【急がば回れ】スピード違反の「?」を解決します!【反則金、罰金、裁判、免許停止&取り消し、取り締まり…etc.】

楽しくドライブをしていたら急に警察官が出てきて…なんてこと経験のある人もいるのではないでしょうか。自分では出していないつもりでも、ついついスピードオーバー。そんなことにならないための対策と、検挙されてしまったあと同じことにならないような手立てまでご紹介します。

スピード違反の定義っていったい何?

クルマを運転するときはスピードが出すぎていないかをチェックしながら走るものです。なぜならあまりにも出すぎていると「スピード違反」で捕まってしまうからです。では、そのスピード違反の定義とはいったい何のでしょうか。

スピード違反とは、道路交通法等の法令に定められた最高速度を超えるスピードを出してしまったときの違反のことで、正式には「速度超過違反」といいます。スピード違反について、道路交通法にはこう書かれています。

(最高速度)
第22条 車両は、道路標識等によりその最高速度が指定されている道路においてはその最高速度を、その他の道路においては政令で定める最高速度をこえる速度で進行してはならない。

つまり、設定されている最高速度以上のスピードを出している車は違反ですよー。といっているんですね。しかし、暗黙の了解で+10km/h以内は取り締まることはないようです(ケースバイケースなので必ずではありませんのであしからず)。そして、基本的に設定されている最高速度は、一般道が60㎞/h・高速道路が100㎞/hとなっています。しかし、それぞれの道路や場所で速度制限がある場合はその制限に従わなければなりません。

最高速度を超えれば取り締まられる。その逆の最低速度も取り締まられるの?

出典: http://menkyo-web.com/hyoshiki/kisei28.html
スピードを出しすぎて取り締まられるのは理解できるけど、最低速度の設定があるところってどうなの? と思う方も多いのではないでしょうか。実は、最低速度設定のあるところは最低速度に乗っていないと取り締まりの対象となります。これも道路交通法に明文化されています。

第23条(最低速度)
自動車は、道路標識等によりその最低速度が指定されている道路(第75条の4に規定する高速自動車国道の本線車道を除く。)においては、法令の規定により速度を減ずる場合及び危険を防止するためやむを得ない場合を除き、その最低速度に達しない速度で進行してはならない。

つまり、最低速度が40km/hの道路だったら、40km/h以上は出していないと警察官がやってきて切符を切られることもあるので、こちらも十分な注意が必要です。



スピード違反による反則金と点数はどのくらいなんでしょう。

スピード違反ってどのくらいの反則金と点数なんだろう? と疑問に思うことありますよね。そんな疑問をスパッと解決してみましょう。ちなみに「罰金」ではなく「反則金」です。「罰金」は各法に触れ裁判所から支払うように命じられるお金のことを指し、「反則金」は裁判所まではいかないが今後を戒めるために徴収するお金、と理解いただければいいと思います。

スピード違反の反則金と点数一覧。~高速道路編~

※イメージ画像 下記に、超過速度 点数 反則金 の順番で書いていきます。なお、この詳細は普通車となっています。一般道はこの後表記します。
15km/h未満 1 9,000円
15km/h以上20km/h未満 1 12,000円
20km/h以上25km/h未満 2 15,000円
25km/h以上30km/h未満 3 18,000円
30km/h以上35km/h未満 3 25,000円
35km/h以上40km/h未満 3 35,000円
40km/h以上50km/h未満 6 簡易裁判で罰金決定(赤切符)※7~8万円の反則金が通例
50km/h以上~ 12 簡易裁判で罰金決定(赤切符)※60km/h超過では、10万円にもなる場合もある。

スピード違反の反則金と点数一覧。~一般道編~

一般道の一覧を書きに表記します。並びは高速道路と同じです。

15km/h未満 1 9,000円
15km/h以上20km/h未満 1 12,000円
20km/h以上25km/h未満 2 15,000円
25km/h以上30km/h未満 3 18,000円
30km/h以上50km/h未満 6 簡易裁判で罰金決定(赤切符)※7~8万円の反則金が通例
50km/h以上~ 12 簡易裁判で罰金決定(赤切符)※60km/h超過では、10万円にもなる場合もある。

【番外編】免停とか免取って何点以上なの?

免停(免許停止)や免取(免許取り消し)という言葉をよく聞きますが、これはどこまで違反すれば該当するのでしょうか。
免許停止は6点以上・免許取り消しは15点以上となります。しかし、過去に免許停止処分や免距離消し処分を受けている人が違反をすると、前歴期間内であればそれ以下の点数で再び処分を受けることもあります。ちなみに、免許停止の前歴は3年間残り、免許取り消しは5年間残り、免許取り消しの前歴が残っていながら再び免許取り消し処分を受けると、欠格期間が2年延長されます。このようなことが起きないためにも安全運転を心がけましょう。

方法は多種多様!こんな取り締まりには要注意!

※イメージ画像 スピード違反の取り締まりといって思いつくのは「覆面」「ねずみ」「オービス」あたりではないでしょうか。実際この3つがスピード違反の取り締まりTOP3なんです。では、その方法についてご紹介します。



覆面パトカーとはどういうパトカーなのか。見破るポイントや車種を分析!

【覆面パトカーとは?】
覆面パトカーとは、覆面をしたパトカー…なわけがなく、一般車両と同じ車を使って何食わぬ顔で走っています。その覆面パトカーの横を追い抜いていく違反車両を見つけた途端、一気に加速して違反車両の後ろに付いて速度を測定し、速度超過と分かった途端パトランプを光らせ、路肩や安全な場所に止めて検挙する、ということを行う車です。覆面に気付かずにビューンと追い越してしまうと数秒後には赤い光がバックミラーに見えるはずです…。

【車種】
最も多いのがクラウンです。ゼロクラウンと呼ばれるタイプ以降のものです。色は、黒・白・シルバーの3色です。路線によって配備さている車両は異なりますが、クラウン以外だと、キザシ(スズキの高級車)、インプレッサWRX、レガシィツーリングワゴン、ベンツ(かなり古いモデル)などがあります。比率は圧倒的にクラウンが多いです。捕まえた後後部座席に乗せて切符を切るため、2シーターの覆面はかなり稀です。
極稀ですが、高速道路の交通機動隊によっては、ホンダNSXや日産スカイラインGT-Rなども配備されているようです。こんなのに追いかけられたら一発で諦めますね…。
高速での違反車両を追いかけて捕まえるという目的があることから、軽四はもちろん、ヴィッツやフィットなどのコンパクトカー、プリウスなどのハイブリッドカー、ステップワゴン等のミニバンは、覆面パトカーに採用されてはいないようです。

服装からナンバー・クルマの特徴まで。

【服装】
青い制服を着ていたら確定です。ただし今は制服を着てない場合もあるらしいので車種が判断基準になってきますね。

【ナンバー】
昔は8ナンバーだったのですが、今は普通に3ナンバーで走っていますので、これも正しい基準ではなくなっています。

【クルマの特徴】
基本的にリアガラスにはスモークが張ってあります。ですので、後ろから何人乗っているかを見分けるのは難しいです。着ている服の色もヘルメットの有無も分かりません。よく「助手席からも後ろが見えるようにバックミラーが2つ付いている」とか言われますが、今はばれないようにすることが最優先なのでそんなものはつけてません。
そして、いくら覆面パトカーであっても、制限速度を超えて走行する際には赤色灯をつけないといけないという決まりのため、普段は制限速度内で走っています。そして、違反車両を見つけたら急加速して後ろに付きます。急に出てきた車にぴったりつけられたら車線を変えて速度を落としたほうがいいですね。

覆面パトカーはどうやって見破ればいいのでしょうか。

【ネズミ取り】とはどういう取締り方法なのか。

見破り方は「それらしい車は追い抜くときにチラッと観察する」ということに限ります。チラッとなのでじーっと見てると危ないですから、チラッとです。もし、クラウン・2人乗車・青い制服・ヘルメット着用。こんな車は100%覆面です。

追い抜く際に確認するのは、車種・人数・服装の3点。抜いた後は、人数・後ろから追いかけてくるかどうか・抜く前と抜いた後の車の動きの違いといったところが最重要ポイントです。 クルマで走っていて、急に赤い旗が出てきて誘導された…。そんな経験がある方もいらっしゃるのではないでしょうか。そう、これこそがネズミ取りです。ネズミ取りとは、路上に速度測定器が設置してあり、そのポイントで速度違反が発覚するとその先の駐車誘導エリア(取り締まり現場)に連絡し検挙するという方法です。このネズミり捕りは大変シビアで取り締まり対象速度は制限速度15km/h超過からが一般的です。とにかく速度取り締まりの中で最も気をつけなければいけないのがネズミ取りです。
ネズミ取りには3種類の方法があります。簡単に説明していきます。

「継続発射型レーダー取り締まり」日本で一番多く使われているネズミ取りの代表格。

※イメージ画像 日本国内のレーダー式取り締まりはすべて同じ周波数帯域(Xバンド)が用いられます。従ってXバンド受信可能な市販のレーダー探知機であれば事前に電波をキャッチすることが可能です。しかも継続発射型のレーダー取り締まりの場合は常に電波を発射しつづけるためにかなり遠い場所からでも事前検知することが可能です。今の取り締まりはこの「継続発射型レーダー」が一番多く使われているようです。

「ステルス型レーダー取り締まり」市販のレーダーには感知されにくい電波を飛ばします。

※イメージ画像 継続発射型と同様に本方式も電波(Xバンド)を用いて速度を測定します。なので、市販のレーダー探知機でも検知することが可能です。しかし先に紹介した「継続発射型レーダー取り締まり」との大きな違いは、走行車両が測定ポイント近郊を通過したとき「だけ」電波を発射するいわゆる”狙い撃ち方式”となっているところです。そのため測定ポイントに車が通過しない限り測定電波は全く発射されないのです。この技術は本当にすごいですよね。

「光電管取り締まり」反射板や赤いパイロンが置いてあったら要注意。

送受光器から対面する反射板間をレーザー光で送信し、2点間の通過時間によって速度を計測する方式となります。送受光器と反射板が設置してあるところには赤いパイロンも設置してあります。それぞれが道路の対面側に設置することから中央分離帯がある道路のみで設置されます。ただし、一部の地域で中央分離帯がない道路でも中央線上に反射板を設置する場合もあります。この「光電管取り締まり」はXバンドを使わないため、レーダー受信機で反応しないのです。しかし、警察無線を受信する機能のある受信機なら事前に心構えができますね。

オービスにはどのような種類があるのでしょう。

オービスとは、規定の速度制限道路上にて大幅に超過して走行する車両に対し、無人で該当車両の速度測定とその車のナンバーブレート及び運転者の顔を鮮明に撮影する装置のこと いいます。この写真はかなり鮮明で、後日警察に呼び出されしらばっくれようとした人が、その「鮮明な写真」を見せられ口が開きっぱなしになったという話まであるくらいです。そのオービスには様々な種類が存在しています。種類についてはこれから解説します。しかし、オービスはほとんどが「事前警告版」が出ています。この標識が出ているときは100いや1,000%オービスがあります。親切に教えてくれているのにそのまま速度超過の状態で走るのは危険ですので、ここだけはご注意ください。

今はあまり使われていない「ループコイル式」

道路の中にループコイルが埋められており、その上を通過する車の磁界によって速度を測定しその規定の速度超過した車に対して検挙するオービスです。これは電波を使っていないので、レーダー探知機に反応しません。対策としては予告看板を逃さずチェックすることと、その設置場所を予め覚えておくしかありません。しかし、現在ではこの後紹介する「新Hシステム」や「LHシステム」に移行が進んでおり、消えつつある方式ですがまだ残っていますので十分ご注意ください。

「新Hシステム」事前警告版がある何とも親切なシステム。

測定方式はレーダーを利用して測定していますが、従来のレーダー式と決定的な違いが2つあり、その1つ目が【速度測定するためのレーダー波に継続性がなく断続波であるために従来の電波発射パワーと比較して電波受信が困難である】ということです。わかりやすくいうと、ずーっとレーダーが発射されているわけではないので、レーダー探知機では受信しづらいということです。
2つ目は撮影方式がデジタルカメラによる撮影であり、その撮影された写真データは即座に最寄の警察へATM回線データ転送される仕組みとなっているということです。従って昔のようにフィルム切れということは一切なく撮影された場合は、早々に警察からの召喚状が届きます。見分け方はオービスの中で最も簡単でクリーム色の四角形の左右にカメラが付いているということが大きな特徴です。

そしてなにより、「速度警告版」が必ずあるので、事前に速度超過をしていると【○○kmオーバー】と教えてくれます。このときは【必ず】速度を落としましょう。

固定式オービスでは最強の「LHシステム」

この取り締まり機は最近一気に数が増え始めた固定式オービスの最強兵器です。先に紹介した「新Hシステム」同様にCCDカメラによる、デジタルカメラのATM回線伝送方式に加え、このシステムはレーダー式ではなくループコイルによる測定方法 となっています。
そして、こちらのオービスも例外なく事前警告看板が設置されています。「この道路は速度取締強化路線です」という青い看板を見たらその先には確実にLHシステムが待ち構えています。看板を見たら即座にスピードを落としましょう。 【ピカッと光る怖いヤツ…】ドライバー必見「オービス」徹底解剖!【設置場所、種類、光り方、速度、通知】|GOIN[ゴーイン]
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オービスの通知が来たらどうすればいい?

※イメージ画像

○○様名義の普通乗用自動車××番が○年○月○日○時○分頃、△△道路でスピード違反をしたことについて、お尋ねしたいことがありますので出頭してください。運転していたのがあなたでない場合は、運転していた者を出頭させてください。

出典:

www.kuruma-sateim.com
速度超過をしてオービスで撮られると、上記のような召喚状が届きます。これが届いたら、あきらめて警察に出頭してください。文章にもあるように運転者が出頭します。「俺じゃない! 私じゃない!」と駄々をこねても、オービスが撮影した写真を見ると誰もが黙ってしまうくらい鮮明です。ここはひとつ今後は気を付けるため、戒めの意味も込めて素直に出頭しましょう。

まとめ

※イメージ画像 スピード違反に関する事柄について紹介しました。スピードを出しすぎなければこのような心配をしなくてもいいのですが、ついついアクセルを踏んでしまうこともありますよね。そんなときはここに書いてある取り締まり取締り方法に気を付けてもらえるといいのではないでしょうか。ですが、スピードの出しすぎはダメです。まずは基本を守って安全運転でいきましょう! 【ドライバーの死活問題!?】「免停」ってNANDA?【講習、期間、通知、取り消し、点数など】|GOIN[ゴーイン]
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