています。
発売当初は、1.4Lの16バルブマルチエアエンジンと1.2Lの8バルブエンジンの2本立てでしたが、2010年に0.9Lの2気筒8バルブツインエアエンジンが導入されました。
組み合わされるトランスミッションは、5速M/Tとデュアロジックと呼ばれるセミオートマチックトランスミッションです。

マルチエアテクノロジー

出典: http://autoprove.net/2010/08/1847.html
この技術はとんでもない内容なんです。むしろ“発明”と呼ぶべき技術だと思います。
一般的なエンジンでは、バルブの駆動にカム(カムシャフト)を用います。エンジンの回転に合わせて、吸気及び排気のタイミングでかむがバルブを押すように働いています。
ですが、フィアットのマルチエアテクノロジーでは、吸気バルブ用のカムが存在しません。油圧によってコントロールされるのですが、バルブを開くタイミングと量を状況に合わせて最適に変更できるのです。
追加導入されたツインエアエンジンは気筒数・排気量ともに違いますが、このマルチエアテクノロジーを発展させたダウンサイジングターボ版です。

マルチエアについてここで熱く(暑く?)語っているわけにもいきませんので、以下の記事をぜひご一読ください。 【カムシャフト】オーケストラのシンバルのようにタイミングが大切なのです。|GOIN[ゴーイン]
“カムシャフト”は4ストロークエンジンには必需品! だったのですが、最近はカムシャフトを使わないエンジンが登場していてとても驚きました。とはいえ、ごくごく一部の話です。ちなみに2ストロークエンジンとロータリーエンジンもカムシャフトがありませんが、これもごく一部の話ですね。大多数のエンジンに使われているカムシャフト。名前は聞いたことあるけど実はよくわかってないシリーズですよね。しっかり解説します。

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デュアロジックトランスミッション

出典: http://221616.com/car-topics/a_0000079098.html
オートマチックトランスミッションと呼ばれるものには、大きく分けて2種類あります。“トルクコンバータ”という部品を使うか使わないかです。
特に日本では、オートマチックトランスミッションと言えばトルクコンバータ型が一般的です。簡単に言えば、扇風機を向き合わせて片方を回すと、他方はその風を受けて回転する。という特性を利用したクラッチシステムです。車に当てはめれば、エンジンが回す扇風機の風によって、トランスミッションに繋がる扇風機が回されるということです。
機械的には繋がっていませんので、回される側の扇風機を無理矢理停止しても、回す側の扇風機に影響はありません。これが、Dレンジに入れたまま停車してもエンストしない理由です。
ですが、惰性で回っていますから少なからずロスが発生してしまいますし、反対向きのトルクが伝わらないためにエンジンブレーキが生まれません。最近はタイミングを見計らって機械的に繋ぐ“ロックアップ機構”が採用されていますが、マニュアルトランスミッションに比べると、トルクロス、エンジンブレーキ用のバックトルクともに劣ります。
そこで最近、とくに欧州で流行しているのが、マニュアルトランスミッションのクラッチ断続及びシフトチェンジを自動で行う“オートマチックシフト”タイプです。
本来3ペダルで使用するトランスミッションの、クラッチを切る~シフトチェンジする~クラッチを繋ぐという一連の動作を、車側で自動で行うものです。
デュアロジックトランスミッションは後者のタイプです。もともと設定のある5速M/Tのクラッチ&シフト操作を自動で行います。
一般的なオートマチックのつもりで乗ると相当な違和感を感じるはずですので、車選びの際は必ず試乗されることをおすすめします。

トランスミッションとクラッチの関係については、こちらの記事にまとめてありますので是非ご一読下さい。 クラッチの構造を理解してトラブル回避&ファントゥドライブ|GOIN[ゴーイン]
クラッチを踏み込んで、ギヤをシフトチェンジして、クラッチを放して…というのがマニュアルトランスミッションの一連の操作ですが、なぜクラッチを踏むとギヤチェンジができるんでしょうね。せっかくですから、クラッチの仕組みを理解しておきましょう。わからないまま使っているよりも効率的に使えますし、いたわることも可能です。

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現行ラインナップ

現行フィアット500には、“500”、“500S”、“500C”があります。

ベーシックモデルの500

出典: http://www.fiat-auto.co.jp/500/?utm_source=google_ss&utm_medium=text&gclid=Cj0KEQiAq920BRC8-efn57XrotYBEiQAlVlMQ0w527TrvbjTrZnSxtGACemex6ZXj6cEAT_8qdE5C98aAorG8P8HAQ
“POP”と“Lounge”の2種類のグレードあり、POPには1.2L SOHC8バルブエンジンと、TwinAirエンジンの両方が設定されていますが、Lounge にはTwinAirエンジンのみの設定です。
組み合わされるトランスミッションは、すべてデュアロジックトランスミッションです。

ディメンション
全長:3,570mm
全幅:1,625mm
全高:1,515mm
ホイールベース:2,300mm
トレッド 前/後:1,415mm / 1,410mm
車両重量:1.2LPOP 990kg
     TwinAirPOP 1,010kg
     TwinAirLounge 1,040kg
乗車定員:4名
ステアリング形式:ラック&ピニオン(電動パワーアシスト付)
サスペンション:前 マクファーソンストラット(スタビライザー付)
        後 トーションビーム(スタビライザー付)
主ブレーキ:前 ディスク/後 ドラム
タイヤサイズ:POP 175/65R14 Lounge 185/55R15
最小回転半径:4.7m

スポーツモデルの500S

出典: http://www.theregister.co.uk/2014/10/05/fiat_500_review/
TwinAir エンジン&5速M/Tのモノグレードです。

ディメンション
全長:3,585mm
全幅:1,625mm
全高:1,515mm
ホイールベース:2,300mm
トレッド 前/後:1,415mm / 1,410mm
車両重量:1,010kg
乗車定員:4名
ステアリング形式:ラック&ピニオン(電動パワーアシスト付)
サスペンション:前 マクファーソンストラット(スタビライザー付)
        後 トーションビーム(スタビライザー付)
主ブレーキ:前 ディスク/後 ドラム
タイヤサイズ:185/55R15
最小回転半径:4.7m

キャンパストップとカブリオレがひとつになった500C

出典: http://www.carmagazine.co.uk/car-news/first-official-pictures/fiat/fiat-500-2016-facelift-revealed-first-official-pics-of-500s-new-look/
POPとLoungeの2グレードで、POPには1.2L SOHC8バルブエンジン。LoungeにはTwinAirエンジンが設定されています。
トランスミッションはデュアロジックのみの設定です。

ディメンション
全長:3,570mm
全幅:1,625mm
全高:1,505mm
ホイールベース:2,300mm
トレッド 前/後:1,415mm / 1,410mm
車両重量:POP 1,030kg
     Lounge 1,050kg
乗車定員:4名
ステアリング形式:ラック&ピニオン(電動パワーアシスト付)
サスペンション:前 マクファーソンストラット(スタビライザー付)
        後 トーションビーム(スタビライザー付)
主ブレーキ:前 ディスク/後 ドラム
タイヤサイズ:POP 185/55R15 Lounge 195/45R16
最小回転半径:4.7m

1.2L SOHC8バルブエンジン スペック

エンジン型式:169A4
エンジン種類:直列4気筒 SOHC 8バルブ(可変バルブタイミング付)
総排気量:1,240cc
ボア × ストローク:70.8mm×78.8mm
圧縮比:11.1
最高出力:69ps/5,500rpm
最大トルク:10.4kgm/3,000rpm
燃料供給装置:マルチポイント式 電子制御燃料噴射
使用燃料:無鉛プレミアムガソリン

TwinAirエンジン スペック

エンジン型式:312A2
エンジン種類:直列2気筒 8バルブ マルチエア インタークーラー付ターボ
総排気量:875cc
ボア×ストローク:80.5×86.0mm
圧縮比:10.0
最高出力:85ps/5,500rpm ECOスイッチON時:77ps/5,500rpm
最大トルク:14.8kgm/1,900rpm ECOスイッチON時:10.2kgm/2,000rpm
燃料供給装置:マルチポイント式 電子制御燃料噴射
使用燃料:無鉛プレミアムガソリン

燃費とCO2排出量

500/500C 1.2Lエンジン
燃料消費率JC08モード:19.4km/L
CO2排出量:120g/km

500/500C TwinAirエンジン
燃料消費率JC08モード:24.0km/L
CO2排出量:97g/km

500S
燃料消費率JC08モード:26.6km/L
CO2排出量:88g/km

※TwinAirエンジンは平成32年度燃費基準をクリア

販売終了モデル

0.9LTwinAirエンジンが導入されるまで、1.4Lマルチエアエンジンを搭載していました。

1.4 16V ポップ・ラウンジ・スポーツ

2010年に0.9Lの2気筒8バルブツインエアエンジンが導入されるまで、エコエンジンとして1.4Lマルチエアエンジンが搭載されていたモデルです。
ポップ、ラウンジ、スポーツの3グレードです。現行モデルでは、いずれもTwinAirエンジンを搭載して継続されています。

ディメンション
全長:3,545mm
全幅:1,625mm
全高:1,515mm
ホイールベース:2,300mm
トレッド前/後:1,405mm/1,410mm
車両重量:1,020kg

エンジン型式:169A3
最高出力:100ps/6,000rpm
最大トルク:13.4kgm/4,250rpm
総排気量:1,368cc
ボア×ストローク:72.0mm×84.0mm
圧縮比:10.8
燃料供給装置:マルチポイント式電子制御燃料噴射
使用燃料:無鉛プレミアムガソリン

限定車たち

フィアット500は、その人気の高さから沢山の限定車が販売されました。

by Diesel(バイ ディーゼル)

出典: https://en.wikipedia.org/wiki/Fiat_500_(2007)
カジュアルブランド“Diesel(ディーゼル)”とのコラボモデルです。専用ボディカラー“ディーゼル・グリーン”と“ミッドナイトインディゴ・ブルー”の2色で販売台数は合計100台。
日本向けフィアット車としてはじめて、アイドリングストップ機能である“スタート&ストップ”が備えられたことです。さらにATモード付5速シーケンシャルトランスミッション“デュアロジック”と“バイキセノンヘッドライト”も装備していました。
ドアミラーカバー、ドアハンドル、フロント&リアバンパーアクセントライン、ダッシュボード、キックプレートが専用マット仕上げのうえ、専用デザインの16インチアロイホイール、リアDIESELバッジ、専用オーディオコントローラー付レザーステアリング、専用デザインファブリックシート、サブウーファー付インタースコープサウンドシステムなどなど盛りだくさんでした。

ARANCIA(アランチャ)

出典: http://www.hakko-group.co.jp/blog/fiat/2010/09/arancia.html
オレンジの専用外装色を施し、アルミホイールとスタート&ストップシステムを装備しています。同時に500シリーズ全車にスタート&ストップシステムが標準装備されました。

by Gucci(バイ グッチ)

出典: https://en.wikipedia.org/wiki/Fiat_500_(2007)
イタリア統一150周年とグッチ創設90周年にあたる2011年という、アニバーサリーを記念して誕生しました。ボディーカラーはブラックとホワイトの2色で、何と言ってもGUCCIのグリーン、レッド、グリーンのストライプが施されているのが特徴です。
シートやキーカバー、フロアマット、シートベルトなどにも採用され、ホイールのセンターキャップにあしらわれた“インターロッキングGGロゴ”もファンにはたまらないはず。
500 by Gucci/260万円(税込)
500C by Gucci/294万円(税込)

POP-BI(ポップビー)

出典: http://blog.whitehousetown.jp/shopcommunity/testride-democar/2012/12/
黒と黄色のツートーンでコーディネイトしました。
500 POP-BI:スポーティデザイン15インチアロイホイール+185/55タイヤ
500C POP-BI:スポーツデザイン16インチアロイホイール+195/45タイヤ&ブラックレザーシート
両モデルともフロントフォグランプを標準装備しています。
販売数は日本限定各50台。
500 POP-BI:210万円
500C POP-BI:249万円

CLASSICA(クラシカ)

出典: http://www.hakko-group.co.jp/blog/fiat/cat147/fiat-500/
エレクトロクラッシュグレーの外装色とクロームパーツを装備しました。
50台限定。

O Sole Mio(オーソレミーオ)

出典: http://culture.fiat-auto.co.jp/life/7027
黄色のボディカラーをまとった太陽をイメージした限定車です。
ボディカラーを鮮やかなカントリーポリタンイエローに、電動サンルーフとフラウレザーシートを特別装備しました。
キャンバストップでは、日本仕様には設定のない“500C TwinAir Pop”をベースにしていました。おなじくカントリーポリタンイエローで、アイボリーのソフトトップを組みあわせています。
インテリアでも特別装備として、フラウレザーシートを装着。
500 ‘O Sole Mio:253万円(税込)限定台数100台
500C ‘O Sole Mio:258万円(税込)限定台数50台

ABARTH(アバルト)595

出典: http://www.autocar.co.uk/car-review/fiat/abarth-595-competizione
2013年10月15日に予約開始したアバルト595の50周年記念車“アバルト595 50th Anniversary”。全世界299台限定で、日本にはそのうち50台の限定入荷でした。
エクステリアはオリジナルの595にちなんだサイドストライプと赤いライナー入りの17インチアルミホイール、ブレンボ製フロント4ピストンキャリパーを採用しました。
インテリアでは、赤と白のレザースポーツシートに赤のアクセントとセンターポジションが入ったレザーステアリングが採用されました。
エンジンは最高出力180PS、最大トルク25.5kgmを発生する直列4気筒DOHC1.4リッターターボ。トランスミッションは、オートマチックモード付の5速シーケンシャルトランスミッションです。
納車が2014年4月以降になるため、消費税率は8%が適用されるという異色モデルでした。

SuperPop(スーパーポップ)

出典: http://www.fiat-auto.co.jp/limited/superpopauguri/
ワインレッドのステアリングホイールカバーとシフトノブ、ビンテージスタイルのホイールカバーキット。Super Pop専用バッヂを装備しながらも標準モデルよりも20万円安い、179万円という価格設定になっていました。
300台限定。

Panna(パンナ)

出典: http://yokohama.fgaj-dealer.jp/fiat/blog/?date=20140201
スイーツをイメージしたモデル。
“500 Panna”はタンカラーのレザーシートに電動サンルーフを搭載。
“500C Panna”はタンカラーのレザーシートにベージュのソフトトップ、15インチアルミホイールを装備していました。

GELATO(ジェラート)

出典: http://mlhosei.exblog.jp/19921204/
バニライエローのボディに、アイボリー/チョコレート色のシートを組み合わせました。ジェラートを片手にイタリアのバケーションを楽しむ光景をイメージしているそうです。
500が150台、500Cが80台の計230台限定。

Pelle(ペレ)

出典: http://autoprove.net/2014/08/51087.html
新デザインのアルミホイールに加えて、イタリアのラグジュアリー家具ブランド“Poltrona Frau”の本革シートを装備しました。
Pelleはイタリア語で革の意味です。
ブラウンが50台、レッドとブラックが各100台の合計250台限定。

CULT(カルト)

出典: http://www.dailyrecord.co.uk/lifestyle/motoring/new-fiat-500s-cult-status-5200379
16インチアルミホイール、TFTメータークラスター(エコインジゲーター付き)、ブラックアイライナー入りランプ、クロームミラーカバー、ブラックとアイボリーカラーのPoltrona Frau本革シートを装備していました。
色はカントリーポリタンイエローのみの設定。

Giallo Vaniglia(ジァッロ ヴァニリア)

出典: http://www.fiat-auto.co.jp/limited/giallovaniglia/
バニライエローカラーのボディに“Poltrona Frau”の本革シート、15インチアルミホイールを装備していました。
インターネットで70台の限定発売。

Pecorella(ペコレッラ)

出典: http://www.fiat-auto.co.jp/limited/pecorella/
Pecorellaはイタリア語で「子羊」の意味です。“Poltrona Frau”のブラウンカラー本革シート、15インチアルミホイールを装備していました。

Crerma Caffe(クレマ カフェ)

出典: http://www.fiat-auto.co.jp/limited/cremacaffe/
ニューエイジクリームのボディカラーとベージュ/グレーの内装を採用しています。クローム仕上げキット(サイドウインドーボトムライン、エキゾーストパイプフィニッシャー、アクセントライン付バンパー)、500ロゴ入りサイドプロテクションモールディング、15インチアルミホイールを装備していました。
通常20万高の価格を10万高で抑えたモデル。

GO&FUN(ゴー&ファン)

出典: http://www.fiat-auto.co.jp/limited/goandfun/
イタリアのエナジードリンクブランドである“GO&FUN”とコラボレーションしたモデルで、外装のリアハッチと車内のセンターコンソールに500とGO&FUNのダブルネームオリジナルエンブレムを装着していました。

Mimosa(ミモザ)

出典: http://www.fiat-auto.co.jp/limited/mimosa/
ミモザのフラグレンスとオリジナルエンブレムを装備していました。
ベースモデルよりも税込で約25万円安になっていて40台の限定。

Essenza(エッセンツァ)

出典: http://edogawa.fgaj-dealer.jp/fiat/product/
赤のアクセントが入った“Poltrona Frau”のブラック本革シート、ボディカラーに特別色のグレーを採用しました。
こちらは100台の限定。

Mentorzata(メントルザータ)

出典: http://www.fiat-auto.co.jp/limited/mentorzata/
名前の由来は、イタリアで飲まれているミントとアーモンドミルク味のシロップフレーバーの甘く冷たいドリンクからとられました。ミントグリーンのボディに“Poltrona Frau”のブラウン本革シートと15インチアルミホイールを装備しました。
500が150台、500Cが90台の計240台限定。

Perla(ペルラ)

出典: http://www.fiat-auto.co.jp/limited/perla/
真珠を思わせる三層仕上げパールペイントに“Poltrona Frau”の本革シート、TFTメータークラスター、クロームミラーカバー、リアプライバシーガラス、16インチアルミホイールが装備しました。
100台の限定。

TettoRosso(テットロッソ)

出典: http://www.fiat-auto.co.jp/limited/tettorosso/
通常設定が無いグレーのボディカラーに赤のソフトトップを組み合わせたモデルです。
50台の限定。

Gialla(ジァッラ)

出典: http://www.fiat-auto.co.jp/limited/giallovaniglia/
カントリーポリタンイエローのボディカラーに15インチアルミホイールを装備しました。
500が160台、500Cが90台の計250台限定。

ABARTH695Biposto(アバルト695ビポスト)

出典: http://www.goauto.com.au/mellor/mellor.nsf/story2/9D88222BBF3ED668CA257E03001578FB
初代ABARTH695誕生から50周年を記念して登場した新モデルです。ブランド創始者カルロ・アバルト氏のSunday on the track, Monday at the office(日曜日はサーキットへ、月曜日はオフィスへ)を具現化し、“Abarth 695 Assetto Corse”の公道版という位置づけです。
フルスペック仕様では、レース用のドグリングトランスミッションを公道仕様車として世界で初めて採用しました。AIM製データロガーMXL2、Sabelt製4点式シートベルトも装備されていて、即座にサーキット走行にも対応できます。
フロントレーシングインタークーラー、BMC製カーボンエアクリーナーボックス、Akrapovic製デュアルステージエキゾーストシステム、OZRacing製軽量18インチアルミホイール、アルミエンジンフード等の採用で、レースに必要な軽量化とハイパフォーマンスを兼ね備えています。

SuperPopTopo(スーパポップ・トポ)

出典: http://fiat-m.jp/sp/limited/superpoptopo/
前年発売された“Super Pop”シリーズ同様標準モデルよりも20万以上安い価格設定になっていました。
ブルーヴォラーレが100台、ボサノバホワイトが200台の計300台限定。
名前の由来は、Fiat公式キャラクターコンテストで優勝・公式キャラクターに認定された“TOPO FIAT(トポ フィアット)”の誕生を記念したものです。

Vintage(ヴィンテージ)

出典: http://www.fiat-auto.co.jp/limited/vintage/
第85回ジュネーブモーターショーにてお披露目された“NUOVA 500”へのオマージュモデルです。
フロント/リアカバー、アルミホイールカバー、ステアリングにはヴィンテージタイプのFIATエンブレムを装飾。ミラーカバー、ルーフとアンテナ、インストルメントパネルは白でコーディネートされています。
アルミホイールも専用デザインとなり、ブラウン/アイボリーの“Poltrona Frau”製のレザーシートを装備していました。
カラーはブルーヴォラーレ/ホワイト(ルーフ)のみ、120台限定。

SuperPopAuguri!(アウグーリ)

出典: http://www.fiat-auto.co.jp/limited/superpopauguri/
名前の由来はイタリア語で“おめでとう!”。
カラーはパソドブレレッドとボサノバ ホワイトで各100台の限定でした。
前者のパソドブレレッドは、これまでのSuperPopシリーズには設定が無かったカラーです。1.2Popをベースに、ビンテージスタイルホイールカバーキットを装備しながら、価格を179万円に設定していました。

特別カラーの限定車たち

他にも特別色をまとった限定車がたくさんあります。
GUACAMOLE(ワカモレ):アボガドソースの色を再現したワカモレグリーンの内外装
AZZURRA(アッズーラ):サッカーイタリア代表と同じ“ブルーヴォラーレ”の外装
BI COLORE(ビ コローレ):赤×白の内外装
VESUVIO(ヴェスヴィオ):ベスビオ火山をイメージした灰色の外装
FIORE ROSA(フィオーレ・ローザ):淡いピンク色の外装
GELATO(ジェラート):バニライエローの外装にアイボリー/チョコレート色の内装

などなど。

乗って見ましょう

私はデビューしてすぐの1.4Lマルチエアエンジンにしか試乗したことがありませんので、その時の印象を書きますね。
なによりも驚いたのは、じつにしっかりつくられていることです。
見た目から、ついちゃちなつくりのように感じてしまいますが、ちゃんと本気でつくったんですね。凄いです。言い換えればこのサイズ、このクラスの車を、ここまで作り込んでいることに驚きました。
ボディの剛性や内外のしつらえも安っぽさはありませんし、シートやドアトリムなどは高級車の仕立てのようです。
走り出してもガタピシと異音がするでもなく、とにかく小さくて軽い車ですから、十分過ぎるパワーでしたね。グイグイと前へ出て行く印象です。
各スイッチ類の配置などもよく考えられていて操作性は文句なしですし、メーターの視認性や操舵性も十分に合格点です。大きさのせいでしょうか、エアコンの効きがとても良かったのを憶えています。

ひとつケチを付けるなら、トランスミッションでしょうか。
私はこのシングルクラッチのオートマチックシフトシステムに乗り慣れていますのでそんなに嫌いではないのですが、やはりほとんどの方が受け入れがたい印象ではないでしょうか。
フィアットはツインクラッチバージョンも持っていますから、ぜひこちらを採用して欲しいものです。

気になるなら試乗しましょう

日本各地のフィアットディーラーで試乗できますから、ぜひ乗って見てください。

FIAT 500 (チンクエチェント) |コンパクトカー|FIAT
心を奪われるクルマ。見つめたくなるクルマ。コンパクトカー FIAT 500 (チンクエチェント)。「500 Pop」と「500 Lounge」2つのスペックからお選びいただけます。メーカー希望小売価格、主要諸元、主要装備のご紹介。

メンテナンスなど 故障・カスタムパーツetc

やはり輸入車となると、維持費が気になりますよね。デビューと同時くらいにメカニックを引退しましたので、じっさいのところフィアット500の整備をしたことはありません。
でも、“新しいチンクは良く壊れる”とか、“あそこが弱いんだよねぇ”なんて話を聞いたことがありません。
そして、売れている車には、たくさんのアフターパーツが用意されているのです。
どんなパーツがあるのかと探すのがひと苦労ですが…

オーナーのブログを覗いてみる

やはり実際のオーナーさんの言葉を聞いてみるのがいちばんですね。
たくさんのオーナーさんが、ブログやSNSでフィアット500との生活を見せてくれています。きっと“見て見て”というスタンスのはずですから、遠慮無く覗いてしまいましょう。

オーナーズクラブを探す

なにしろ人気車種ですから、各地にオーナーズクラブがあります。ミーティングやオフ会情報を仕入れて、参加してみるのも良いでしょう。
オーナー候補なら、大歓迎してくれるはずです。

価格・中古相場など

もうひとつ気になるのはお値段ですよね。お財布事情にあわなければ手に入れられませんから。

新車価格

500 1.2 POP:1,9980,000円(税込)
500 TwinAir POP:2,289,600円(税込)
500 TwinAir Lounge:2,592,000円(税込)
500S:2,311,200円(税込)
500C 1.2 POP:2,527,200円(税込)
500C TwinAir Lounge:2,797,200円(税込)

となっています。
TwinAirモデルは、減税対象車です。

中古車を探す

新型がデビューしたところですが、デザインの好みが分かれるところですね。
“前の顔の方が好きだなぁ”なんて思っているかたは、中古車で探してみましょう。
某中古車サイトを覗いてみましょうか。

フィアット500の中古車情報(1-30件を表示 ) | Goo-net中古車検索
全国の中古車情報(1〜30件)はGoo-net(グーネット)。価格・年式・走行距離からご希望の車を検索できます。中古車物件情報が30万台!()の中古車検索なら日本最大級の中古車情報サイトGoo-net! 493台もありました。と思いきやNUOVA500が7台いました!
初期のマルチエアエンジンのポップが64万円ですね。8年落ちとはいえ、新車価格の半分以下ですからなかなかおお買い得ではないですか!
2015年8月登録の1.2POP走行2,000kmは試乗車でしょうか。150万円はお値打ちですね。
新型が入ってくる時期ですから、前期モデルの新車の在庫があれば、値交渉のチャンスかもしれません。

アバルトモデルが無い! と思ったら、カテゴリが違いました。

アバルトの中古車情報(1-30件を表示 ) | Goo-net中古車検索
全国の中古車情報(1〜30件)はGoo-net(グーネット)。価格・年式・走行距離からご希望の車を検索できます。中古車物件情報が30万台!()の中古車検索なら日本最大級の中古車情報サイトGoo-net! ありましたありました。
限定車なのに193台もありました。
2010年4月登録、走行4.6万キロのアバルト500で155万円が最安ですね。
新車価格から考えれば半分程度です。
エッセ・エッセ、595ツーリズモ、コンペティツォーネは、混在しながら年式とともに200万円~350万円と幅がありますね。
695トリブートフェラーリ、695エディツィオーネマセラティ、595アニバーサリーが450万円前後で、695ビポストは700万円越え…

色もスペックもよりどりみどりですので、お財布事情に合わせて選べそうです。

まとめ

私はNUOVA500の方が馴染みが深かったので、今のフィアット500がデビューしたときは“ふ~ん”って思っていました。でも、NUOVA500をご存じない世代の方が多いですから、素直に“かわいい”や“かっこいい”と受け入れられたのでしょうね。
思えばニュービートルも、ニューミニも、光岡のビュートだって同じです。
先代を知っているから“なんだか違う”感を持ってしまいますが、そうでなければ新しい車として向き合えますから、ここまでヒットしているのでしょう。
実際に乗ってもとても良い車だと思います。
まずは触れてみることです。迷ってないで試乗してみましょう!